LIFE MUSIC 2007


愛川ハナコ先生が選ぶ LIFE MUSIC 2007

BEST MELODY OF LIFE
boom boom beat
PUFFY

最初から最後まで全然歌うことができません!
でも唯一胸をはって口ずさめる部分があります。
それが、♪ブ〜ンブ〜ンビィ〜〜〜のところ。
こ、こ、最高―――!!
意味はよくわからない。だけど、自分もPUFFYの一員になった気分で口ずさんではテンションをあげていた1曲。

BEST LYRIC OF LIFE
言葉はさんかく
こころは四角
くるり

言葉はさんかくで、こころは四角だよ。で、涙はまあるいんだよ!!
・・・・What!!?
だけどね、考える前に何かを感じる不思議なリリック。
恋をしてたくさん2人で言葉を交わしたことはこころの思い出BOXにしまって、まあるい涙を流す。たくさん流す。でも、「君の匂いは ずっと僕の匂い」この歌詞にあるように、ずっと忘れない恋があってもいいんだろうな。

BEST VOICE OF LIFE (MEN)
P
スピッツ

いつまでも甘えさせてくれる声。その声に、いつまでも寄り添っていたい。
その声の海に溺れたら、ちょっと気持ちよくて、何もする気にならないなぁ。
それは、20年前からそうだった気がするなぁ。
変わらない声、それは「癒し」というありきたりの言葉で片付けることができない永遠のお耳の恋人。

BEST VOICE OF LIFE (WOMEN)
TEXAS
安藤裕子

安藤裕子の声は儚い、そして危うい。
頼りなさそうでいて、芯がある。
その芯は、まっすぐでしかも艶々でキラキラで美しい。
スイーツ好きかと思えば、実はステーキ好き。みたいな。みたいな? そんな声。
そんな声のような女の子にいつかなりたい。

BEST IMPACT OF LIFE
Dramatic
Base Ball Bear

中学校の同級生のような親しみやすさなのに、なんてサラッっとかっこよく“バンド”しちゃうんだろう、この4人は! 「Dramatic」、サビの部分でついついコブシあげちゃうよ!だってあがっちゃうんだもん! 自分ではたどりつけなかった、自分の同級生もたどりつけなかったそこに確かに存在しているバンド。

BEST ALBUM OF LIFE
生命力
チャットモンチー

チャットモンチー「生命力」
アルバムのオープニングのギター音からノックアウト。
チャットモンチーの中に流れる、たくましさを感じるアルバム。
チャットモンチーはもはや「かわいい存在」ではなく「たくましい存在」。
乙女心を歌う歌詞に自分の恋を重ねては心をチクリとさせつつも、そこに流れる“音”に励まされ、パワーをもらい、さらなる乙女筋肉が鍛えられる1枚。ずぶとい!!!!!

BEST SONG OF LIFE (JAPAN)
GOOD TIME MUSIC
クラムボン

クラムボンの曲は跳ねたくなる。
野原を裸足でわ〜〜〜〜!!! と駆け出したくなる。
恋をしたくなる。
恋をしていたら、好きな人とクルクル回りたくなる。「GOOD TIME MUSIC」タイトルどおりの楽曲に心が満杯になるベストソング。

BEST INDIES OF LIFE
浮遊
iii (Date fm(宮城) 代表)

音楽を一方向からじゃなく多方面から見ることのできるバンドなのでは!?
たくさんの音や人との出会いでさらに色んな可能性や広がりを感じるアーティスト!
「!!!」をそのまま逆さまにしたようなバンド名もひねくれていてNICE!