閃光ライオット

2009年08月06日

(4)閃光2009が、刻んだ“傷と誇り”―福岡の日 from 海賊

福岡会場のトップバッターは年齢詐称疑惑も巻き起こりそうなほど、色気に満ちた
17歳バンド「airbag」。声も音も、ボーカルの久貝クンも、とにかく艶っぽく
色っぽいぜ!沖縄の国際派ロックメンバーズ!オリジナル楽曲を量産した暁には
もう一度絶対会おう。/沖縄の琉球ザムライは続く。「K-FLAT.S3G」。背をったモノは
何なのだろう。音の奥に潜む、鬼気迫る気迫。たった1曲で3次ライブに挑んだ潔さと
自信。その気概をこれからも忘れず進んでくれ!光の速さで。/そして沖縄3組目、
前の2組とは違う側面、太陽と海の沖縄サウンド。島で生まれ、島で生きて来た
彼しか歌えない雄大な笑顔の歌。「平良しげゆキング」。今でも耳をすませば、
キミの声と波の音が耳に浮かぶよ。大きな空の下、またキミだけの歌を
聴かせて欲しい。/そして、SOLスタッフの鼻歌ランキング第1位だったのが
「石丸啓希」。彼のようなヒトを、“シンガーソングライター”と呼ぶのだろう。
「イイ曲だなあ!」と、満場一致でうならせるそのソング・ライティングのセンスは
最後の最後までファイナリストの当確線上にいた事が裏付ける。
そのクリスタルの心よ!曇ることなかれ!断言するよ。キミの歌は本当に素晴らしい。
後は、“強さと覚悟”だ。/対照的に、“覚悟”のカタマリ、唯我独尊!
我が道を行く荒野の4人衆「Droog」。彼等がたまたま耳にした
スクール・オブ・ロック!から“閃光ライオット”に参戦してくれた事が
シビレるほど嬉しい事実。超絶にカッコイイぜ!ドルーグ!すべてを捨てよ!
そして、いざ、サラバ!お互い生き残ったら、またあの丘の上で再開しよう!
ぶっちゃけると、彼女もファイナリストの当確線上にいた1人。
「チャノ子」。難病を乗り越えた、その努力の代償に、神様から“奇才”という
才能をもらった文字通り“アーティスト”。♪サティーだけじゃない。
アンデルセンの歌も、夏の歌も、まるで音が飛び出す絵本! ジブリ映画の
サントラになる日は近い! 最近よく車で、夕暮れ時に、あの“夏の歌”を聴いてるよ。
いつかミンナにも聴かせたい。ホントに名曲なんだ。
/「目標は?」と訪ねられ、「U2!」と言ってのけた、愛すべき身の程知らず!(笑)
「ミジンコファイターズ」。自分達も言ってたね。“ミジンコのように小さいくせに、
戦い続けるヤツらでありたい”と。その通りさ。大成したヤツらは、ほぼ全員、
愛すべき身の程知らずさ! 戦い続けてくれ。/「HELENA」。鹿児島の大地は、
彼女達のようなスケール感を育てるのだろうか。骨太なロックを叩きつけてくれた
3人のガールズロッカーに敬礼!/福岡会場を沸かせに沸かせたのは、“ツンデレ”を
こよなく愛するバンド「スコティッシュフォールド」。MCも“ツンデレの素晴らしさ”、
最後のインタビューも“ツンデレの素晴らしさ”! そのくせ、ラストに歌ったバラードは、
驚くほど切なく甘い名曲と来たもんだ。
オマエらこそ素晴らしき“ツンデレ”バンドだっちゅーの!(笑) 
そのギャップこそ、キミらの魅力さ。早く新作を聴かせてくれ!

そして僕らは「Noel」に
会えた。キミタチに会えた事は、“閃光ライオット”にとってとても大きかった。
辛く、孤独だった過去。その時にキミのマワリに浮かんでいた電波が
スクール・オブ・ロック!。 何度も救われたと言ってくれたキミは、
そこから音楽に出会った。そして“閃光ライオット”に出会った。
そして、あの日、キミは“あの場所”に辿り着いた。
山崎君が番組に届けてくれた言葉。

『今日の放送聞かせていただきました。まずは、この言葉を言わせてください。
ありがとうございました。ラジオという、電波状況が悪ければ何も聞こえない
小さな機械が、今、僕らに繋がりを与えてくれました。ずっとずっとずっとずっと、
会いたかったんです。ラジオの前の皆さんに。
SCHOOL OF LOCK!を必要としているみなさんに。
聞くことで心の安らぎを得ることができるみなさんに。
辛いことがあっても、あきらめずに、今まで心だけで繋がってたみなさんに。
やっと会えた。音楽を通して、やっとみんなの元に行くことができた。』

キミは、音楽という親友を得たんだ。そいつは絶対に裏切らない。
これからもずっとね。
またいつか、必ず会おう。余談だけど、不謹慎と知りつつ告白すると
“閃光男子スタッフ”は、みんな、フルートの安田さんのファンでしたとさ!
その名も“閃光ライオットお嫁さんにしたい候補ナンバー1”(笑) 「Noel」が放って
くれたプリズムの輝きを、決して忘れる事はないだろう。本当に有り難う。

投稿者 toukousya:21:46