いつもこの放送後記を読んでくれている生徒のみなさん、こんばんは!こんにちは!おはようございます!
先週の長渕LOCKS!は聴いてくれたでしょうか!?
放送は聴けなかったけど後記は読んだというキミ、悔しかったでしょう!!!
それほどの熱量を30分にパッケージしてお届けした先週の長渕LOCKS!
今週もそれに負けない熱量でお届けしました!
その熱量に負けないように、残念ながら放送を聴くことができなかった生徒のために、今回も頑張ってできるだけ当日の熱量を伝えられる後記にできればと思ってます!押忍!!!
では、TSUYOSHI NAGABUCHI HALL TOUR2015‘ROAD TO FUJI’リハーサル潜入取材レポート後編、スタートです!!!
M.くそったれの人生(TSUYOSHI NAGABUCHI HALL TOUR2015‘ROAD TO FUJI’リハーサル 2015.2.16.)/長渕剛
今夜の1曲目はもちろん当日のリハーサル音源!
先週も全てのオンエア曲を当日のリハ音源でお届けしましたが、聴いてくれた生徒の中には「ここまでネタバレさせるのやめてくれよ!」というお叱りの声もありました!本当にすみません!しかし、長渕先生のライヴはこの程度のネタバレで全ての雰囲気をつかめると思ったら大間違い!長渕先生はこれ以上の熱量で、俺達の想像を遥かに越えるライヴを見せてくれることは間違いない!!! なので今夜もフルスイングでリハの模様を伝えていくので、オンエア曲は全てリハーサル音源にさせていただきました。その中でも、2曲目に聴かせた音源は我々もオンエアするのをためらうほどの超貴重音源でした!その曲とは、長渕先生の最新曲『明日へ続く道』。
長渕先生がとあるインタビューで『SCHOOL OF LOCK!の生徒と話している中で生まれた気持ちもモチーフになっている』というようなことをおっしゃってくれたこの曲。わが長渕LOCKS!の初オンエアで聴いた生徒や、昨年の紅白歌合戦で聴いたという生徒もいると思いますが、この曲はピアノと長渕先生のボーカル、というシンプルな構成。そのシンプルさゆえに長渕先生の感情が浮き彫りになって、我々の心に訴えかけてくるということなんですが、なんとこの日のリハーサルでは、バンドサウンドでのアレンジに試行錯誤を重ねている場面を収録させていただくことができました。
今回の長渕LOCKS!では、その貴重な場面を特別にオンエア。長渕先生が各バンドメンバーに細かいアイディアや指示を投げ、曲を作り込んでいくシーンは本当に興味深かった!聴けなかった生徒は本当に残念!ちなみにこの日のリハーサルは14曲をトータル4時間かけて行ったのですが、この『明日へ続く道』の試行錯誤に費やされた時間はなんと1時間!!! どれだけ熱を入れて試行錯誤されていたかがこの費やした時間の割合を見ただけでもお分かりいただけると思います。
しかし、今回オンエアしたアレンジのものが当日披露されるかはまったくの未定!この日のリハーサル終わりでも長渕先生は音源を聴き直し、どういったアレンジがベストなのかをものすごく考えていたそうです。果たしてツアーではどんな『明日へ続く道』が披露されるのかぜひ自分自身の目と耳で確かめて欲しい!
M.明日へ続く道(TSUYOSHI NAGABUCHI HALL TOUR2015‘ROAD TO FUJI’リハーサル 2015.2.16.)/長渕剛
さあ、ここでリハーサルは一旦食事休憩に。この時間を利用して、とーやま校長が長渕先生にインタビューさせていただきました。
校長「剛先生、お疲れ様です!」
長渕「はぁ〜、お疲れ」
校長「本当にお疲れ様です(笑)これ、今のところ2時間ぐらいやったんですか?もう最初からずっと全力疾走でしたね」
長渕「もうずっと全力だよ」
校長「でもまだこれ前半なんですよね?」
長渕「そうだよ、あと2時間ぐらいやるのかな」
校長「体力とか大丈夫なんですか?」
長渕「もう体力は地道に作っていくしかないんだよ。先日も千葉で1週間ぐらい足の補強、強化のための合宿をしたんだけど、もう本当に痛みと苦痛を伴う...痛みと苦痛は一緒か(笑)とにかく1日が終わって寝る時に激しい痛みに襲われるぐらい追い込んでやったりしたからね」
校長「うわ〜」
長渕「そうやって一回足を作るでしょ、そしたら今日みたいな軽やかなステップが踏めるわけですよ」
校長「キレありますもんね、本当に」
長渕「でもここからさらにキレていくからね」
校長「さらにですか!?」
長渕「そうだよ、とにかく全力でやらないと。全力でいかないとアメリカにナメられるからね」
校長「アメリカに!? それはメンバーにってことですか?」
長渕「メンバーもそうだけど、日本としてアメリカにナメられないように全力でやらないといけないんだよ。クールにリハーサルをやるのもひとつの美しさかもしれないけど、俺は全力でやる!『コイツ、マジだ』って思われるくらいにね。一生懸命やることに対して、人は必ず一生懸命に返してくれると俺は信じてるんだよ。だからリハーサルは本番よりも厳しく!もうそれだけ」
校長「すごいですね。確かにスタッフの皆さんもバンドメンバーもみんな本気ですもんね。もう完成されてるんじゃないかと思うぐらいでしたけど」
