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Creepy Nuts先生が特別講師を務める、ラップの授業、校内放送ラッパーズ
3月いっぱいで一旦、閉講となります。
約1年間、聞いてくれてありがとうございました!
Creepy Nuts・DJ松永先生登場!!!
校内放送ラッパーズ 2018年08月17日(金)
本日の校内放送ラッパーズは、Creepy Nuts・DJ松永先生が登場!!!
とーやま校長「SCHOOL OF LOCK! 校長のとーやまです!」
あしざわ教頭「教頭のあしざわです。そして!」
R-指定先生「スカパー!校内放送ラッパーズの特別講師、CreepyNutsのR-指定です!」
とーやま校長「Rちゃん。声ちょっと枯れてます? フェスとかイベントも多いですしね」
R-指定先生「実は、久しぶりに真夜中のクラブのライブに出て、そこでライブ後にちょっとお酒をたしなむみたいなことをしちゃって。大声出した後にお酒飲むと声枯れるんで、みなさん気をつけてくださいね」
とーやま校長「それ、自己管理の問題ってことですね」
R-指定先生「そうなんですよ」
とーやま校長「…謝ってもらっていいですか?」
あしざわ教頭「ちょっと! 特別講師に何させてるんですか!(笑) たまにはそういうこともあるでしょ」
R-指定先生「治りました! 治りました!(笑)」
とーやま校長「本当……? OK! Rちゃんありがとう!」
あしざわ教頭「OKなのかい!」
とーやま校長「じゃあ、呼び出しちゃいます?」
R-指定先生「もうええか、別に」
とーやま校長「いいか!」
あしざわ教頭「いやいや、ダメでしょ! せっかく来てもらってますから」
とーやま校長「若手芸人の方でしょ?」
あしざわ教頭「違います!(笑) これだけラップの授業をやって来たのに急に若手芸人さん来ないです!」
とーやま校長「じゃあ、呼び出してみますか!」
<ピンポンパンポーン>
R-指定先生「先生の呼び出しをしまーす。校内放送ラッパーズ、特別講師 Creepy Nuts・DJ松永先生、来てー」
松永先生「あのー、Creepy NutsのDJ松永です」
全員「(笑)」
あしざわ教頭「あのー、ってなんですか!(笑)」
とーやま校長「松永先生というか、松永”くん”と僕は呼ばせてもらってますが、お久しぶりです!生放送教室は何度か来てもらっていますよね!」
松永先生「そうなんですよ。俺の知らない間にRが準レギュラーみたいなことやっていて」
とーやま校長「準レギュラーというか、金曜日は毎週いてくれているので、ほぼレギュラーですよね」
R-指定先生「レギュラーですね」
松永先生「楽しそうでいいですね」
あしざわ教頭「あれ?」
とーやま校長「嫉妬ですか?」
松永先生「共有のGoogleカレンダー見ると、やけに俺の休み多いな、みたいな(笑)」
あしざわ教頭「リアルだなあ(笑)」
松永先生「まあ、給料折半だから全然いいよ!」
とーやま校長「やらしいなあ(笑)」
R-指定先生「そうか! ちょっと森さん、俺の分を…」
松永先生「ムリムリムリ! あれ、2年更新だから!」
とーやま校長「ここでする話じゃないから(笑) その話は有楽町でしてもらってもいいですか?」
あしざわ教頭「先週との違いよ(笑) ラップ掲示板にも、松永先生への書き込みが届いているんですよ!」
■ お願いします!
松永先生も来
て欲しいな〜
■ やっぱりこの企画って
R-指定先生がいないと成立しないねw
松永先生もまた生放送教室、来て欲しい!!
そして、Creepy Nutsの曲をもっと聴きたい!!!
