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Creepy Nuts先生が特別講師を務める、ラップの授業、校内放送ラッパーズ
3月いっぱいで一旦、閉講となります。
約1年間、聞いてくれてありがとうございました!
自分解放宣言クルーメンバー発表!!(3)
校内放送ラッパーズ 2018年06月22日(金)
とーやま校長「SCHOOL OF LOCK! 校長のとーやまです!」
あしざわ教頭「教頭のあしざわです。そして!」
R-指定先生「スカパー!校内放送ラッパーズの特別講師、CreepyNutsのR-指定です!」
とーやま校長「Rちゃ〜ん(低音)」
R-指定先生「どうも〜(低音)」
あしざわ教頭「低いバージョンだ!」
とーやま校長「今までずっと高かったから、整合性取るために3週に1回くらいは低めにしたほうがいいかなって」
あしざわ教頭「普通に喋ればいいじゃない(笑)」
とーやま校長「Rちゃんは、話してるとすごく楽しい人だなっていつも思ってるんで…(低音)」
R-指定先生「俺もそう思ってます…(低音)」
とーやま校長「マジですか…。うちでは大体どれくらいの金利でお金を借りるおつもりですか…(低音)」
あしざわ教頭「違う違う(笑)」
R-指定先生「騙される方も悪いと思うんです…(低音)」
あしざわ教頭「(ニュース番組とかで)そういうのあるけど! やめてもらっていいですか?(笑)」
とーやま校長「すりガラス越しの対談ってことだから」
あしざわ教頭「聴く側はモザイクと音声変わってないからね(笑)」
さあ、今週もこちらの新たなラップのプロジェクト!
「自分解放宣言〜DTラップクルー〜」!!!
ほとんどラップをやったことがない、ラップDTの生徒から、“自分を変えたい”、“自分の殻を破りたい”という「自分開放宣言」を募集して、我が校のラップクルーを結成!
特別顧問のR-指定 (Creepy Nuts)先生たちの徹底サポートのもと、来年の高校生RAP選手権出場を目指してもらうというプロジェクトです!
とーやま校長「先月いっぱい、自分開放宣言を募集させてもらい、4人のメンバーが決まっております!」
あしざわ教頭「今月の授業では、毎週1人ずつメンバーを発表していき、これまで2人のメンバーを発表していきました」
今週は3人目のメンバーを発表!早速放送室に呼び出して話を聞いていくぞ!
<ピンポンパンポーン>
R-指定先生「静岡県 16歳 女の子 アプリコットのツリーホーク! 今すぐ放送室に来なさい!」
アプリコットのツリーホーク「こんにちは! 失礼します」
とーやま校長「こんばんは〜」
アプリコットのツリーホーク「こんばんは(笑)」
とーやま校長「まあ、時差あるからね」
あしざわ教頭「ないない(笑)」
とーやま校長「改めてラジオネーム教えてくれ!」
アプリコットのツリーホーク「静岡県 16歳 アプリコットのツリーホークです!」
とーやま校長「アプリコットのツリーホークは、何回も書き込み読んだことあるよね?」
アプリコットのツリーホーク「はい、お話とかもさせてもらってます!」
とーやま校長「そうだよね! だから、名前を見て”アプリコットのツリーホークじゃん!”って思ったよ。
それじゃあ、アプリコットのツリーホークもDTラップクルーに選ばれたってことですか?」
R-指定先生「そうですね!」
とーやま校長「おめでとう!」
アプリコットのツリーホーク「ありがとうございます!」
あしざわ教頭「やったな!!」
とーやま校長「R先生が先週言っていた、『紅一点』とはこういうことか! ツリーホークもヒップホップは好きなの?」
アプリコットのツリーホーク「そうですね。今まではJ-POPとかばかり聴いていたんですけど、高校生ラップ選手権は知っていたので、そういうので見たりしていました。ちゃんみな先生とRei©hi先生のバトルとかカッコイイな〜って思って見てました!」
とーやま校長「やっぱり、高校生ラップ選手権は、同世代の子たちがやっていることもあって感じるものもあるんだろうね。ツリーホークはどういうものを感じた?」
アプリコットのツリーホーク「同い年なのに、なんでこんなにも自分たちと違うんだろうって思って見てました」
R-指定先生「その違いっていうのは、どんな違い?」
アプリコットのツリーホーク「私は普通の高校に行って、普通に勉強して、部活やって帰って来て勉強して、また学校に行って…みたいな普通の生活をしているのに、全然違う舞台に立って思ったことをバンバンと言っていて。そんな機会は私にはないし、私の周りにもないから、世界が違うなって思って見てます」
あしざわ教頭「羨ましいみたいな気持ちもあるってことかな」
アプリコットのツリーホーク「それもあります。届かないけど、行けたらいいなみたいな…」
とーやま校長「R先生、DTラップクルーを目指す生徒には『自分開放宣言』を書いて送ってくれって言っていたじゃないですか。手元にアプリコットのツリーホークの開放宣言もあるんですけど、これすごくないですか!」
