キャプ10(テン)ズ


キャプ10(テン)ズ

大洲高校は、111周年!しかし!一度も甲子園出場をしていない!!!
甲子園に初出場するために集められた仲間たちと、最高の夏を迎えたい!!!

キャプ10(テン)ズ
キャプテンは、愛媛県 17才 男の子
RN 大洲の強面王子!
ポジションはピッチャー!!! もちろんエース!!!
がんばれい!!!


甲子園大会の愛媛県予選1回戦
大洲高校硬式野球部は1回戦を7-1で勝利した。ただ、心配なことが一つ。キャプテンであり、チームのエース、大洲の強面王子は、この試合をベンチから見守った。どうやら、最近、肘の具合が悪く、1ヶ月近く投げていないという。そんな大洲の強面王子が復帰を目指すのが、来週、月曜日に行われる、3回戦。順当にいくと、3回戦の対戦相手は、去年「春の甲子園」に出場した、今治西高校。これは名の知れた強豪校。「総力戦になるので、痛み止めを飲んででも強行出場する」と、大洲の強面王子。

甲子園大会の愛媛県予選3回戦
大洲高校は、甲子園の愛媛県予選2回戦も順調に突破。そして3回戦の相手は、名門、今治西高校。キャプテンであり、チームのエースだった、大洲の強面王子は、今、ヒジを痛めていて、この1ヶ月間、ボールを全く投げていない。そんな大洲の強面王子は……この試合、強行出場する。ただし、先発は、これまで投げてきたピッチャーだった。大洲の強面王子は、リリーフの時を待つ。回が進むにつれて、自力に勝る今治西が得点を重ね、点差がどんどんと開いていってしまう。そんな敗戦ムード漂う6回の裏。監督から呼ばれたのが…大洲の強面王子だ。6回のみのピンポイント・リリーフ。全力投球したものの打たれてしまい1失点。その後、コールド負けしそうな一方的な試合展開になったものの、打撃陣がなんとか踏ん張り、最終回へもつれこんだ。がしかし、結果は4−8で敗戦。大洲高校・硬式野球部の夏は終わってしまった。

試合後
試合が終わった後、ずっと大洲の強面王子に変わって、エースナンバーを背負ってきたピッチャーに、大洲の強面王子は、泣きながら、こう声をかけたという。

「3年間やってきたけど、お前だったから、3年間を託すことができた。よくやったよ。悔いはない」



キャプテンから最後のメッセージ

中学でエースや4番、
キャプテンがたくさん集まったチームだったから、
自己主張が強くて、
新チームになってまとめるのが大変だったけど、
みんなとプレーできたこと、誇りに思う。
みんなと出会えて良かった。
最後の夏は、後輩も含めて部員全員の名前を
帽子のつばの裏に書いたよな。
みんなで戦ってるんだって思えたよ。
俺たちは本当に強い絆を持ったチームだと、
今も思ってる。
これからは離ればなれになるけど、
大人になってもまた集まろう。
3年生15人、みんな大好きだ!!



愛媛県 大洲高校 硬式野球部!! お疲れ様でした!!!


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