松永先生「数少ない書き込みの中からムリヤリ抜粋した感がありますね」
あしざわ教頭「なんでそういう言い方するんですか!」
R-指定先生「卑屈!」
とーやま校長「まあ、それは割と事実に近いですけどね」
松永先生「おぉいーーー!! 校長、おぉーーい!」
とーやま校長「松永くん、おぉーーい!!」
R-指定先生「大学生のノリ(笑)」
とーやま校長「前に生放送教室に来てもらった時に2人の出会いとかはちょっと聞いているとは思うんですけど、改めて何歳くらいの時に出会っているんでしたっけ?」
松永先生「俺が19歳で、Rが18歳の時ですね」
R-指定先生「10代の頃に出会いましたね」
とーやま校長「どういうきっかけでCreepy Nutsを結成したんですか?」
R-指定先生「俺がもともと大阪で組んでいた『コッペパン』っていうグループがありまして。そのラップグループで僕の相方をしていたKOPERUってやつが主催した、全国の10代のDJ、ラッパーを集めるっていうイベントを大阪でやったんですよ。それで、新潟代表で松永さんが来て、そこで初めて会ったんですよ」
松永先生「そこで仲良くなって、しばらく友達関係がだらだら続き、自然な流れで組んだ感じです。取り立てて何か決意があったとか、きっかけがあったわけではなく、友達からぬるっと…」
とーやま校長「それは何年くらい前ですか?」
R-指定先生「一緒にやりますか。って言ったのは2012年くらいなんじゃない? 21歳と22歳の時やから」
松永先生「そうだね。本格的にやり始めたのが3年前とかだよね」
とーやま校長「お笑いとかで、もともと友達同士でコンビ組んで、プロになって相方になるじゃないですか。今までと話し方変わるとかありました?」
R-指定先生「2人では遊びには行かなくなりましたね」
松永先生「行かなくなったね。仕事で月の半分くらい会うから、わざわざ休みの日に2人で遊びに行くことはなくなりましたね」
R-指定先生「そういうことか〜みたいな感じはしましたね」
松永先生「キモいことを言うと、『家族寄り』な関係になった感じがしますね」
あしざわ教頭「素敵ですね!」
松永先生「友達とかよりは、もう一つ上というかね」
R-指定先生「確かに。俺も感覚的には延長線上であるというか。がっつり何かが変わったっていう感じではないですね」
松永先生「俺らの場合、自分の考えていることとか、主義とか主張が合って組んだから、距離が離れちゃうと成立しないような気がするので、友達っぽい感じで続いていくな、と思っているんですけどね」
とーやま校長「お互いの距離感とかって実際に活動してみないと分からないわけじゃないですか。そう考えると出会いってめちゃくちゃ大事ですよね!」
R-指定先生・松永先生「そうですね」
とーやま校長「合わせていかないといけないってことなのかな…」
松永先生「合わせていかないと、っていうのは?」
とーやま校長「ラッパーの方とトラックメーカーの方が組んで2人でやっていこうって時に、ラッパーの方はこういう性格だから、俺は一歩引いたスタンスでいた方がいいのかな、って考えるとか…」
松永先生「(Creepy Nutsは)友達期間が長かったし、わりとお互いのことを知ってから組んだからね。確かに何も知らない段階で組むってなるとすごく怖いですね。俺はそれできないかな」
R-指定先生「それは難しいね」
松永先生「まず、音楽抜きにして友達になれるかどうかっていうところがクリア出来ないと俺は組めないな、って思いますね。長くやっていくわけだし」
あしざわ教頭「どのタイミングで”こいつとならいけるな”って思ったんですか?」
松永先生「それこそ、友達からの流れだから、組むのが自然だったんですよね」
R-指定先生「勝算があって組んだわけではないんですよ」
松永先生「そうですね。でも、元々はラップグループを組みたくてDJを始めたんですよ。RHYMESTERに憧れてDJを始めたものですから。それこそ、RHYMESTERのようにラッパーと組んで、俺はDJでライブをやって曲を出す。みたいなことがずっとやりたかったんです。10代の頃は地元でずっとDJやっていたんですけど、その時からラッパーと組みたいな、とは思っていて。
