-
Creepy Nuts先生が特別講師を務める、ラップの授業、校内放送ラッパーズ
3月いっぱいで一旦、閉講となります。
約1年間、聞いてくれてありがとうございました!
自分解放宣言クルーメンバー発表!!(4)
校内放送ラッパーズ 2018年06月29日(金)
とーやま校長「SCHOOL OF LOCK! 校長のとーやまです!」
あしざわ教頭「教頭のあしざわです。そして!」
R-指定先生「スカパー!校内放送ラッパーズの特別講師、CreepyNutsのR-指定です!」
とーやま校長「Rちゃん!(早口)」
R-指定先生「どうもっ(早口)」
あしざわ教頭「なんで早口?」
とーやま校長「だって、もうすぐ6月も終わるわけで、夏が迫って来たら早口にもなるよ! ね、Rちゃんっ!」
R-指定先生「なります! 夏は早いんで!」
とーやま校長「あっという間に過ぎ去っていくからね。油断してたら…油断するぞ?」
あしざわ教頭「同じこと2回言ったぞ?」
とーやま校長「Rちゃん、今日もよろしくっ!」
R-指定先生「よろしくお願いします!」
さあ、今週もこちらの新たなラップのプロジェクト!
「自分解放宣言〜DTラップクルー〜」!!!
ほとんどラップをやったことがない、ラップDTの生徒から、“自分を変えたい”、“自分の殻を破りたい”という「自分開放宣言」を募集して、我が校のラップクルーを結成!
特別顧問のR-指定 (Creepy Nuts)先生たちの徹底サポートのもと、来年の高校生RAP選手権出場を目指してもらうというプロジェクトです!
とーやま校長「先月いっぱい、自分開放宣言を募集させてもらい、4人のメンバーが決まっております!」
あしざわ教頭「今月の授業では、毎週1人ずつメンバーを発表していき、これまで3人のメンバーを発表していきました」
今週はラスト! 4人目のメンバーを発表! 早速、放送室に呼び出して話を聞いていくぞ!
<ピンポンパンポーン>
R-指定先生「高知県 17歳 男の子 ラジオネーム MC KAKELU a.k.a 翔! 今すぐ放送室に来なさい!」
MC KAKELU a.k.a 翔「 失礼します! MC KAKELU a.k.a 翔です!」
とーやま校長「ここに呼ばれたという事は、どういうことか分かってるね?」
MC KAKELU a.k.a 翔「はい!」
とーやま校長「4人目のDTラップクルー選出、おめでとう!」
MC KAKELU a.k.a 翔「ありがとうございます!!!」
あしざわ教頭・R-指定先生「おめでとう〜!」
とーやま校長「率直に、今の気持ちはどんな気持ち?」
MC KAKELU a.k.a 翔「今の気持ちは、めっちゃ嬉しいしかないです!もともと送った時に”ムリやろな…”って気持ちが強かったんですよ。俺なんてしたっぱのやつが受かるわけがないって思ってて」
あしざわ教頭「自分をすごい下に見てるな(笑)」
MC KAKELU a.k.a 翔「そう思いながら送ってみたら、合格したって感じです!」
とーやま校長「R先生、こういうことがこれからの人生でもたくさん起きていくでしょうし、起こしていかないといけないですよね!」
R-指定先生「そうです! それこそがヒップホップ的な人生というか、”俺なんて…”っていうやつが自信を持てる、一発逆転できるのがヒップホップやラップの良いところなので!」
そんなMC KAKELU a.k.a 翔と話をするのは、約1ヶ月ぶり!