R-指定先生「詩としてすごく素晴らしいですね!」
とーやま校長「20〜30行くらいあるじゃないですか。読んでいるうちに、このままラップにしちゃえばいいんじゃないかって思うくらいで!」
R-指定先生「そうですよね! ほんま引き込まれる文章で、めちゃめちゃ上手です!」
アプリコットのツリーホーク「ありがとうございます!」
R-指定先生「歌詞とか書いたことある?」
アプリコットのツリーホーク「全然ないです」
R-指定先生「マジで!?」
とーやま校長「冒頭も『普通から抜け出したい 普通がイヤだから』って文で始まって、途中では『今の私はクソダサいから、カッコよくなりたい! 吹っ切れたいきっかけが欲しい!!!』ってビックリマークもたくさんついていて」
R-指定先生「『ここからだ、やってやる!』って心理描写も入っていて、すごいですよね。
締めも、『カッコイイあいつらに、少しでも追いつけるように…』って書いてて。このまま歌詞にして曲を聴きたいくらいですよね」
とーやま校長「今思っている全てをぶちまけてくれたってことでしょ?」
アプリコットのツリーホーク「そうです。その時のモヤモヤした気持ちをぶつけました」
R-指定先生「この文章は胸を打ちますよ!」
とーやま校長「宣言の中にも『ラップはやったことない』って書いているけど、ラップは本当に初めてなんだ?」
アプリコットのツリーホーク「ヒップホップ自体、あまり接点があるものでもなかったので、やったことは全然ないんです」
とーやま校長「でも、音楽は好きなんだよね?」
アプリコットのツリーホーク「好きです!」
とーやま校長「今までバンドとかやったりしたことはある?」
アプリコットのツリーホーク「バンドはないんですけど、5歳くらいからピアノをやっていて今も続けているんですけど、今は部活でお琴を弾いています」
とーやま校長「ピアノも弾けてお琴も弾けるラッパーってなかなかいないですよね!」
R-指定先生「なかなかいないですね。俺の友達でも昔ピアノを習っていてラップしている奴がいるんですけど、そいつは元からピアノで音感が備わっているから、すごい良いメロディーも作るんですよ!
俺なんか全く楽器できないタイプのラッパーですけど、素養として楽器をやっているラッパーの人は、やっぱり良い感じになりますよ!」
あしざわ教頭「じゃあ、今やっているのも無駄じゃないね!」
R-指定先生「絶対に活きてくると思います」
とーやま校長「もしかしたら、お琴の和の部分とかもラップに乗っかって来たりしたらめちゃくちゃ面白いですよね!」
R-指定先生「ありえますね! というか、自分で全部できるんちゃうの? ピアノとかお琴を弾いてトラック作って、そこに自分のラップを乗せるみたいな…」
あしざわ教頭「めっちゃカッコイイじゃん!」
とーやま校長「それで高校生ラップ選手権とか飛び込んで行ったら”わあ!”ってなるよ!」
R-指定先生「なるなる!」
とーやま校長「ツリーホークは、DTラップクルーをきっかけにどういう自分になりたい?」
アプリコットのツリーホーク「友達との会話とかでも自分の思ったことをバシッと言えるようにしたいです。
場の空気を優先しちゃって自分の思ったことが言えずに溜めちゃうことがあるので…。
そういうのがイヤだから、何か自分が一番になれることが欲しかったし、自分が思ったことを言える力が欲しいです!」
とーやま校長「R先生! アプリコットのツリーホークをよろしくお願いします!」
R-指定先生「はい! 一緒に頑張りましょう! 俺も、自分の言いたい事言われへんっていうの分かる。
この歳になってもそういう部分は残っていて、日常とかでは意見を引っ込めちゃうんですけど、ラップがあればそこで全部ぶつけられるから 。ぜひ、頑張って欲しいなと思います!」
とーやま校長「アプリコットのツリーホーク! 改めて、DTラップクルー入り、おめでとう!!!」
アプリコットのツリーホーク「ありがとうございます!」
さあ、新たなラップのプロジェクト「自分解放宣言〜DTラップクルー〜」!
今夜は3人目のメンバー、RN アプリコットのツリーホークを発表致しました!
とーやま校長「話を聞いているだけでこちらも焚き付けられるものがありますよね!」
R-指定先生「しかも声もいいし、お話も上手ですよね! お話が上手になるのとラップを上手になるための道筋は同じですし、語り口が良いリズムをしているのでラップもどんな感じか楽しみですね!」
あしざわ教頭「想いも溢れているしね!」
とーやま校長「来週はラスト! 4人目のメンバーを発表します! R先生、またしてもヒント欲しいんですけど…」
R-指定先生「一度……登場してます!!」
とーやま校長「マジっすか! ……Rei©hi先生でしょ!」
あしざわ教頭「だから、それは先生ですって(笑) Rei©hi先生来たらただのゲストですから」
とーやま校長「そうか、もうお会いしているし話もしているね(笑)」
「スカパー!校内放送ラッパーズ」は、来週金曜日に再び開講!
R-指定先生、今夜もありがとうございました!