その時、音源をあげれるSNSとして『Myspace』が流行っていたんです。そこでは色んなラッパーが音源をあげていたから県内のラッパーの音源を探しまくって、ちょっとカッコいいなって思う人を見つけたら、バイトしていたレコード屋の店長に『カッコいいラッパー見つけたんですけど…』って見せたり…。当時、BUDDHA BRANDをめちゃくちゃ聴いていたんですけど、店長から『BUDDHA BRAND』と比べてどう? って聞かれて」
とーやま校長「ほう!」
松永先生「”そりゃあBUDDHA BRANDの方がカッコイイでしょ”って言ったら、『じゃあ、BUDDHA BRANDと比べてもカッコいいやつと組めよ』って言われたんです」
とーやま校長・あしざわ教頭「おぉ〜〜!」
R-指定先生「何それ、初聞きや!」
松永先生「そう言われて”そりゃそうだ!”って思って、焦るのをやめて。自分の人生の流れに身を任せてたら、本当に巡り合わせでRと出会って仲良くなって…っていう流れなんですよね」
とーやま校長「めっちゃイイ言葉ですね!」
あしざわ教頭「素敵!」
とーやま校長「その言葉で妥協もしなくなったんでしょうね」
松永先生「そうですね。急ぐのをやめようって思いましたね。人間同士の付き合いだから、無理やり探してもね」
あしざわ教頭「R-指定先生も、トラックメーカーがなかなか見つからないっていう生徒と電話した時に『そんなに焦るな!』ってことをおっしゃっていたじゃないですか」
R-指定先生「そうですね。ちょっとそのシンクロ具合が恥ずいです…(笑)」
松永先生「え、俺のいないところでシンクロしてたの!?」
R-指定先生「いや、別に1個も褒めてなかったから大丈夫」
松永先生「(笑)」
R-指定先生「でも、とにかくグループ組みたいからって焦って選んでしまうよりかは、しっかり時間をかけて人間関係構築してからの方が絶対に良いと思います」
松永先生「良いよね! 俺みたいな人間は、”音楽を手段としてのし上がってやろう!”っていう人とは一緒に出来なくて。
音楽することが目的になっている人と組むのが一番長続きするだろうなって思います」
R-指定先生「その塩梅が、出会った人の中で松永さんが一番バランスが良かったというか。音楽を好きでやっているし、ちゃんと売れたいと口に出しても言える。その両方の軸があるのがすごい俺と近かったんです。
俺もビジネスとしてのし上がるっていう意味で音楽をやりたいわけじゃないけど、でも売れたい、っていう。その両方があるのが俺と近いな、っていう感じはしたね」
とーやま校長「松永くん、まんざらでもない顔をしてますけど…」
松永先生「チヤホヤされたいっていう気持ちはありますからね(笑)」
R-指定先生「結局、のし上がるよりもラップの方が好きやけど、俺らが猿とかライオンやとしたらラップやDJは確実に牙だったり腕力であって。それで獲物を狩ったり、メスにモテたりするために、心の奥底ではやっていますからね」
松永先生「でも、その優先順位がめちゃくちゃ違うよね」
R-指定先生「そうそう」
とーやま校長「これ、音楽だけじゃないですね! 下手したら結婚とかもそういうことだったりするじゃないですか」
R-指定先生「あぁ〜。ただ、結婚に関して俺らがとやかく言えるかっていうと…(笑)」
松永先生「急に言葉が出てこなくなっちゃう(笑)」
とーやま校長「まあ、この4人の中で結婚しているの一人だけですからね」
あしざわ教頭「そうですね。僕だけです」
R-指定先生「どうですか、結婚というものは?」
あしざわ教頭「えぇ!? でも、そういうことじゃないと思います」
松永先生「違うの!?(笑)」
あしざわ教頭「というわけで今夜は、Creepy Nuts・DJ松永先生を迎えての、特別授業を行ってきましたが、そろそろお別れのお時間です!」
来週は『DTラップクルー』、2回目の経過報告を行いたいと思う!
以前の授業でハザマリツシ先生とつくったトラックを使った、DTラップクルーの宿題音源も聴いていきます!
ということで、「スカパー!校内放送ラッパーズ」は、来週金曜日に再び開講!
