ボーカル&ドラムに注目してほしいヒゲダンの楽曲

Official髭男dism 2020.12.9 水曜日

SOL!


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聴取期限 2020年12月16日(水)PM 10:00 まで




(※教室のドアが開く音)

藤原「SCHOOL OF LOCK! “公式”の講師。Official髭男dismボーカルの藤原聡です!」

松浦「ドラムの松浦匡希です!」

藤原「久しぶりにこの2人で!」

松浦「不動のセンター2人が!」

藤原「まぁそうですね(笑)ライブだとだと僕とちゃんまつがセンターにいますね!」

松浦「センターにいますね(笑)」

藤原「その話から、昔、髪の毛をセンター分けにしていたことがあったことを思い出しましたね!」

松浦「あったね!」

藤原「高校の時もそうだったかもな〜?」

松浦「まじで?センター分けか〜!」

藤原「ちゃんまつはおでこが見えてるイメージないかな!」

松浦「前髪ないと落ち着かないんだよな〜!
初期の頃、少しおでこ出してたことあるけど、パッと見て「やっぱやめとこ」って思って、前髪作ったよね(笑)」

藤原「あったね!ごめん忘れてた!闇に葬られてたわ!デビュー初期ね(笑)俺もあの銀行員だから髪伸ばせなくて…!」

松浦「ミイラ取りがミイラになるみたいな(笑)自分の過去も掘っていくみたいな(笑)」

藤原「確かに(笑)でもしょうがない!調べれば出てくるんだもん(笑)だから手品師みたいな帽子かぶっている時もあったし!(笑)それも思い出だね!」

松浦「あれも思い出!若さですよ…じじいみたいだな(笑)」

藤原「そうだね(笑)若々しさが欲しいね(笑)前だけ見た話がしたい!
よしちゃんまつ!ここからは若々しく!パッションで行こう!前だけを見て行こう!!(笑)
先週、大輔と楢ちゃんが「自分たちのパートを聴いてほしいヒゲダンの曲」を紹介していました。
楢ちゃんがベースに注目して欲しい曲は『FIRE GROUND』で、大輔がギターに注目してほしい曲は『Driver』ということでした!
俺が自分のパートに注目して選ぶんだとしたら『相思相愛』を選ぶんじゃないかという予想を2人からもらったんですけど……やりづらいなあ〜(笑)」

松浦「やりづらいよな〜(笑)」

藤原「応えるべきなのか、裏切るべきなのか!(笑)でも今回僕たちは前だけしか見ていないので!一切取っ払って伝えたいことを伝えていこうということで!
今日は僕らも自分のパートで注目して欲しい曲を紹介して行こうと思います!ちゃんまつ、先どうぞ!」

松浦「いいんですか!僕、ちゃんまつのドラムに注目して欲しい曲は『HELLO』 です!」

(BGM. HELLO / Official髭男dism)

藤原「『HELLO』ね!」

松浦「これ、Official髭男dismっていうかっこいいバンドの曲なんですけど…」

「…」

藤原「はい(笑)
ごめんちょっとうまく受け止められなかったわ(笑)」

松浦「ごめんここはカットだね(笑)」

藤原「いやいや大丈夫!もう前だけ見て行こう!かっこいいドラムの話をしよう!」

松浦「ハローはなんだろうな?大サビ前のバカフィルとかさ!」

藤原「バカフィルって(笑)たくさん叩くやつね?」

松浦「そうそう手数多めのやつね!「全員のリズム全集中!」なのよ!分かる?全員でリズムを合わせてグルーヴを楽しんでる感じ!是非聴いてほしいな!細かいことを言うとAメロのハットワークだったり!」

藤原「3連の裏を強調するようなね!」

松浦「うん!あとBメロのフィルで攻めていく感じとか、色々あるんだけども、まずは全体のリズムのグルーヴを聴いてほしいですね!」

藤原「レコーディングした時の事を思い出すと、ドラムの音作りにすごい時間をかけた楽曲だったね!それだけこの楽曲はもちろんボーカルとか上に乗ってるギターも印象的かもしれないけど、やっぱドラムなんだなと思うな〜!」

松浦「本当にフィーチャーしてもらえて…!」

藤原「これは大事だと思うよ!ドッシリとしたロックをやったっていうのは、印象的だったなと思ってて。」

松浦「俺らって結構「いいな」って思った曲を選んでいくじゃん?で、この曲がガッチリはまった感じしたんだよな。」

藤原「確かにね。仕上がりを聴くとなんかすごいロック調ということで、そういう音になってるなとは思うけど、なんかあんまりそういうもの作ろうっていう感じでやったわけでもなかった気もしていて。
なんかこないだ、とあるテレビ番組で松任谷由美さんが「ロックしようと思った瞬間にロックじゃなくなる」って言ってて、それはなんかわかる気がするなって思って。『FIRE GROUND』とかもそうなんだけど、これはギターのフレーズが自然にどんどん整っていくみたいな。ドラムを大事に作っていったのが今までのヒゲダンにはなかったものが出てきたっていう。」

