サカナ掲示板の書き込み紹介(w/江島啓一&岩寺基晴)
サカナクション 2015.4.2 木曜日
江島「はい、授業を始めますから、席に着いて下さい。マンガを読んでいる生徒は、マンガをしまいなさい。」
岩寺「Twitterを開いている生徒は、Twitterを閉じなさい。授業が始まりますよ。」
江島「こんばんは。サカナクションの江島啓一です。」
岩寺「岩寺基晴です。」
江島「今夜のサカナLOCKS!は、僕たち副担任'sがお届けしたいと思います。一郎先生から、まもなく歌詞ができそうだという連絡がありまして。」
岩寺「ね。Twitterでもつぶやいてたね。……つぶやいちゃってたね。」
江島「つぶやいちゃってましたね(笑)。どうなんのかなーと思ったんだけど。」
岩寺「スランプ抜けたってね。」
一郎先生のツイートは[⇒コチラ]
江島「最初はね、草刈愛美先生のお子さんと僕の歌詞はどっちが早く産まれるかな……みたいな感じで(笑)。それはそれでこっちとしては問題だぞと思ったんだけど。まあ、順調に、一郎先生の方が早く産まれそうだぞって。」
岩寺「ね。なんか、2〜3日前から陣痛がもう始まって……(笑)。」
江島「始まってるらしいよ(笑)。」
岩寺「言葉の分娩台に(笑)。」
江島「はい。行っているようなので。来週は、すっきりした一郎先生が授業に来るんじゃないかなと思います。」
岩寺「ねー。来て欲しいですね。……では、黒板を書きます。」
今回のサカナLOCKS!は、4月に入って最初の授業。サカナLOCKS!の副担任'sである、ドラムの江島啓一先生、ギターの岩寺先生と一緒に[ サカナLOCKS! 掲示板 ] の書き込みを紹介していきます。
■ す、すごい‥‥?(゚Д゚)
昨日の放送きいて、バイナル欲しくなりました!! すごい!おもしろい!! 聴いてみたい!ということでプレーヤーを朝から親におねだりしましたが、どうせ一枚二枚しか聴かないんだろと一蹴されました。(笑)これから誕生日、クリスマス、お年玉と貯め続けて、絶対レコードプレーヤー買います!服とか遊びに行くのとかもなるべく我慢します!それくらいほしいです!(笑笑)
ふぐふぐのどか
女/15/北海道
女/15/北海道
岩寺「おー。いいっすねー。」
江島「あるねー、そういうの。」
岩寺「先週、アナログの授業を一郎と二人でやっていたもんね。」
江島「やってた。」
岩寺「結構、反響があったみたいじゃないですか。」
江島「……失敗したんだけどね、僕は(笑)。」
岩寺「あー、頭出し?(笑) 失敗しまくってたでしょ!……それもね、アナログの味というか。いいところでもあるじゃないですか。」
先週のサカナLOCKS!の授業の様子は[⇒コチラ]
江島「でも、いいなー……なんか。誕生日とか、クリスマス、お年玉……お小遣いとか貯めて買うっていうのは。これ、一生ものになるよ。」
岩寺「そうだね。でもさ、先週も言っていたけど、ものによっては1万円前後で買えるプレーヤーもあるって話だったじゃん。最初は、そのくらいのエントリーモデルを買っていただいて、ハマったらどんどんその先の道が見えてきたりするのも面白いところなので。」
江島「ぜひぜひ。記念の一台を買っていただきたいと思います。」
岩寺「買って欲しいですねー。」
■ ヴァイナル
三枚とも買いました!! 聴くのが楽しみです
アライモノーション
男/15/広島県
男/15/広島県
江島「イエー!! バイナル!」
岩寺「バイナル(笑)。……先週からね、バイナルがどうやら流行っているらしい(笑)。」
江島「バイナルね。通は、レコードの事をバイナルって言うからね。」
岩寺「バイナル先生!」
江島「バイナル先生ではないよ、別に(笑)。」
岩寺「でも、すごいね。15才で3枚とも購入だってさ。」
江島「1枚いくらだったっけ……3800円?この値段を出してもらうって、僕らの責任は重大ですよ。」
岩寺「うん。その責任に答えられるために、いっぱい一郎先生が(歌詞を書いて)頑張っている最中に、僕らは作業をしていましたからね。」
江島「うん、したした。ちゃんと責任もって作ってます!」
岩寺「工場も行ってきました!だから、楽しんでください。アライモノーション君。」
サカナクションのアナログ盤に関しての情報は[⇒コチラ]
■ ハイレゾ買いました!
GO TO THE FUTUREのハイレゾ音源買いました。シンセとギターの音がかっこいい! ハイレゾだと音に立体感がありますね。 ところでシンシロのハイレゾ音源だけサンプリング周波数48kHzではなく44.1kHzだったのはなぜですか?