Creepy Nuts・DJ松永くん、R-指定先生、今夜もありがとうございました!
とーやま校長「SCHOOL OF LOCK! 校長のとーやまです!」
あしざわ教頭「教頭のあしざわです。そして!」
R-指定先生「スカパー!校内放送ラッパーズの特別講師、CreepyNutsのR-指定です!」
とーやま校長「Rちゃん。声ちょっと枯れてます? フェスとかイベントも多いですしね」
R-指定先生「実は、久しぶりに真夜中のクラブのライブに出て、そこでライブ後にちょっとお酒をたしなむみたいなことをしちゃって。大声出した後にお酒飲むと声枯れるんで、みなさん気をつけてくださいね」
とーやま校長「それ、自己管理の問題ってことですね」
R-指定先生「そうなんですよ」
とーやま校長「…謝ってもらっていいですか?」
あしざわ教頭「ちょっと! 特別講師に何させてるんですか!(笑) たまにはそういうこともあるでしょ」
R-指定先生「治りました! 治りました!(笑)」
とーやま校長「本当……? OK! Rちゃんありがとう!」
あしざわ教頭「OKなのかい!」
とーやま校長「じゃあ、呼び出しちゃいます?」
R-指定先生「もうええか、別に」
とーやま校長「いいか!」
あしざわ教頭「いやいや、ダメでしょ! せっかく来てもらってますから」
とーやま校長「若手芸人の方でしょ?」
あしざわ教頭「違います!(笑) これだけラップの授業をやって来たのに急に若手芸人さん来ないです!」
とーやま校長「じゃあ、呼び出してみますか!」
<ピンポンパンポーン>
R-指定先生「先生の呼び出しをしまーす。校内放送ラッパーズ、特別講師 Creepy Nuts・DJ松永先生、来てー」
松永先生「あのー、Creepy NutsのDJ松永です」
全員「(笑)」
あしざわ教頭「あのー、ってなんですか!(笑)」
とーやま校長「松永先生というか、松永”くん”と僕は呼ばせてもらってますが、お久しぶりです!生放送教室は何度か来てもらっていますよね!」
松永先生「そうなんですよ。俺の知らない間にRが準レギュラーみたいなことやっていて」
とーやま校長「準レギュラーというか、金曜日は毎週いてくれているので、ほぼレギュラーですよね」
R-指定先生「レギュラーですね」
松永先生「楽しそうでいいですね」
あしざわ教頭「あれ?」
とーやま校長「嫉妬ですか?」
松永先生「共有のGoogleカレンダー見ると、やけに俺の休み多いな、みたいな(笑)」
あしざわ教頭「リアルだなあ(笑)」
松永先生「まあ、給料折半だから全然いいよ!」
とーやま校長「やらしいなあ(笑)」
R-指定先生「そうか! ちょっと森さん、俺の分を…」
松永先生「ムリムリムリ! あれ、2年更新だから!」
とーやま校長「ここでする話じゃないから(笑) その話は有楽町でしてもらってもいいですか?」
あしざわ教頭「先週との違いよ(笑) ラップ掲示板にも、松永先生への書き込みが届いているんですよ!」
■ お願いします!
松永先生も来
て欲しいな〜
一つの青い箱
男性/15歳/北海道
男性/15歳/北海道
■ やっぱりこの企画って
R-指定先生がいないと成立しないねw
松永先生もまた生放送教室、来て欲しい!!
そして、Creepy Nutsの曲をもっと聴きたい!!!
