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Creepy Nuts先生が特別講師を務める、ラップの授業、校内放送ラッパーズ
3月いっぱいで一旦、閉講となります。
約1年間、聞いてくれてありがとうございました！
『DTラップクルー』初めての経過報告!!(前編)
校内放送ラッパーズ 2018年07月20日(金)
とーやま校長「SCHOOL OF LOCK! 校長のとーやまです！」
あしざわ教頭「教頭のあしざわです。そして！」
R-指定先生「スカパー！校内放送ラッパーズの特別講師、CreepyNutsのR-指定です！」
とーやま校長「Rちゃん！ 今度、スチャダラパー先生の話をどこかで個人的にさせてもらいたいです！」
R-指定先生「そうですね！ ちょっとこれは話が尽きないと思います」
とーやま校長「さっき、直前まで話をしていたんですけど…最高ですよね！ 今度ファミレスとかでも良いんで行きましょう！」
あしざわ教頭「一番盛り上がりそうですね！」
R-指定先生「俺とDJ松永でいう、山盛りポテトとドリンクバーで出来る『無限ガスト』ね！」
あしざわ教頭「永遠に居られるやつ(笑)」
とーやま校長「合間の1時間だけお邪魔させてもらっていいですか？(笑)」
R-指定先生「(笑)」
とーやま校長「さあ、今夜は、今月から本格始動したこちらのプロジェクト！」
「自分解放宣言〜DTラップクルー〜」!!!
ほとんどラップをやったことがない、ラップDTの生徒が、来年の高校生RAP選手権出場を目指してもらうというプロジェクトです！
先月の授業で4人のクルーメンバーを発表しました！
早速今月から、ラップに関する宿題が出されていて、専属講師であるEINSHTEIN先生、言xTHEANSWER先生にアドバイスをもらいながら、ラップの修行が始まっている！
クルーメンバーが提出した宿題の音源、EINSHTEIN先生、言xTHEANSWER先生とのやり取りは、全て【 特設サイト 】に載っているので、ぜひチェックして欲しいです！
とーやま校長「音源も聴けるということで、聴いてみたんですけど……まだこのプロジェクト始まったばかりなのに、ちょっとすごくないですか？」
R-指定先生「すごかったですね。2発目の宿題ではRHYMESTERの『ONCE AGAIN』をカバーしてたりして、オリジナルの音源も聴いたんですけど、上手いですね〜！ 各々が全然違ったタイプなので、それがすごく面白かったですね！」
とーやま校長「ということで、今日はプロジェクトが本格始動して初めての経過報告をR先生やみんなにも聞いてもらいます！」
あしざわ教頭「4人のクルーメンバーは、2人ずつEINSHTEIN先生チーム、言xTHEANSWER先生チームに分かれています！
今日は、EINSHTEIN先生チームの2人に経過報告をしてもらいたいと思います！」
とーやま校長「そしたら、R先生。呼び出してもらっていいですか！」
R-指定先生「はい！」
＜ピンポンパンポーン＞
R-指定先生「茨城県、16歳、ラジオネーム 詠み人知ラズ！愛媛県、16歳、ラジオネーム MC deejay！ 今すぐ放送室に来なさい！」
詠み人知ラズ・MC deejay「失礼します！」
とーやま校長「詠み人知ラズも、MC deejayも、修行が始まっているわけだけど、2人は話したことはまだ無いのか？」
詠み人知ラズ・MC deejay「無いですね」
とーやま校長「せっかく同じプロジェクトのクルーだし、挨拶しようか！」
詠み人知ラズ・MC deejay「よ、よろしくお願いします！」
あしざわ教頭「(笑) まぁまぁ、最初はね！」
R-指定先生「電話ごしなんて余計緊張しますからね(笑)」
とーやま校長「MC deejayの方が学年が1つ下なんだもんね」
MC deejay「そうですね」
