閃光ライオット

2014年08月31日

10組目...東京都「突然少年」!!

閃光ライオット2014ファイナル。
最後の演奏をしてくれたのは・・・突然少年!!

呼びこまれた瞬間から、会場中がざわめきだす。
「お前らを見に来たんだ!」
そんな歓声にも聞こえてきそうなほど、場の空気が変わった。


ファイナルまで進んだアーティストは大体大きくみえる。

それは「ファイナルまで進んだ」事実からなのか・・・。
それは「ファイナルまで進んだ」自信からなのか・・・。

もしかしたらその両方のおかげかもしれない。

しかし突然少年が登場した時、彼らは今までと変わらず等身大だったように思う。

例えばこれが学校の文化祭でも、ファイナルでも、彼らはライブで伝えられる精一杯のメッセージを考えていた。

「なんでこんなに出来ないんだろう・・・。そう思ってる人がきっとこの中にもいると思います。僕がそうだから。」
何かに負けて、負け続けて、それでも、それだからバンドを組んで話を聴いてもらえる喜びを知っているんだと思う。

見た目からは想像もつかないROCKを奏でて彼らはファイナルの最後を走り始める。

今まで必死に声を枯らして応援していた観客も、突然少年に呼応するように動きはじめた。
手をたたき、声を上げ、精一杯のメッセージを突然少年に送ろうと最後の力を振り絞っていた。

突然少年が伝えたいこと。
「毎日生きてると辛いことがどうしても起きる。でもそしたらここにきて一緒に泣こうよ。それだけでいいから。」ということ。

衝動にまかせて音をかき鳴らす。

全員で声をあげて歌う、ただそれだけで心が軽くなる気がした。
このままずっと続けばいいのに。

しかし終わりは確実にやってくる。
ライブが終わって・・・突然少年が全てを出し切った時、会場からは割れんばかりの拍手が鳴り響いていた。

そして校長の目には涙が滲んでいた。

どこまでもまっすぐで、どこまでも等身大な彼らの音楽はきっとまだまだ続く。

苦しい時、楽しい時、また彼らの音楽を聞きたいとそう思った。

M1.
M2.さようなら IN MY DANCE
M3.いつかの日

☆ラブ川ジュニア☆

投稿者 toukousya:20:19