BRabbit
男性/14歳/東京都
男性/14歳/東京都
松永先生「数少ない書き込みの中からムリヤリ抜粋した感がありますね」
あしざわ教頭「なんでそういう言い方するんですか!」
R-指定先生「卑屈!」
とーやま校長「まあ、それは割と事実に近いですけどね」
松永先生「おぉいーーー!! 校長、おぉーーい!」
とーやま校長「松永くん、おぉーーい!!」
R-指定先生「大学生のノリ(笑)」
とーやま校長「前に生放送教室に来てもらった時に2人の出会いとかはちょっと聞いているとは思うんですけど、改めて何歳くらいの時に出会っているんでしたっけ?」
松永先生「俺が19歳で、Rが18歳の時ですね」
R-指定先生「10代の頃に出会いましたね」
とーやま校長「どういうきっかけでCreepy Nutsを結成したんですか?」
R-指定先生「俺がもともと大阪で組んでいた『コッペパン』っていうグループがありまして。そのラップグループで僕の相方をしていたKOPERUってやつが主催した、全国の10代のDJ、ラッパーを集めるっていうイベントを大阪でやったんですよ。それで、新潟代表で松永さんが来て、そこで初めて会ったんですよ」
松永先生「そこで仲良くなって、しばらく友達関係がだらだら続き、自然な流れで組んだ感じです。取り立てて何か決意があったとか、きっかけがあったわけではなく、友達からぬるっと…」
とーやま校長「それは何年くらい前ですか?」
R-指定先生「一緒にやりますか。って言ったのは2012年くらいなんじゃない? 21歳と22歳の時やから」
松永先生「そうだね。本格的にやり始めたのが3年前とかだよね」
とーやま校長「お笑いとかで、もともと友達同士でコンビ組んで、プロになって相方になるじゃないですか。今までと話し方変わるとかありました?」
R-指定先生「2人では遊びには行かなくなりましたね」
松永先生「行かなくなったね。仕事で月の半分くらい会うから、わざわざ休みの日に2人で遊びに行くことはなくなりましたね」
R-指定先生「そういうことか〜みたいな感じはしましたね」
松永先生「キモいことを言うと、『家族寄り』な関係になった感じがしますね」
あしざわ教頭「素敵ですね!」
松永先生「友達とかよりは、もう一つ上というかね」
R-指定先生「確かに。俺も感覚的には延長線上であるというか。がっつり何かが変わったっていう感じではないですね」
松永先生「俺らの場合、自分の考えていることとか、主義とか主張が合って組んだから、距離が離れちゃうと成立しないような気がするので、友達っぽい感じで続いていくな、と思っているんですけどね」
とーやま校長「お互いの距離感とかって実際に活動してみないと分からないわけじゃないですか。そう考えると出会いってめちゃくちゃ大事ですよね!」
R-指定先生・松永先生「そうですね」
とーやま校長「合わせていかないといけないってことなのかな…」
松永先生「合わせていかないと、っていうのは?」
とーやま校長「ラッパーの方とトラックメーカーの方が組んで2人でやっていこうって時に、ラッパーの方はこういう性格だから、俺は一歩引いたスタンスでいた方がいいのかな、って考えるとか…」
松永先生「(Creepy Nutsは)友達期間が長かったし、わりとお互いのことを知ってから組んだからね。確かに何も知らない段階で組むってなるとすごく怖いですね。俺はそれできないかな」
R-指定先生「それは難しいね」
松永先生「まず、音楽抜きにして友達になれるかどうかっていうところがクリア出来ないと俺は組めないな、って思いますね。長くやっていくわけだし」
あしざわ教頭「どのタイミングで”こいつとならいけるな”って思ったんですか?」
松永先生「それこそ、友達からの流れだから、組むのが自然だったんですよね」
R-指定先生「勝算があって組んだわけではないんですよ」
松永先生「そうですね。でも、元々はラップグループを組みたくてDJを始めたんですよ。RHYMESTERに憧れてDJを始めたものですから。それこそ、RHYMESTERのようにラッパーと組んで、俺はDJでライブをやって曲を出す。みたいなことがずっとやりたかったんです。10代の頃は地元でずっとDJやっていたんですけど、その時からラッパーと組みたいな、とは思っていて。