松浦「確かに!音からフレーズとかって出るよね?」

藤原「あるある!コンセプトありきじゃないほうが楽しいんだなって思うんだよね!」

M. HELLO / Official髭男dism

藤原「じゃあちゃんまつは『HELLO』で。
俺は…やりづらいな〜(笑)でも…もう選びましょう!俺が選ぶのは『相思相愛』です!」

(BGM. 相思相愛 / Official髭男dism)

藤原「ここまで言ってくれてるっていうのもあるから(笑)それだけあの二人の中で印象的っていうのがあるわけでしょう?(笑)」

松浦「いや〜俺も激推しするわ!」

藤原「ありがとう!何と言っても、2サビ後のピアノソロとか。あれがアレンジとして出来たのは結構嬉しかった!」

松浦「なんか、歌詞とかメロディーで心の琴線に触れるってあるけど、こう…ピアノってすごい琴線に触れるよね?」

藤原「そういう魅力を持ってる楽器ではあるよね。結構作ったの昔じゃない?」

松浦「そっか!もう2年前とか3年前か!」

藤原「下手したら3年前だね!当時は本当にまっすぐだったんだなって思いますね。できることが少ないゆえのまっすぐさみたいなのが逆に良かったのかな。この時は一生懸命に考えた結果このアレンジになっているわけだけど、クラッシックとかをやってた自分のルーツが活かされたような。」

松浦「確かに。」

藤原「『I LOVE...』とかはトラックを作る感じで、バンドの概念を超えてアレンジをやっていくのが面白くて。
『相思相愛』みたいな曲は、自分達がプレイしてる楽器のみで録っていくわけだけど。
どっちもいいと思わない?」

松浦「いいと思う!」

藤原「そう言う意味では、ちゃんまつが選んだ『HELLO』と、『相思相愛』は対照的だなと思って。それをどちらもやってきたのは素敵なことだなと思った!」

松浦「そう!ただひとつ言えるのは本当に「いいな」って思ったものしか出してないっていうね、俺らがね!」

藤原「これ「いいね」っていう感覚ってすごい難しいよね!『宿命』ってボツになりかけたの覚えてる?」

松浦「そうだっけ!」

(BGM. 宿命 / Official髭男dism)

藤原「俺がピアノ弾き語りで持っていったらみんな「まあいいんじゃない?」みたいな感じで(笑)」

松浦「(笑)」

藤原「ヒゲダンで「まあいいんじゃない?」って言われた時は基本的にはボツだからね(笑)」

松浦「伊豆合宿の時…?」

藤原「合宿の前に、ピアノ弾き語りで出したらみんな戸惑ってた(笑)」

松浦「マジで?生で弾き語りしてもらったときに「お…これは名曲きた!」って思ったけどな(笑)」

藤原「いやそれ本当に難しいわ!(笑)作り手としたらすげえ不安だわ!(笑)
…まあ気持ちわかるけどね!どういうふうにアレンジしていくかって展望が見えるか、見えないか、っていうのはあるからね。」

松浦「間違いない。」

藤原「難しいよね。いまだにメンバーには音って具体的な形とか言葉で話さんと出てこないところがあるから難しい!」

松浦「やっぱり頭で鳴ってる音が全員同じなわけじゃないからね。」

藤原「そうだよね!でもこのバンドはもうちょっとそういうところで少し伸び代があるんじゃないかなって思うことはあるかな!」

松浦「確かに!」

藤原「ぼちぼち8年とかやってるけど、まだまだ伝わんない時は伝わんないし、対策が必要とは思わないけど、もうすこし共に時間を重ねていくうちにちょっとずつ成長していくべきところなんじゃないかなという感覚はなんとなくありますね!」

松浦「そうだね!」

藤原「そのくらい言っとかないともう二週連続で自分たちの音楽というか、自分たちをずっと褒め称え続けてるでしょ?(笑)」

松浦「最後は厳しく!(笑)」

藤原「やっぱり前見なきゃ!」

松浦「やっぱり褒めるだけじゃなくて!お互いに切磋琢磨してね!」

藤原「頑張んなきゃだめよ!」

松浦「いい曲作ろう!」

M. 相思相愛 / Official髭男dism

藤原「はい、ということで2週にわたってメンバーの「これを聴いて欲しい」っていう自分のパートのおすすめ楽曲を紹介してきましたけども!
『宿命』がボツになりかけた話、ネットニュースに出されると嫌だね(笑)」

松浦「(笑)」

藤原「ちゃんと補足しておくけど、やっぱあの曲はリズムの展開が見えた瞬間に化けたから!納得してなくて世に出しているわけでは全くないですから!それは言っておかないと!」

松浦「補足だね!」

藤原「今でもしっくりきてないみたいに言われたら…もう本当に…そんなわけないから!!」

松浦「大切な、大切な楽曲ですから。」

藤原「だからそれだけはどうか…記事にするならちゃんと書いて欲しい!

松浦「するならね!」

藤原「そこをどうかちゃんと書いて欲しい!記者さん、何卒宜しくお願い致します!
では、今夜の授業は以上です!」


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