le knight crab
男/14/神奈川県
男/14/神奈川県
岩寺「おー……!14才、すごいところをついてきたね。」
江島「きたー。これ……今日、難しい授業になるよ!」
岩寺「ふふふ(笑)。14才でサンプリング周波数の事を考え出すってすごいね。」
江島「僕が14才の頃ね、知らないもん。サンプリング周波数。」
岩寺「知らない、知らない。」
江島「さすが。これね、CDが44.1kHzなのに対して、ハイレゾはそれ以上なんですよ。」
岩寺「それ以上であればハイレゾ。」
江島「そう。それ以上であれば、ハイレゾって言って良いよっていう決まりがある。……もう一個あんの。○○bitとかいう。〜〜kHzとか〜〜bit、どっちかがCDより高ければいい。」
岩寺「普通のCDだと何bit?」
江島「16bit。」
岩寺「で、今回のハイレゾのシンシロは?」
江島「24bit。」
岩寺「お。ビット数がCDより高いと。ビット数が高いとどうなるんですか?」
江島「音がきめ細かい。……これは難しい話です。なぜ、シンシロが44.1kHzなのか、なぜCDと同じなのかというと……『シンシロ』は、(札幌から)東京に出て来たばっかりのときの初めてのアルバムなんですよ。で、エンジニアさんが変わったの。それまで札幌のエンジニアさんにやってもらっていたのが、東京にきて、東京のエンジニアさん……浦本(雅史)さんっていうレコーディングエンジニアになって。」
岩寺「そうですね。サカナクションでは、シンシロ以降のレコーディングエンジニアですね。」
江島「当時の浦本さんの流行りが、44.1kHzだったの。」
岩寺「流行り……ほうほう。」
江島「44.1kHzの方が、パンチがあってよい音なんじゃないかっていう、浦本さんのこだわりがあったの。だから『シンシロ』だけ、44.1kHzっていう。」
岩寺「浦本さんの哲学に乗っ取って、レコーディングされるという。」
江島「そう。録ったマスターの音が、44.1kHzだったの。」
岩寺「そうですね。なのでビット数が24bitになっているので、ハイレゾには間違いない。」
江島「僕らがスタジオでレコーディングしながら聴いていた音と、同じフォーマットです。」
岩寺「今回のハイレゾ(のリリース)に関しては、スタジオで聴いていた音をそのまま聴いてもらうっていうコンセプトでもあったりする。」
江島「だから、敢えてそれ以上は変な事はしないでおこうって。」
岩寺「うん。無理矢理(数値的に)上げたりしないでおこうって。」
江島「そのまんまにしました。」
■ Ustream
過去の3作品に関する詳しい秘話も聴けて、さらに素敵な弾き語りまであって最高でした(^ ^)サカナクションのこれからを考えるためにも、過去を知ることが大切になってくると思います。久しぶりに3人のお話にじっくりと耳を傾けることができて、本当に良い機会でした。
ソーピッズキャメル
女/16/秋田県
女/16/秋田県
岩寺「ユーストね。この間、やったもんね。先週か。一郎先生の家で。」
江島「一郎先生と、岩寺先生と3人でやったんですけど。今回のアナログレコードを聴きながらね。当時の思い出とか、今後定期的にイベントを開いていきたいな……とか、それが最終的にレイヴパーティになったらいいなって。そういう流れで今後活動していきたいなって話をしたんだよね。」
岩寺「うん。あと、昔の映像とかも見たりさ。いろいろ、思い出話も。」
江島「なんかさ、秘蔵の映像があって。僕もね、持ってないんですよ。」
岩寺「嘘?探せば出てくるんじゃない?いつも何かしらでDVDとかでもらってるはずだよ。だからうちにも秘蔵DVDいっぱいあるもん。」
江島「そう?じゃあ紹介しよう今度。何かで。」
岩寺「あ、いいね。ははは(笑)。」
江島「見たーい。」
岩寺「ね。楽しかったね。いろいろ、昔の事を話しつつ、未来の事も考えて。」
江島「それにもね……とにもかくにも、一郎先生の出産が終わらない事には僕たちも進めないんでね。」
岩寺「そうだねー。」
江島「早く戻ってきて欲しいと思います。」
■ 母が
私の母はアナログレコードのお店で働いているのですが、そこに岩寺先生みたいな人がいるらしいです(笑)
swoon
女/14/東京都
女/14/東京都
二人「あははは!(笑)」
岩寺「何をもって……(笑)。」
江島「岩寺先生みたいな人……。本人では……?」
岩寺「ははは!(笑) いやいや、働いていないですからね。お店で。」
江島「働いてはいないんだね。」
岩寺「そうですね。でも、髪は長いんだろうね。」
江島「それはマストだよね、きっとね。」
岩寺「髭も生えているのかな。」
江島「もしかしたらギターを弾いているのかもしれない。お店で。」
岩寺「ふふふ(笑)。アナログレコードのお店で働いていて、髪長くて髭生えてるって、ふさわしすぎるよね(笑)。」
江島「それっぽいよね(笑)。そのまんまだね。」
岩寺「いっぱいそうな気がする。そういう人。」
江島「でも、岩寺先生みたいだなって。でも、お母さんが働いているんだよね?」
岩寺「ね、それはいいよね。お母さんがレコード店で働いているなんて、すごい良い環境だよね。」
江島「エリートですよ。音楽エリートです。」
岩寺「うん。家にも絶対プレーヤーあるだろうし。」
江島「お母さんにも、よろしくお伝えください。」
今回の授業も、そろそろ終了の時間になりました。
江島「みんなね、アナログとかハイレゾに興味持ってくれて、先生は嬉しいです。アナログもハイレゾも、ちょっと難しいかなっていうところはあるけど、実はそんな事ないんですよ。DVDとかBlu-rayはハイレゾだしね。みんな、普通に聴いているんですよ、ハイレゾ。レコードもね、多分お父さんとかお母さんに聞いたら、すぐ使い方分かると思うんでね。」
岩寺「そうですね。」
江島「是非これからも、いろんなフォーマットで楽しんでみてください。」
岩寺「何か分からない事があったら、掲示板にまた書き込んでください。」
江島「来週は、一郎先生が出産を終えて教室に戻ってくると思います。」
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