「入学」というテーマで音源を送ってくれました。
とーやま校長「今までフリースタイルは友達とやっていたけど、ちゃんとリリックを書いて全国の人に聴いてもらうっていうのは、このSCHOOL OF LOCK!が初めてだったんだもんね」
MC KAKELU a.k.a 翔「はい」
とーやま校長「校内放送ラッパーズに出て、周りからの反響はあったりした?」
MC KAKELU a.k.a 翔「声をかけられたりとかはなかったんですけど、親に校内放送ラッパーズに出たよ、って報告したら”聴いてみたい!”ってことで、放送当日に一緒に聴いてたんです」
あしざわ教頭「それはドキドキするねえ」
MC KAKELU a.k.a 翔「めっちゃドキドキしました! で、聴き終わって親の顔見た瞬間に…『?』ってなって」
あしざわ教頭「はてな?」
MC KAKELU a.k.a 翔「何言ってるか分からないって言われて」
とーやま校長「それはラップの内容が何を言っているか分からないってこと?」
MC KAKELU a.k.a 翔「それもあるし、俺の声質なのかちょっと聴き取り辛かったみたいで、あまり良いようには捉えてもらってないんですけど、その後、1週間から2週間くらい経って、[ ラップ掲示板 ]を見たんですよ」
とーやま校長「SCHOOL OF LOCK!のラップ掲示板ね!」
MC KAKELU a.k.a 翔「そしたら、俺の書いたリリックを聴いて『俺と同じ気持ちの人が居たんだ』って書いてくれている人が3人ほどいたんです!」
とーやま校長「それは嬉しいね!」
MC KAKELU a.k.a 翔「めっちゃ嬉しかったです!」
とーやま校長「でもR先生、お母さんの『何を言っているかよく分からなかった』っていうのも、大事な意見だったりするじゃないですか」
R-指定先生「大事ですね! 俺も死ぬほど経験して来たし、自分でラップする時に俺は特に聴き取りやすくラップをしようっていうのは意識してて。初めて聴く人や、お年寄りの人でも、耳が慣れて来たらギリギリ聴き取れるように意識しているんやけど、意識しない場合も全然アリやし。でも、 KAKELUは滑舌もいいし、喋ってる感じも全然聴き取りやすいから、いけると思うんやけどな。多分、お母さんも耳が慣れて来たら分かると思う!」
MC KAKELU a.k.a 翔「なるほど!」
R-指定先生「うちのオトンやオカンも、俺の曲聴いても『何言っとるか分からへん』って言ってたけど、十何年俺がラップを続けていて、その活動をなんとなく追っかけているうちにラップを聴けるようになったから」
あしざわ教頭「聴く側の成長みたいなこともあったりするんですね!」
R-指定先生「そうなんです。耳が慣れる、慣れないっていうのも結構あるんですよ」
とーやま校長「KAKELUとしては色んなことが始まったばかりだけど、DTラップクルーに選ばれた今、何か目標はある?」
MC KAKELU a.k.a 翔「今は、最終目標としている『高校生ラップ選手権』出て優勝したい、っていうのが目標としてあります!」
とーやま校長「やっぱり、目標はどデカく掲げてなんぼですよね!」
R-指定先生「それくらいデカイほうがね!」
そんな、MC KAKELU a.k.a 翔の『自分開放宣言』とは…
MC KAKELU a.k.a 翔「R-指定先生を超えるラッパーになりたい!」
R-指定先生「おお〜!! でも、これは嬉しいですね!俺もそんなこと言われるようになったんやな、と。ありがとうな!」
MC KAKELU a.k.a 翔「こちらこそ、ありがとうございます!」
とーやま校長「KAKELUには、ライバルとなるR-指定先生に指導していただきながら、さらにビックな男になるべく頑張ってもらうぞ!改めて、DTラップクルー入り、おめでとう!!!」
MC KAKELU a.k.a 翔「ありがとうございます!」
さあ、新たなラップのプロジェクト「自分解放宣言〜DTラップクルー〜」!
今夜は4人目のメンバー、RN MC KAKELU a.k.a 翔を発表致しました!
ということで、これまで発表した
詠み人知らず
MC DEEJAY
アプリコットのツリーホーク
MC KAKELU a.k.a 翔
この4人がDTラップクルーのメンバーです!
これからこの4人には毎週ラップに関する宿題が出されて、R-指定先生、EINSHTEIN先生、言xTHEANSWER先生のサポートのもと『高校生ラップ選手権』出場を目指してもらいます!
とーやま校長「来週から早速、宿題が始まるんだけど、来月の3週目と4週目にクルーメンバーのみんなに経過報告をしてもらおうと思っている!」
あしざわ教頭「ということは、来月の1週目と2週目は何をするんでしょう?というか、来月の1週目ってもう来週なんですよね!」
とーやま校長「来週と再来週はゲスト講師をお招きしたいと思っている!」
来週お迎えするゲスト講師は……
DOTAMA先生ーーーーー!!!!!
あしざわ教頭「『フリースタイルダンジョン』の初代モンスターだったり、テレビやなどに出演されている、あのDOTAMA先生ですか!」
とーやま校長「今でもそうだけど、初めて見たときはスーツとメガネでヒップホップのイメージでは全くなかったけれど、めちゃめちゃ面白いしカッコいいんだ!」
あしざわ教頭「しかも、『フリースタイルダンジョン』では”そこを突かれるとヤバい!”ってことをガンガン言ったりするんですよね!」
とーやま校長「俺、DOTAMA先生の楽曲がすごく好きなんだけど、まだその思いを伝えられてないから、俺の思いを伝える時間になるかもしれない」
あしざわ教頭「それだけの時間にするのはやめてもらっていいですか?(笑)それで長くなるパターンがよくあるんですから」
とーやま校長「確かに!」
来週のこの授業では、DOTAMA先生がラップを始めた頃の話や、10代の頃の話を聞かせてもらおうと思ってる!
「スカパー!校内放送ラッパーズ」は、来週金曜日に再び開講!
R-指定先生、今夜もありがとうございました!