とーやま校長「それじゃあまず、詠み人知ラズ！ 宿題もたくさん出ていて、EINSHTEIN先生に付きっ切りでサポートしてもらっていると思うけど、ここまではどんな感じ？」
詠み人知ラズ「個人的にはものすごく楽しいです！ リリックとか初めて書いたりしたんですけど、自分が思っていたより出来たし、自分の可能性を広げられましたね」
とーやま校長「おお！ すでにこの時点で！」
R-指定先生「音源聴かせてもらったんですけど、『証言の10番目』っていうフレーズで俺と校長がぶち上がるっていう…」
詠み人知ラズ「ありがとうございます！」
とーやま校長「あれは、LAMP EYE（ランプ・アイ）ですよね」
R-指定先生「LAMP EYE名義ですね。日本語ラップの超名盤なんですけど…当時のオールスターが全員集まってマイクリレーしている楽曲なんです」
あしざわ教頭「伝説的な楽曲があったんですね！」
とーやま校長「それを踏まえてのリリックを詠み人知ラズが書いてくれたんだよね」
R-指定先生「これは、9番目がUZIさんで、その次の10番目が……っていうことですよね」
詠み人知ラズ「そういうことです！」
あしざわ教頭「すごい！」
とーやま校長「MC deejayは、ここまではどんな感覚？」
MC deejay「僕も、毎週新しい宿題が出されるのがすごく楽しみで、今まで自分の気持ちだったり、自分のセンスを形にしたくてたまらなかったので、それをEINSHTEIN先生に評価してもらえるっていうのが、本当に嬉しいです！
自分自身、色んなことにもチャレンジしつつ、自分のキャラというか自分の長所を固めていく作業が最近は出来て来ているな、と思います」
あしざわ教頭「2人とも、自分で成長を感じられていますね！」
R-指定先生「MC deejay君も、詠み人知ラズ君も、声がラッパーの声ですよね！MC deejayは、曲の中で声を3つくらい使い分けてましたよね。あれは声っていう言い方でええんかな。テンションというか…3つくらい人格が曲の中で展開していってすごかったですね。あれはどういう発想で？」
MC deejay「あれは、ラップバトルやる時も一つのスタイルでやりたくないな、と思ってて。やっぱり、色んな声や人格を使い分けてやるのがカッコイイなと思ったんです」
R-指定先生「なるほどね。最近、聴いているラップってどんな感じなん？」
MC deejay「XXXTENTACION（フロリダのラッパー）とか…」
R-指定先生「やっぱり、海外のラップを聴いていて、その感じを自分の中に消化している感じやな、ってMC deejay君の音源を聴いていて思いましたね。マンブルっていう、言葉をきちんと発音せずにボソボソとラップしたところから急にバンッとテンションが上がるスタイルもありますし、フロウを急変させたり、メロディアスやったりするのもあるんですよ」
とーやま校長「色んなスタイルがあるんですね！2人ともEINSHTEIN先生に付きっ切りでアドバイスをもらっていると思うけど、せっかくだからR先生にも聞きたいことがあったら聞いてみようよ！」
R-指定先生「ぜひ！」
詠み人知ラズ「Rさんって、リリックでもバトルでも難しい言葉を使えるじゃないですか」
R-指定先生「そうですね。難しいというか、聞き慣れない言葉を使ったりするかもしれないですね」
詠み人知ラズ「そういうのって、どうやって言葉をストックしているのかなって気になっていて」
R-指定先生「言葉をストックしようと思って覚えるというよりかは、映画とか観たり、本や漫画を読んだり、趣味で落語を聞いたりするんですけど、その中で引っかかる言葉ってあるじゃないですか。普通の言葉より、聞き慣れない言葉の方が引っかかるんですよ。意味が分かりそうで分からん、難しい言葉が出て来た時についつい調べてしまうんです。それで勝手に覚えているというか。あまりにもクセのある言葉やから、脳に引っかかっていると思うんです。
