高校生になり、部活に入ろうと思うのですがなかなか決まりませんでした。
LiSA先生は何か物事を決める時、自分なりのルールがあったりしますか?
アサヤマ
女の子/15/兵庫県
女の子/15/兵庫県
LiSA「入学式の時に、先輩たちがたくさん集まって、“入部募集してます!”みたいなやつ配ってませんでした?私はその配ってらっしゃる先輩の中で、バレー部の先輩たちが一番カッコよくて、バレー部のマネージャーをやりたいと思いました(笑)ただカッコいい人がいたから「この人たちを育成してみたい!」って、女心的に思っただけなんですけど、でも結局、入る勇気はありませんでした(笑)」
LiSA「今夜の授業ですが、昨日に引き続き、“LiSAが生徒の声をLiSTENする逆電=LL逆電”をお届けしていきたいと思います!今回、電話する生徒はこちらの生徒です!」
クラスにまだ馴染めてなくて、とても怖いです。
LiSA先生は周りにすぐ馴染める人ですか?
周りと馴染める方法とか教えてください!
けやきのき
男の子/15/青森県
男の子/15/青森県
LiSA「私はもう格段に人見知りなので、全然、人と馴染めない。だから気が合うかもしれない。電話をして直接聞いてみましょう!もしもーし!」
けやきのき「もしもし!」
LiSA「[けやきのき]は、欅坂46さんが好きなのかな?」
けやきのき「そうです、はい(笑)」
LiSA「私に書き込み、間違えた??」
けやきのき「いやいやいや、違います!(笑)」
LiSA「平手友梨奈ちゃんの掲示板に殺到しすぎてたから、私にした?2番目??」
けやきのき「違います、違います!いや、………LiSA先生“は”LiSA先生“で”好きです!」
LiSA「おまえっ!!!(雷)」
けやきのき「(笑)」
LiSA「どこが「周りに馴染めるタイプじゃない」だよ!絶対にみんなと仲良くなれるでしょ!」
けやきのき「いや、全然しゃべれないです。」
LiSA「ちょっと!いいよ、じゃあ今日は2番目の女として聞こう(笑)詳しくお話し聞かせてもらっていいですか?」
けやきのき「書き込みをした次の日に、オリエンテーション合宿があって、その時はまだ高校に通い始めて1週間くらいだったので、周りにあまり馴染めてなくて」
LiSA「みんなが馴染めてない時に、仲良くなるために合宿があるんだね」
けやきのき「はい。それで馴染める方法をLiSA先生に教えてもらいたいと思いました」
LiSA「なるほど。男子と女子、どっちとも喋れないの?」
けやきのき「男子とはそれなりには仲良くなれました」
LiSA「そうなんだ!え、ちょっと待って。[けやきのき]、よく考えて。私、女子だよ。」
けやきのき「…………………はぃ」
LiSA「ちょっとぉ!!!(雷)今、女子と喋ってるよ!!」
けやきのき「はい!(笑)」
LiSA「いいよ、聞こう。それで、なぜ女子と喋れないんだい?」
けやきのき「僕の学校が、男子と女子の割合が2:3くらいなんですよ」
LiSA「あ、女子がいっぱいいる学校なんだね」
けやきのき「なんか恥ずかしいのと、変に思われたらどうしようと思うと、自分から話しかけられないんです」
LiSA「そっかそっか。私はね、男性の方と喋りたいとか、仲良くなりたいとか思った時に、漫画で勉強したよ!男の子はこういうのが好きとか、男の子と女の子が仲良くなるシチュエーションはこれ、みたいな。廊下の角を曲がったらぶつかるかもしれないな、とか(笑)漫画とか好きですか?」
けやきのき「好きです!」
LiSA「その漫画に女の子のキャラ出てくるでしょ?その女の子だと見立ててやってみたら?」
けやきのき「(笑)」
LiSA「ちなみに何の漫画を読みますか?」
けやきのき「『ハイキュー』とかですね」
LiSA「あ〜。あ、部活ものじゃないですか。『ハイキュー』ってバレーボールだよね?私がなりたかったマネージャーがいるんじゃないですか?じゃあちょっと、バレー部っていう設定で、シミュレーションしてみる?」
けやきのき「はい、お願いします」
LiSA「じゃあ、部活終わったところからね」
〜部活終わり@体育館〜
LiSA(高1)「[けやきのき]、お疲れさま!(そっとタオルを渡す)」
けやきのき(高1)「ありがとう!」
LiSA(高1)「今日、どうだった?」
けやきのき(高1)「…う〜ん」
LiSA(高1)「今日もカッコよかったよ!」
けやきのき(高1)「…………。」
LiSA「あれ??ちょっと!さっきまで喋ってた感じと違うじゃん!(笑)」
けやきのき「いや、はい(笑)」
LiSA「急に意識した?私のこと、女子だとやっと気づいた?」
けやきのき「そうですね……」
LiSA「ちょっと〜!」
けやきのき「すみません!(笑)」
LiSA「その女の子と喋るようになったら、聞きたいこととかあるの?何が好きとか、きっかけがあった方がいいでしょ?何か聞いてみたいことある?」
けやきのき「どういう話題を持ちかければいいかが分からなくて。いつも音楽の話とかは聞いてるんですけど」
LiSA「同じジャンルが好きな子とかいないかな?」
けやきのき「同じ………」
LiSA「そっか、それが分からないか。でもさ、[けやきのき]は私よりさ、欅坂46さんが好きなわけじゃん?」
けやきのき「はい」
LiSA「「はいって言ったぁ!!!!」」
けやきのき「あ、いや(笑)」
LiSA「(笑)そう、だから、きっと欅坂46さんが好きな子たちって、高校1年生すごいいっぱいいると思うんだよね。女の子も多いと思うので、俺の方が情報持ってるぜっていう、知識を使って仲良くなってみるとかどう?」
けやきのき「でも、その自分から行くのが恥ずかしいです」
LiSA「なるほど〜。じゃあ優しさをアピールしてみるとか?普段、優しく生きるっていう意識をしてみた時に、「あの子、今、手伝ってほしそうだな」とか、「扉開けるの大変そうだな」とか、優しさを見つけようとしたら、たぶんね、色んなことが気になってくる気がするの。だから自分ができることがあるかもしれないって、少しだけ意識を外に向けてみたら、女の子と話すタイミングあるかもしれないよ?」
けやきのき「はい!」
LiSA「女の子だけじゃなくて、男の子ともね!その延長線にさ、好きなものの話とかできたら、たぶんもっともっと仲良くなれると思うのね。」
けやきのき「はい!」
LiSA「だからぜひ、優しさを見つけてみては?」
けやきのき「はい!分かりました!」
LiSA「お!きたっ!」
けやきのき「はい、ありがとうございます!」
LiSA「うん、またね!ありがとう!ばいちっ!」
M アコガレ望遠鏡 / LiSA
LiSA「この曲は、“あの中に入りたいけど、仲良くなりたけど、どうしような”、“僕もその歌聴いてるよってなかなか言えないな”っていう歌です。」
LiSA「[けやきのき]は大丈夫だよ!絶対、仲良くなれる!もう何も心配してない!また報告してね!」
LiSA「LL逆電はまた来月もお届けしていきます!みなさん、どんなことでもいいので書き込んでください!今日もいい日だっ!ばいちっ!」
LiSA先生はどこまでも優しいですね!
LL教室ははじっこにあっても、そこにいてくれる生徒は絶対にひとりぼっちにはさせません!
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