今年のJASRAC賞は、昨年に引き続きLiSAさんの『紅蓮華』が金賞を受賞しました。さて、『紅蓮華』など楽曲の著作権は次のうち誰が持つでしょう?
A:作詞者・作曲者
B:歌手
C:レコード会社
A:作詞者・作曲者
B:歌手
C:レコード会社
正解はA:作詞者・作曲者です。
著作権は楽曲の創作者に与えられ、創作した時点で発生する権利です。音楽の場合は、楽曲を作った作詞者・作曲者、すなわち『紅蓮華』の場合はLiSAさん(作詞)・草野華余子さん(作曲)が著作権を持つことになります。
著作権は他人に譲渡することが可能です。『紅蓮華』の著作権も、楽曲の利用開発を行う音楽出版社に譲渡され、その音楽出版社から委託されてJASRACが管理しています。
配信やライブ・コンサート、カラオケなどで楽曲が利用される際に支払われる著作権使用料は、これら作詞者、作曲者、音楽出版社などの権利者へ分配されることになります。
なお、歌手やレコード会社には、著作隣接権という著作権とは別の権利があります。
JASRAC賞は金賞の『紅蓮華』のほかに、銀賞にLiSAさん『炎』(作詞:LiSA・梶浦由記/作曲:梶浦由記)が、銅賞に優里さん『ドライフラワー』(作詞:優里/作曲:優里)が、それぞれ受賞しました。
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