YouTubeなどの動画投稿サービスに、有名アーティストの楽曲をギターで演奏した動画をアップロードする場合に、
行うべきことは何でしょうか?

A:JASRACのデータベース(J-WID)を確認する
B:アーティストの事務所へ一言連絡する
C:動画投稿サービスへ連絡する


正解はA:JASRACのデータベース(J-WID)を確認するです。

他人の著作物をインターネット上に公開する際には「公衆送信権」(著作権法第23条)という権利が働きます。
したがって、利用に当たっては著作権者の許諾が必要になります。
JASRACは、YouTubeなどの動画投稿サービスを運営している各運営事業者との間で、各ユーザーがアップロードする動画等で楽曲を利用することについて許諾契約を結んでいます。
したがって、JASRACと契約済みのサービスであれば、一部の場合を除いて自由にJASRACの管理楽曲を使用した動画をアップロードすることができます。
JASRACの管理楽曲かどうかは、JASRACの作品データベース(J-WID)で確認することができますので、ぜひチェックしてください。
ただし、踊ってみた動画などで、CDやダウンロード購入した音源を使用する場合はレコード会社等から「著作隣接権」の許諾を得る必要があります。詳しくはこちらのページで説明しています。
他人の楽曲を使って動画投稿を行う場合は、作家やアーティストの権利を理解したうえで、楽しんでくださいね。