2008年07月22日
閃光ライオット出場者決定SPの前に…。
みなさん、こんにちは。
SCHOOL OF LOCK! 閃光ライオット担当のあっきーです。
閃光ライオットの出場者が決まりました。
まだ、出場が決定している人たちにも通達していません。
発表は、7月23日(水)と24日(木)の2日間にわけて、
SCHOOL OF LOCK!の放送で行うことにしました。
※ 聴取できないエリアに住んでいる人は、同時にウェブで発表するので
チェックしてね。
か・な・り、もめました。
3次審査の大阪大会が終わった後も、夜中にずっと話し合っていて。
でも、見事に意見が分かれてしまい…
東京に戻って数日間かけて審議して、ようやく決定しました。
だけど、自分で出した結果にもかかわらず、なにか心の中でモヤモヤしたものがあって。
それはどのアーティストにも出場してもらいたい、というキモチからなんだけど。
で、このモヤッとしたキモチをどこにぶつければいいのか分からず、
とりあえず、整理しないまま、このブログに書きます。
長文になると思うけれど、読んでくれたらうれしいです。
私はTOKYO FMに入社して、いろんな仕事を経て
SCHOOL OF LOCK!という番組に出会いました。
番組がスタートした当初、雲をつかむような感覚で
自分がここで何をしたらいいのかがよく分からず、
10代の心の叫びを、掲示板やメールで感じながら
それに背中を押されるように、ただ、ただ、目の前の仕事をこなしてきた気がします。
伝えたいことはたくさんあるけれど、うまく伝えられない。
言葉にしたいけれど、できない。
手につかんだ「何か」はあるけれど、それが目に見えない。
もっともっとやりたい。だけど、自信がない。
こんな世の中を変えたい。だけど、どうやって?
そんな感覚の連続で、もどかしさを抱えながら番組をつくってきました。
大人だって、子供だって変わらない。
日々悩み、葛藤して、それでも前に進まなきゃいけないから
遅れをとらないように、必死にやってるだけ。
だけど、ちょうど1年前。
そう、未来の鍵を握る学校「SCHOOL OF LOCK!」のモデル部から
愛知県のなおくん(当時17歳)がアミューズオーディションに挑戦しているとき、
次は “音楽”のオーディションをやろう!しかも10代限定の!
…そんな話が持ち上がりました。
(※なおくんは、アミューズに所属して、俳優への道を進んでいます)
でも、優勝したらメジャーデビューできますとか、
そういうありきたりなフォーマットに全然ピンと来なくて。
みんなで何度も何度も話し合ったんです。
SCHOOL OF LOCK!世代のみんなが持っている感覚ってどんなだろう?
本当にデビューがゴールなの?
お金が欲しいから音楽やるの?
そうじゃない。やりたいからやるだけ。
心の奥底から突き動かされる衝動がすべての始まりで。
自分が感じていることを音にのせて叫びたい、
きっとそれが原点だろうって。
だったら、デビューできますとか、そういう大人がつくったゴールじゃなくて、
「その想いを一瞬の強い光にかえて爆発・放出させる場」を提供したいな、と。
しかも、真夏の太陽の下、野外のデッカいステージで。
いま、日本は夏フェスと言われる音楽イベントが山ほどあるけれど、
10代アーティストたちだけの夏フェスなんて聞いたことないし
会場はくそデカくて、入場無料。これ、かなり無謀。
だけど、誰もやったことがないからこそ、やってみたい。
ここから日本の未来の音楽シーンを背負って立つ、“未来の才能”が誕生したら…
そんなことをイメージしながら、閃光ライオットの構想を練ったんです。
そして、2008年1〜3月。
音源を募集してから、来るわ、来るわ、デモテープが約5000!
正直、こんなに集まると思わなかった…恐るべし。
SCHOOL OF LOCK!の職員と、そしてSonyMusicのスタッフがぜーんぶチェックして。
で、2次審査と称し、約600組のアーティストを全国のスタジオに来てもらい、
さらに3次審査と称して、約60組のアーティストに
全国4箇所のライブハウスで、お客さんを前にして実際にライブをしてもらって。
こんなにレベルが高いと思わなかった…(失礼!)
