（カッ、カッ、カッ、チャイム……ガラガラ…）

洋平先生「はい！進路室へようこそ！
…と言っても進路室という名の我が家へようこそ！
今日も川上洋平の自宅スタジオからお送りしております！
なんか自宅待機に慣れ始めてきたのかな〜って感じますね。
ずっと家にいて、仕事もリモートで作業しているし、ご飯も自分で作ったりしています。
いつもは外食がメインなんですけど、行けない現状、スーパーに買い出しだけ外に出て、
食材を買って…何年ぶりかって話ですけど（笑）
でもやっぱり自分でご飯を作るって味気ないというか、作っている時点で、
どんな味になるのか分かるんですよ。
なので食べた時に驚きというか感動がなくて…（※個人の感想ですww）」

洋平先生「やっぱり普段の外食でどれだけの幸せを頂いているのかっていうのを改めて、痛感します。
人から提供されるモノって素晴らしいな！
ちなみに今の所の先生の得意料理は…カレーライス！
作る時は1週間分ぐらい作って、それをタッパーやジップロックに入れて冷凍保存。
でもカレーばっかりなので飽きてきて、
そろそろ変わり種でメキシコ料理の代表的なサルサである
ワカモレでも作ろうかなって思ってます（笑）
あと私、猫を飼っているのでさきほどから鈴の音が聞こえてるかな？
ソイ！おいで。ちょっとソイをスタジオから出しますね」



（……ソイちゃんをスタジオの外に出す洋平先生…「はい。行ってらっしゃい」）

洋平先生「ほっこりアレキサンドLOCKS!、今日もスタートです！」

M. Cat 2 / [Alexandros]

洋平先生「ソイも嬉しいと思いますよ。2年前までは浅草の野良猫でしたからね。
それが今や全国に鈴の音を響かせることが出来るんですから（笑）
ある意味スターですね！
さて、先週は映画のお話をしたので本日は…」

（ササササー…）

洋平先生「今週も黒板がないのでノートに…
“ペンで書くと割と字上手いじゃん！”って言われる…気がするよ！」

（ササササー…）

洋平先生「…お悩み相談!」

洋平先生「4月という時期、春という季節はどうしても‘夢’とか“進路が決まらない”とか
そういう悩みが増えるわけですね。おそらくそういうのが決まるのは、
1年ぐらい先の2月とか3月なんですよね。
でも4月って年度の始まりということもあって、漠然とした悩みを持っている生徒さんが
多いなって毎年思います」



洋平先生「やっぱり人にはペースというモノがありますから、
一生懸命、自分の最大限の努力を怠らずやれば良いのかなと思います。
先生もね、周りが気になる方なんですよ。
デビューした時なんかは、同期が自分たちよりお客さんを盛り上げてたりすると、
“何で自分たちにはこれが出来ないんだ！才能無いのかな〜”なんてことを
考えてたりしましたもん。
不安になるとは思います。それは当然だと思いますしね。
でも結局、最後に仕事が出来るようになれば問題ないんですよ。
もちろん過程で怒られることもあるだろうし、凹むこともあるんだろうけど、
それが努力に繋がるし、“やらなきゃ”っていう自分への発破がけにもなりますから。
そこは深刻にならず耐えて耐えて努力するしかないのかなと思います。
新社会人って、RN ちゃんあかさん以外にもたくさんいて、
同じような悩みを抱えている人も多いと思います。
そりゃ社会人をやったことがないわけですからね。当然。
社会人の先輩たちと一緒に仕事しても自分との差に愕然することもある。
でもそこは経験ですから！
新社会人の今は、とにかく1日でも先輩たちに追いつくように、
いや追い越せるように努力して欲しいと思います！」

M. Philosophy (18祭Mix) / [Alexandros]





洋平先生「こういった質問も多いですね〜。
でもこれもね、結局自分ペースってモノがあるから、
無理やり探すことはないんじゃないかなと思うんだよね。
RN ポリエットは何か好きなモノはないかな？
例えば
好きなバンドを追いかける→その好きなバンドが聴いてる音楽をディグる！
そうやっていくと“あれ、俺音楽好きだな”ってなって、
友達にも好きな音楽をお薦め→“あれ、俺音DJに向いてるんじゃないかな”
って…そうやって好きなモノを追求していくと、
どんどんどんどん具体的な夢が見えてくるかもしれない。
だからまずは‘夢を探す’んじゃなくて‘好きなモノ’を探す。
もっと言うと探すっていうこともしないで良いのかもしれない。
‘好きなモノ’って自然に見つかるしね。
そしてそれがたとえ、仕事に繋がらなくても良いと先生は思ってる。
たまたま先生の場合は、
音楽が好き→演奏するのが好き→人前でやるのが好き→曲を作るのが好き
っていうのが仕事に運良く繋がったけど、
好きなアイドルを追いかけるためにお金を稼ぐ！っていうのも全然良いし、カッコイイと思う。
どちらにせよ、共通しているのは‘好きなモノを追いかける’っていうのが大事。
それっていくら歳を重ねたとしても変わらないと思うから、生きやすくなるよ。
好きなモノに沿って、歩んでいく。
だからRN ポリエットもまだ焦らなくても全然大丈夫。
ただ1つ、アドバイスするとしたら、
何もしないと好きなモノって見つからないし、好きになる機会にも恵まれない。
今まで、遊びの誘いを断ってたとしたら、誘いにノった方がいい。
新しい発見があるかもしれないから。これってけっこう大きいんだよね。
先日も話したけど…」

（2020年3月31日の放送後記はコチラ！）

洋平先生「“私、人見知りなんですよ”っていう、おまじないみたいなモノを無くした方がいい。
そういう新しい発見の機会を自ら無くしてしまうのはもったいないもん！
色んな事に触れ合って、色んな経験を積んで、好きなモノを見つけるっていうのが、
夢への近道なのかもしれませんね」

M. This Is Teenage / [Alexandros]



洋平先生「先生も運良く好きなモノが仕事に繋がりましたけど、それで終わりじゃなくて、
今まで触れ合った事のないミュージシャンの方とか異業種の方とかと話して、
それが新しい刺激となって、曲や歌詞を書けたりするから、
ずっと経験を積んでいかないと良い仕事は出来ない。夢に終わりはないって事だね。
あと、今日の授業をしてみて、良いアイデアが浮かんでしまったんだけど…、
RN ポリエットのように‘夢がない’とか進路に迷っている生徒のために、
映画の感想文を課題として出します！
もしかしたらこれをきっかけに
映画関連の仕事とかに興味を持ってくれる生徒も出てくるかもしれないしね！
感想文を送ってきて欲しい映画のタイトルは…『いまを生きる』」

洋平先生「1989年のアメリカ映画なんですけど、詳細やあらすじはあえて言いません！
何も言わずにお題として出しますので、観た感想を【アレキサンドロス掲示板】に
書き込んで欲しいなと思います！たくさんの感想文、お待ちしております！」

M. 月色ホライズン / [Alexandros]