2010年07月21日
校長のとーやまです。
初めて補助輪無しで自転車に乗れた瞬間。
当たりは良くなかったけど試合で初めてヒットが打てた感触。
初めてアンプをONにして、手順なんてわからないからその後に恐々シールドぶっ差して、ギュンッ、って音とジーッっていうノイズに更に心拍数は高まって、なに?MIDDLE?GAIN?よくわかんね、いーやもういったれ!精神で予め覚えていたAのコードでギターを掻き鳴らした時の衝撃。
あの時の感覚を、31歳にしてまた感じています。
それも何度も、何度も。
強くて、前のめりで、蒼くて、繊細で、ヒリヒリしていて、鋭角で、加速力があって、メラメラしていて、上昇力があって、それらが1つの大きな塊となって、8月1日、東京ビックサイト野外特設ステージに現れます。
閃光ライオット2010、ファイナルステージに進む事になった計15組。
限られた人数しか立つ事の許されないそこには、見た事のない景色が360°に拡がっているはず。
そこからどこにでも行けるし、何にでも活かせるし、何よりちょっと羨ましい。
だって、生きていて1万人の前で自分の創ったものを表現できるってそうないことですもの。
僕が言うまでもなくとにもかくにも、弦が切れようが、スピーカーが壊れようが、声が出なくなろうが、ぶちかますのみ。
そう、ぶちかますのみ!
僕らを吹っ飛ばして空をぶち破りやがれ!!
ファイナルステージに進めなかった皆。
7月7日、8日のファイナルリスト発表スペシャルの生放送教室終了後、改めて目をつむって皆の事を考えてみました。
とても悔しかったです。
進出した15組を祝福する気持ちと背中合わせに同じ大きさで、進めなかった皆の悔しさが僕の中にありました。
生半可な気持ちはそこにはなかったし、全身全霊で闘っていたし、僕はそれを目の当たりにしたし。
何より本当に光っていた。
僕はビックリしたんですよ、本当にキラキラしていたから。
その光は、何も8月1日だけのものではなくて、今日だって、今この瞬間だって放てるわけで。
音楽だって、部活だって、勉強だって、恋愛だって、仕事だって、何にだって放てるわけで。
あんだけまばゆかったんだから、これからも放たないともったいない。
その光を必要としている奴だって世の中にたくさんいる。
自分のために、誰かのために。
頼むよ。
君達の事、ちょっとやそっとの事じゃ忘れんぞ。
ここまで書いて、僕は確信しましたよ。
これはもう、絶対に。
『閃光ライオット』とは、参加した全アーティスト、東京ビックサイトに足を運んでくれる皆、そしてSCHOOL OF LOCKの全生徒、皆のもんだ。
閃光ライオットで待ってる!!
あ、あと皆でU.F.O.食べよーねー。
SCHOOL OF LOCK!
とーやま校長より
投稿者 toukousya:01:42