長渕「完成という意味では1日1日が本番だからね。だから稽古じゃなくて、リハーサルの1日1日を本気でやる。そして1日1日の本番の内容を常に変えていくイメージなんだよね。ライヴは何が起こるかわからないわけだから。ふいにギターを投げたくなるかもしれない、ピアノで弾いてもらうところを俺がブルースハープでやってみたくなるかもしれない。その時その時の衝動をそのまま出して、その日だけの本番を繰り返していく、それだけだよ」
校長「なるほど」
長渕「だから俺が目にしているリハーサルスタジオの鏡の向こうには、何千何万という観客がいると思ってやってるんだよね。そのみんなの拳を上げさせるためにはどうするか?リハーサルの時に鏡を見れば、スタジオにいる全てのスタッフが見える。そのスタッフの中で1人でもノってないやつがいれば、それは俺のせい。そいつをどうやったらノらせることができるのか!? そのためには自分自身の熱量をさらに上げていかなければならないんだよ」
校長「僕も最初は拳上げて声張り上げてもいいのかなってためらったんですよ。リハーサルだからそんなことしちゃいけないのかなって。でもみなさんが拳を上げているのを見て、そして剛先生のパフォーマンスを見ていたらいつの間にか自然に拳が上がって叫んでいましたね」
長渕「素晴らしい!でも俺、校長が階段のところにいるの見えてたんだよ。アイツ、なかなか拳上げねぇな、世田谷ボコボコ同好会にボコボコにしてもらおうか、とも思ってたんだけど、だんだん体が揺れてきて、拳が上がって、声を張り上げてくれて、嬉しかったね」
校長「見えてたんすね(笑)でもウチの職員も全員拳上げてましたよ。特に女子職員なんか細い白い腕で『オイ!オイ!』ってやってて。そんなことする人じゃないって思ってたんですけど、そうさせる剛先生のライヴってすごいなと思いました」
長渕「それは本当に嬉しいね(笑)当たり前だけどみんなやっぱり照れはあるわけじゃない?でもその壁を越えてみんながひとつになる瞬間、その瞬間のために俺は必死で、全身全霊で心拍数を上げて挑んでいかないと万人の人間をひとつにすることはできないんだよ。そうすることが出来た時にね、目の前にまっすぐなハイウェイが見えるんだよ。その先に光がね、光明が指してくる感じがする。さあ俺達何万、何十万人で一緒にいくぞ!何も怖くない!そんな瞬間を作りたいがために一生懸命にやっている気がするね」
M. 明日をくだせえ(TSUYOSHI NAGABUCHI HALL TOUR2015‘ROAD TO FUJI’リハーサル 2015.2.16.)/ 長渕剛
さあ、2週に渡ってお届けしてきたリハーサル潜入取材もそろそろ終了。
最後はもちろん、この時間です。
校長「そういえばこの時間って他の方々はご飯食べてるじゃないですか。剛先生はどうしてるんですか?」
長渕「いや、校長が来ちゃったから今日はメシ抜きだよ。せっかくブリ大根作って持って来たのに」
校長「え?ブリ大根!? ご自分で作って持ってきたんですか?」
長渕「そうだよ。俺けっこうブリ大根作るの上手いんだよ(笑)」
校長「ちょっと、剛先生の作るブリ大根って」
長渕「トゥットゥルトゥルトゥルトゥットゥットゥ〜♪(3分クッキングのテーマ)」
校長「お!? これは剛の3分クッキングですか?」
長渕「今日のお料理はブリ大根でございます」
校長「ブリ大根。材料はどんな感じでしょう?」
長渕「今日は氷見産のブリをって、オイ!(怒)」
校長「すみません!! って、剛先生がフってきたんじゃないすか(笑)」
長渕「(笑)」
校長「じゃあもういつものアドレス読みやって下さいよ!」
ということで、唐突な『剛の3分クッキング』から恒例のアドレス読みをしましたが、結果は62点!
長渕「なんでだよ!」
校長「おざなりでしたよ。もうブリ大根のことしか考えてない感じでしたよ」
長渕「!鋭いな俺、ホントにブリ大根のことしか考えてなかった(笑)」
校長「やっぱり(笑)」
長渕「じゃあ、ちょっとブリ大根食ってくるよ(笑)」
校長「どうぞ(笑)そしてこの後もリハーサル頑張って下さい!」
長渕「押忍!!!」
M. 順子(TSUYOSHI NAGABUCHI HALL TOUR2015‘ROAD TO FUJI’リハーサル 2015.2.16.)/ 長渕剛
そして最後に、生徒のみんなに嬉しいお知らせ!
なんと今回取材させていただいたリハーサルの本番にあたる『TSUYOSHI NAGABUCHI HALL TOUR2015‘ROAD TO FUJI’』の静岡公演に生徒50名招待決定!!!
日程や応募方法など詳しくは【コチラ】をチェックしてくれ!! 長渕先生は生徒のみんなが来てくれるのを本当に楽しみに待っているぞ!
さあ、2週にわたってリハーサルスタジオの模様をお届けしてきた長渕LOCKS!
生徒のみんなからの感想をお待ちしています!
ぜひ【長渕掲示板】か【メール】から声を届けてくれ!待ってるぞ!!!
来週は久々に長渕先生が炎の生活指導室に戻って来るのでお楽しみに!
そして、来週6日(金)のツアー初日に参加する生徒は楽しんでくれ!
それでは、また来週!
長渕語・録「一生懸命やることに対して、人は必ず一生懸命に返してくれると俺は信じてるんだ」