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最後に、この物語を締めるための、とても短いエピローグ。
今回の応募者である美早ちゃんから、後で聴いたハナシー

「友だちに、『学校が楽しくない。早く卒業したい』って、ずっと言ってた子がいたんです。

私も、楽しいことばっかりじゃなかったけど、最後くらいは、一日でも、一瞬でも、“楽しい”って思えたら、いい3年間だったと思えるんじゃないかって。

そう、その子も、あべま先生のことが大好きだったんです。
だから、なんとか、みんなで笑顔になれたらいいなと思って応募して…


LIVEの最中、その友だちが、私のところに来てくれたんです。
そしたら、泣きながら、『ありがとう。今日、ホントに来てよかった!』って………

私、もう、ホントに嬉しくて……

もう、なんだろ… 全てが、夢みたいです……」



途方もない夢を叶えるための魔法があるとしよう。
ならば。

その魔法とは、キミの強い想いのことだ。

卒業、おめでとう。

おわり

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