最近、絵や音楽など、色々な芸術作品を作る人工知能(AI)が話題です。では、AIが作った楽曲の著作権は誰が持つことになると言われているでしょうか?
A:AI自身が持つ
B:AIの開発者が持つ
C:誰も著作権を持たない
A:AI自身が持つ
B:AIの開発者が持つ
C:誰も著作権を持たない
正解はC:「誰も著作権を持たない」です。
著作権法で、著作物は「思想または感情を創作的に表現したもの」と定義されています。AIは、現時点では自分の思想や感情は持たないので、AIが作った楽曲は、著作物にあたらず、著作権は付与されないとされています。
ただし、現在の技術では、AIが一から楽曲を完成させることは難しく、人間の手直しが必要です。そのような手直しで、人間が「思想または感情の創作的な表現」を加えれば、著作物として保護されることになります。
AIと著作権にの関係ついては、今も多くの議論がされており、今後も大きな注目が集まる分野です。
JASRACは、3月14日に、「AI生成楽曲と著作権」というテーマで、シンポジウムを開催する予定です。人気の楽曲を手がける音楽クリエイターも出演予定です。少し難しいかも知れませんが、興味があればぜひ視聴してみてくださいね!
詳しくはこちらをご覧ください。
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