美容室などのお店において、BGMとしてJASRACの管理楽曲を流す場合、次のうち自由に流すことができない音源はどれでしょうか。

A：自分で購入したCD
B：ラジオ
C：有線放送

正解はA：自分で購入したCDです。

JASRACの管理楽曲を美容室などの店舗、商業施設でBGMとして利用する場合、JASRACからの許諾が必要です。
例え自分がお金を出して購入したCDでも、許諾を得る必要があります。
使用料は、お店の規模（面積）によって決まっています。
例えば美容室等の面積が500㎡までの場合、年間で6,000円となります。
1曲1回ごとの使用料を支払うことで、JASRACの管理楽曲をBGMとして利用することもできます。
詳しくはこちらをご覧ください。

一方、JASRACの管理楽曲が含まれていても、ラジオ放送をそのままBGMとして流す場合（公式にインターネットで行っている同時再送信サービスを含みます）、著作権の手続きは必要ありません。
また、有線放送については、有線放送事業者がお店に代わってJASRACに使用料を支払っているので、BGMとして利用するお店がJASRACから許諾を得る必要はありません。