―昼食 ふう〜。面接も終わり、みんなの緊張もほぐれたところで、昼食タ〜イム! オッベント♪オッベント♪みんなもうすっかり仲良くなっていて、なんか遠足に来てるみたいな状態。がしかし! その裏では、SCHOOL OF LOCK! 職員による、超真剣な選考会議が行われているのだよみんな。そんなことは露も知らず、パクパクペチャクチャとお弁当を口に運ぶモデル候補生たち。どさくさに紛れてボクもパクパク。 すると! 突然ひっつ先生が現れた。「すみません、女の子だけちょっと移動してもらっていいですか〜」。部屋にいる全員の頭の上に「?」が浮かぶ。ゾロゾロと、頭に「?」をくっ付けたままの女子たちが先ほどの面接部屋に移動する。どさくさに紛れて男子のボクも「?」をくっ付けて移動〜! 面接部屋に到着すると、そこには今までなかった黒板の姿が。すると、モデル部顧問のあっきー先生が言葉を発する。「1人ずつ黒板を持ってみてください〜」。むむ! これは先生たち、女子の選考に頭を抱えているな! そう、今年の1月に発売されたToppaの裏パッケージのモデルたちは、みんな黒板を持っていたんです。つまり、黒板を持った姿が一番重要、なのだ! 1人ずつ順番に、黒板を持った姿を披露していく。うんうん。ふむふむ。お〜! へ〜。など、言葉にならぬ言葉が先生たちから飛び交う。無言で黒板を持つ女子たち。すると、結花ちゃんが自分の番になり、こんなことを聞いてきた。「この黒板ってゴッチ先生たちも使ってるんですか?」。「うん、もちろん」。すると、結花ちゃんがこう言う、「舐めていいですか?」。彼女の目は本気だ。ひっつ先生の、「お腹が痛くなるだけだからやめたほうがいいよ」というフォローがなかったら、彼女はきっとやっていた。つまり彼女は黒板を舐めていたということだ! 午後2時半。女子たちが戻っていった職員室に、海賊先生がノソッと現れた。そしてゆっくりと話し始める。 「今日は来てくれてありがとう。SCHOOL OF LOCK! はただの旗。YOUNG FLAGの会場に立てた旗も、最初シナチクみたいにヘロヘロだった。旗って風がなかったら意味がないんだよね。でも夜になって風が吹いてくると、ブワーッてなびいたんだよ旗が。それがすげえ格好良くてさ。今日もみんなっていう風が会いに来てくれて、今、俺たちの旗はブワンブワンなびいてるよ。ありがとう。今日、もしいいことがなくても、それは次にいいことがあるってこと。いいことっていうのは、順番に回ってくるもんだよ」。 うん。確かにToppaモデルを募集しても、誰も応募してこなかったら全く成立しないもんね。みんな、わざわざ遠くから来てくれてありがとう。応募してくれたみんなもありがとう。そして、次はいよいよ、、 ―合格者発表! 前回同様、先生たちは、選考に相当頭を悩ませたみたいです。でも、4人に絞らなければならない。受かる人もいれば落ちる人もいる。それは厳しいけど、当然のこと。うん。今回、Toppa2モデルに選ばれたのは・・・男子2人、女子2人、計4人です! 選ばれた4人の発表は・・・・・・このあとすぐ!! | |
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