キャプ10(テン)ズ


キャプ10(テン)ズ

先日!学校の英雄に登場し、被災の影響で、練習が出来ない現状を話してくれた、ラジオネーム:ゆん!!!
彼女が所属している部活が、この安達高校カヌー部!!!
目指すはもちろん昨年も出場した、インターハイで結果を残すこと!!!!

キャプ10(テン)ズ
そのカヌー部のキャプテン
福島県17才 男の子 RN たろー! がんばれい!!


東北総体を控え
7月15日に東北総体を控えていた安達高校カヌー部。
キャプテンのたろーは、大会前にこんな力強い言葉を届けてくれた。
「自分たちは、被災地の選手であることをマイナスとして、考えている選手はいません。全国では暴れてきたいと思います!」

震災後
学校や部活から "とりあえず今週は外出禁止" と言われたカヌー部員。
それが1週間、また1週間と自宅に待機する時間が延びていく、「先が全然見えなくて不安でした」と、たろー。
そんな中でもどうやってモチベーションを保ち続けたのか?
正直、状況が全部飲み込めてるわけではなく、ただただ学校は行けない。外にも出れない。でも他の県の人は練習している。
「今はできることをやるしかないなと思って…気合いで乗り切ってやってました」
ようやく外で活動できるようになったものの、練習時間はたったの1時間。他にも色々と制限があったという。
そんな中、安達高校カヌー部はインターハイへの出場権を見事に得た。

インターハイ
男子は、予選を勝ち進み、準決勝へ。レースで上位2位までに入れば決勝レースへ進めるが、準決勝は……0.1秒ぐらいの差で3着だった。しかし女子は4位に入賞する。「それは嬉しかったでです」とたろー。

インターハイが終わって感じたこととは?

「正直言うと…毎年先輩方が上位に入賞してる部なので、情けないというか悔しい想いしか最初はなかったんですけど、でもやりきった結果なので、そこは胸張っていいかなと思ってます」



キャプテンから最後のメッセージ

まず『3年生』に。
3年間一緒にやってきて、本当に楽しかった。
俺は2年生の時に右ひじを壊して、
3ヶ月くらいできなかったり
インターハイに出られなかったりして、
"もう俺、ダメだな" って正直思ったんだけど、
練習中も雰囲気とかで "はい上がって来いよ!" って
いうのを感じたから、そのおかげで
リハビリも歯を食いしばって頑張って来れて、
すごく感謝してます。
そして、最後のインターハイ
…女子は本当におめでとう。
男子は、最後の夏に結果を残せなかったけど、
何があっても諦めずにやってきたから、
そこは誰に何と言われようと誇りにして、
胸張っていっていいと思う。
これから別々の進路に行くけど、
胸張ってやっていこう。

次は『後輩』に。
今年のインターハイが終わって、
特に男子はすごく悔しい想いがあると思う。
でも、悔しさが大きいヤツの方が伸びていけるし、
最後は強くなって勝てると思うから、
悔しさをエネルギーに変えて、
来年勝てるように頑張ってほしい。応援してます。

最後に…6年間カヌーをやってきて、
このチームだからこそ俺は
全力でを出し切って来れたから、
みんなに出会えてよかった。ありがとう!!



福島県 安達高校 カヌー部!! お疲れ様でした!!!


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