みんなそれぞれに才能があって。ほんっっっとに、素晴らしいなと思いました。
そして、うらやましいなと、嫉妬もしました。
圧倒的な歌唱力を持っている人、リズム感が素晴らしい人、
独自の世界観を持って印象的な歌詞を書ける人、
一度きいたら口ずさめるくらいのメロディをかける人、
耳がよくて、サウンドセンス、アレンジセンスが素晴らしい人、
パフォーマンス力・ステージ力のある人…
もう、いろいろです。
だけど、物理的に全員は出場できないので、選ばなければならず…。
最終審査になって悩みに悩んで、
そして、最終的にはやっぱりコレしかない、と思いました。
それは、「伝えたい!」というキモチが誰よりも強く、
オーディエンスにちゃんと届けられる人。
そして、8月10日、一瞬の閃光を放ち、持っている力を爆発、放出できる人。
いろんな審査員がいるので、選考理由は様々だけど
少なくとも、私はこの原点に立ち戻り、
「閃光ライオット」と名付けた時のことを思って、選ばせてもらいました。
SCHOOL OF LOCK!も授業の最初に
「起立、礼、叫べー!!」って毎日言ってるけど
いまやっとその意味を理解できた気がします。(←職員なのに、おい!)
心の底から「叫んで」ないと、やっぱり。
最初のほうで書いたけど、
私も閃光ライオットをやるまで、ずーっと悶々とした日々を送ってきました。
だけど、挑戦者たちが、審査会場で“閃光ライオット”している姿をみて
「コレだ!」と思いました。
どこからともなくとつぜん彗星が飛んできて、頭の中で爆発!
そして何かが誕生した……そのくらいの衝撃と感動です。
(大阪大会では、パワーをもろにくらって
貧血おこしてぶっ倒れたからね、私…w)
私がそうだったように、
このライブを観た人は、絶対に何かが変わると信じています。
だから、絶対に!8月10日の東京ビッグサイトまで来て欲しい。
そして、閃光ライオットを成功させ、
来年も絶対に開催したいと思っています。
最後に、デモテープを送ってくれたみんな、
閃光ライオットを応援してくれたリスナーのみんな、
まじで、感謝、感謝、感謝です。
できたら8月10日、いっしょに騒ぎましょう。
お金ないよ〜って人、
是非ボランティアスタッフに応募してみてください。
どうしても観てもらいたくて、オロナミンCさん協力のもと、
交通費支給のボランティアスタッフ募集企画を発射しましたので。
長文、読んでくれてありがとう。
がんばるどー!!
あっきー。
SCHOOL OF LOCK! 閃光ライオット担当のあっきーです。
閃光ライオットの出場者が決まりました。
まだ、出場が決定している人たちにも通達していません。
発表は、7月23日(水)と24日(木)の2日間にわけて、
SCHOOL OF LOCK!の放送で行うことにしました。
※ 聴取できないエリアに住んでいる人は、同時にウェブで発表するので
チェックしてね。
か・な・り、もめました。
3次審査の大阪大会が終わった後も、夜中にずっと話し合っていて。
でも、見事に意見が分かれてしまい…
東京に戻って数日間かけて審議して、ようやく決定しました。
だけど、自分で出した結果にもかかわらず、なにか心の中でモヤモヤしたものがあって。
それはどのアーティストにも出場してもらいたい、というキモチからなんだけど。
で、このモヤッとしたキモチをどこにぶつければいいのか分からず、
とりあえず、整理しないまま、このブログに書きます。
長文になると思うけれど、読んでくれたらうれしいです。
私はTOKYO FMに入社して、いろんな仕事を経て
SCHOOL OF LOCK!という番組に出会いました。
番組がスタートした当初、雲をつかむような感覚で
自分がここで何をしたらいいのかがよく分からず、
10代の心の叫びを、掲示板やメールで感じながら
それに背中を押されるように、ただ、ただ、目の前の仕事をこなしてきた気がします。
伝えたいことはたくさんあるけれど、うまく伝えられない。
言葉にしたいけれど、できない。
手につかんだ「何か」はあるけれど、それが目に見えない。
もっともっとやりたい。だけど、自信がない。
こんな世の中を変えたい。だけど、どうやって?
そんな感覚の連続で、もどかしさを抱えながら番組をつくってきました。
大人だって、子供だって変わらない。
日々悩み、葛藤して、それでも前に進まなきゃいけないから
遅れをとらないように、必死にやってるだけ。
だけど、ちょうど1年前。
そう、未来の鍵を握る学校「SCHOOL OF LOCK!」のモデル部から
愛知県のなおくん(当時17歳)がアミューズオーディションに挑戦しているとき、
次は “音楽”のオーディションをやろう!しかも10代限定の!