それが、意味を自分で理解した時に自分の言葉として吸収できて、バトルとか曲の中でフワッと出てくるみたいな。意外と難しい言葉とか長い慣用句やったりことわざとかって音が気持ちいいんですよね」
あしざわ教頭「歌っぽいというか…」
R-指定先生「そうそう。言葉だけでもリズムがあって、それこそ”詠み人知ラズ”なんかも音として面白いじゃないですか。なかなか普段使わない言葉やし。そういう感じで頭のどこかに引っかかっているんですよね」
とーやま校長「そうやって頭のアンテナを張っておくことで、これからの詠み人知ラズの世界も広がっていきますね」
R-指定先生「詠み人知ラズっていう言葉を自分で引っ張ってこられるくらい、アンテナはあると思うので、”この言葉、意味分からんけど響きがおもろいな”、”この言葉難しそうやけど語呂がええな”っていう言葉は自分で調べたりとか、自分の言葉として吸収していったりすれば、のちのち土壇場とかで出てくる可能性はありますね」
詠み人知ラズ「ありがとうございます！」
とーやま校長「ちなみに、俺が面白いなって思う響きは、『抜本的』なんだけど…」
R-指定先生「抜本的良いですよね(笑) 破裂音やし」
あしざわ教頭「確かに言いたくなる言葉！」
とーやま校長「MC deejayも、R先生に聞きたいことある？」
MC deejay「今、休み時間に友達がラップをふっかけて来るんですけど、バトルでも事前に準備しているだけじゃ対応できないというか。即興でやりたいっていう思いもあって…」
R-指定先生「なるほどね。俺の中の意見としては、即興やからエラいってわけではない。自分の必殺のフレーズを持ってて、それをその場に適したタイミングで出せたら、それは即興ってことやと思うんです。例えば、フリースタイルダンジョンでラッパ我リヤのQさんが出た時に、『ラッパ我リヤ あったまりな』っていうフレーズは昔からQさんが使っているフレーズなんですけど、ドンピシャのタイミングでそれがハマって。それがカッコ良かったら、それはアリなんですよ」
とーやま校長「へぇ〜！」
R-指定先生「KRS・ワンだったかな。彼が、『未発表の、音源としてリリースしてないラップのバースはフリースタイルと呼んでいい』って言っていて。この線引きってすごく曖昧なので、もしMC deejayが即興でやりたいって思うんやったら即興を磨いても良いし、自分の持ちネタをその場に合わせて上手いこと臨機応変に、ちょっとずつ替え歌しながらやっていくだけでも即興力の練習になると思う！」
MC deejay「なるほど！ やる気が湧いて来ました！」
R-指定先生「良かった良かった！」
とーやま校長「さらに修行は続くわけですから。EINSHTEIN先生にもどんどん鍛えてもらって！」
あしざわ教頭「まだ途中ですからね！」
R-指定先生「これからどうなるのか、楽しみです！」
とーやま校長「それじゃあ詠み人知ラズも、MC deejayも、また経過報告してもらうので、引き続きよろしくね！」
詠み人知ラズ・MC deejay「よろしくお願いします！」
ということで、今月から本格始動したDTラップクルーのメンバー、RN 詠み人知ラズ、RN MC deejayに経過報告をしてもらいました！
DTラップクルーのメンバーは、来年の高校生RAP選手権出場を目指しているんだけど、その高校生RAP選手権の第14回大会が、来月8月31日(金)にZepp Nagoyaにて開催される！
すでに本戦出場をかけた東京と大阪でのオーディションは終わり、暫定合格者が発表されております。
詳しくは、高校生RAP選手権のアプリ または、BSスカパー！のテレビ番組『BAZOOKA!!!』の【 オフィシャルサイト 】からチェックしてみてください！
ということで、「スカパー！校内放送ラッパーズ」は、来週金曜日に再び開講！
来週は、言xTHEANSWER先生チームの2人に経過報告をしてもらいます！
R-指定先生、今夜もありがとうございました！
