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それまで元気にこぶしをあげていたみんなの手が下がる。
ぎゅっと思い出を包むかのように硬く硬く手を握り締める。
ギターの音の向こうでたくさんの思い出がよみがえる。

サラバ青春、サラバ高校、サラバ先生、サラバ友達、サラバ君、サラバ昔の私、サラバ、サラバ、サラバ青春・・・。


曲が終わって一瞬おとずれた静寂。
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