…そんな話が持ち上がりました。
(※なおくんは、アミューズに所属して、俳優への道を進んでいます)
でも、優勝したらメジャーデビューできますとか、
そういうありきたりなフォーマットに全然ピンと来なくて。
みんなで何度も何度も話し合ったんです。
SCHOOL OF LOCK!世代のみんなが持っている感覚ってどんなだろう?
本当にデビューがゴールなの?
お金が欲しいから音楽やるの?
そうじゃない。やりたいからやるだけ。
心の奥底から突き動かされる衝動がすべての始まりで。
自分が感じていることを音にのせて叫びたい、
きっとそれが原点だろうって。
だったら、デビューできますとか、そういう大人がつくったゴールじゃなくて、
「その想いを一瞬の強い光にかえて爆発・放出させる場」を提供したいな、と。
しかも、真夏の太陽の下、野外のデッカいステージで。
いま、日本は夏フェスと言われる音楽イベントが山ほどあるけれど、
10代アーティストたちだけの夏フェスなんて聞いたことないし
会場はくそデカくて、入場無料。これ、かなり無謀。
だけど、誰もやったことがないからこそ、やってみたい。
ここから日本の未来の音楽シーンを背負って立つ、“未来の才能”が誕生したら…
そんなことをイメージしながら、閃光ライオットの構想を練ったんです。
そして、2008年1〜3月。
音源を募集してから、来るわ、来るわ、デモテープが約5000!
正直、こんなに集まると思わなかった…恐るべし。
SCHOOL OF LOCK!の職員と、そしてSonyMusicのスタッフがぜーんぶチェックして。
で、2次審査と称し、約600組のアーティストを全国のスタジオに来てもらい、
さらに3次審査と称して、約60組のアーティストに
全国4箇所のライブハウスで、お客さんを前にして実際にライブをしてもらって。
こんなにレベルが高いと思わなかった…(失礼!)
みんなそれぞれに才能があって。ほんっっっとに、素晴らしいなと思いました。
そして、うらやましいなと、嫉妬もしました。
圧倒的な歌唱力を持っている人、リズム感が素晴らしい人、
独自の世界観を持って印象的な歌詞を書ける人、
一度きいたら口ずさめるくらいのメロディをかける人、
耳がよくて、サウンドセンス、アレンジセンスが素晴らしい人、
パフォーマンス力・ステージ力のある人…
もう、いろいろです。
だけど、物理的に全員は出場できないので、選ばなければならず…。
最終審査になって悩みに悩んで、
そして、最終的にはやっぱりコレしかない、と思いました。
それは、「伝えたい!」というキモチが誰よりも強く、
オーディエンスにちゃんと届けられる人。
そして、8月10日、一瞬の閃光を放ち、持っている力を爆発、放出できる人。
いろんな審査員がいるので、選考理由は様々だけど
少なくとも、私はこの原点に立ち戻り、
「閃光ライオット」と名付けた時のことを思って、選ばせてもらいました。
SCHOOL OF LOCK!も授業の最初に
「起立、礼、叫べー!!」って毎日言ってるけど
いまやっとその意味を理解できた気がします。(←職員なのに、おい!)
心の底から「叫んで」ないと、やっぱり。
最初のほうで書いたけど、
私も閃光ライオットをやるまで、ずーっと悶々とした日々を送ってきました。
だけど、挑戦者たちが、審査会場で“閃光ライオット”している姿をみて
「コレだ!」と思いました。
どこからともなくとつぜん彗星が飛んできて、頭の中で爆発!
そして何かが誕生した……そのくらいの衝撃と感動です。
(大阪大会では、パワーをもろにくらって
貧血おこしてぶっ倒れたからね、私…w)
私がそうだったように、
このライブを観た人は、絶対に何かが変わると信じています。
だから、絶対に!8月10日の東京ビッグサイトまで来て欲しい。
そして、閃光ライオットを成功させ、
来年も絶対に開催したいと思っています。
最後に、デモテープを送ってくれたみんな、
閃光ライオットを応援してくれたリスナーのみんな、
まじで、感謝、感謝、感謝です。
できたら8月10日、いっしょに騒ぎましょう。
お金ないよ〜って人、
是非ボランティアスタッフに応募してみてください。
どうしても観てもらいたくて、オロナミンCさん協力のもと、
交通費支給のボランティアスタッフ募集企画を発射しましたので。
長文、読んでくれてありがとう。
がんばるどー!!
あっきー。
投稿者 toukousya:04:38