その時、音源をあげれるSNSとして『Myspace』が流行っていたんです。そこでは色んなラッパーが音源をあげていたから県内のラッパーの音源を探しまくって、ちょっとカッコいいなって思う人を見つけたら、バイトしていたレコード屋の店長に『カッコいいラッパー見つけたんですけど…』って見せたり…。当時、BUDDHA BRANDをめちゃくちゃ聴いていたんですけど、店長から『BUDDHA BRAND』と比べてどう? って聞かれて」
とーやま校長「ほう!」
松永先生「”そりゃあBUDDHA BRANDの方がカッコイイでしょ”って言ったら、『じゃあ、BUDDHA BRANDと比べてもカッコいいやつと組めよ』って言われたんです」
とーやま校長・あしざわ教頭「おぉ〜〜!」
R-指定先生「何それ、初聞きや!」
松永先生「そう言われて”そりゃそうだ!”って思って、焦るのをやめて。自分の人生の流れに身を任せてたら、本当に巡り合わせでRと出会って仲良くなって…っていう流れなんですよね」
とーやま校長「めっちゃイイ言葉ですね!」
あしざわ教頭「素敵!」
とーやま校長「その言葉で妥協もしなくなったんでしょうね」
松永先生「そうですね。急ぐのをやめようって思いましたね。人間同士の付き合いだから、無理やり探してもね」
あしざわ教頭「R-指定先生も、トラックメーカーがなかなか見つからないっていう生徒と電話した時に『そんなに焦るな!』ってことをおっしゃっていたじゃないですか」
R-指定先生「そうですね。ちょっとそのシンクロ具合が恥ずいです…(笑)」
松永先生「え、俺のいないところでシンクロしてたの!?」
R-指定先生「いや、別に1個も褒めてなかったから大丈夫」
松永先生「(笑)」
R-指定先生「でも、とにかくグループ組みたいからって焦って選んでしまうよりかは、しっかり時間をかけて人間関係構築してからの方が絶対に良いと思います」
松永先生「良いよね! 俺みたいな人間は、”音楽を手段としてのし上がってやろう!”っていう人とは一緒に出来なくて。
音楽することが目的になっている人と組むのが一番長続きするだろうなって思います」
R-指定先生「その塩梅が、出会った人の中で松永さんが一番バランスが良かったというか。音楽を好きでやっているし、ちゃんと売れたいと口に出しても言える。その両方の軸があるのがすごい俺と近かったんです。
俺もビジネスとしてのし上がるっていう意味で音楽をやりたいわけじゃないけど、でも売れたい、っていう。その両方があるのが俺と近いな、っていう感じはしたね」
とーやま校長「松永くん、まんざらでもない顔をしてますけど…」
松永先生「チヤホヤされたいっていう気持ちはありますからね(笑)」
R-指定先生「結局、のし上がるよりもラップの方が好きやけど、俺らが猿とかライオンやとしたらラップやDJは確実に牙だったり腕力であって。それで獲物を狩ったり、メスにモテたりするために、心の奥底ではやっていますからね」
松永先生「でも、その優先順位がめちゃくちゃ違うよね」
R-指定先生「そうそう」
とーやま校長「これ、音楽だけじゃないですね! 下手したら結婚とかもそういうことだったりするじゃないですか」
R-指定先生「あぁ〜。ただ、結婚に関して俺らがとやかく言えるかっていうと…(笑)」
松永先生「急に言葉が出てこなくなっちゃう(笑)」
とーやま校長「まあ、この4人の中で結婚しているの一人だけですからね」
あしざわ教頭「そうですね。僕だけです」
R-指定先生「どうですか、結婚というものは?」
あしざわ教頭「えぇ!? でも、そういうことじゃないと思います」
松永先生「違うの!?(笑)」
あしざわ教頭「というわけで今夜は、Creepy Nuts・DJ松永先生を迎えての、特別授業を行ってきましたが、そろそろお別れのお時間です!」
来週は『DTラップクルー』、2回目の経過報告を行いたいと思う!
以前の授業でハザマリツシ先生とつくったトラックを使った、DTラップクルーの宿題音源も聴いていきます!
ということで、「スカパー!校内放送ラッパーズ」は、来週金曜日に再び開講!
Creepy Nuts・DJ松永くん、R-指定先生、今夜もありがとうございました!