普通にしんどい

Saucy Dog 2024.10.15 火曜日

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2024年10月22日(火)PM 11:00まで



石原「生徒の皆さんこんばんは。SCHOOL OF LOCK!の普通の講師、Saucy Dogボーカルギターの石原慎也です。

石原「休講前だからかな。悲しくて言葉に詰まってしまって。ていうのは置いといて、読書の秋って言うじゃないですか。 読書の秋って言うけど、俺はそう思ったことはなくて。なんでかって言うと、あんまり活字を読まないからなんですよね。 だから、俺でも読めるおすすめの活字の本、みんなの好きな本とか教えてほしい。多分それを知ったら俺もちょっと大人になって穏やかな心でいられるのかなって思って。なんでそういう風に考えたのかっていうと、この前コンビニで並んでたんすよ。そしたら、後ろの方から、すげえイカついおじさん来て、「俺が最初に並んどったんや」みたいに言われて、「どうぞどうぞ」って言って譲ったんですけど、あれにどういう対応したらいいのか分からなくて。「俺、最初並んでたしな」って思って。分かんないの。そういうのみんなどうしてる?そういうことあったら、みんなどうしてるか普通に教えて。」


SCHOOL OF LOCK!


石原「さて、今夜は。普通に聞きたい宛てに届いた書き込みを紹介していきましょう。」



仕事をしていくうちに夢が出来て、
テーマパークのキャストさんになりたいなって思っています。
キャストさんになってひとり暮らししたいなって考えてます。
そして私の地元は結構ドがつくほどの田舎で1度都会に住むのが
夢でもあります。だけど稼いだお金を好きなようにも使えて実家で
このままゆっくりも過ごしたいし、自分の夢を叶えるために勇気を出して
1歩外にも出てみたい気持ちもあって半々でしんどいです。
石原先生ならどっちの選択を選びますか!!

ぽてと小僧
新潟県 21歳 女の子


石原「どっちなんだろうな。俺の友達にもテーマパークのキャストだった子がいて、朝5時にはもう家を出て電車に乗って、みたいな。で、着いたら着替えて準備して、みたいな感じだったらしいんだけど。結構、夜も遅くまで仕事で、すごいしんどかったらしいの。でも、めちゃめちゃ楽しかったんだって。 だからどっちかじゃない?しんどくて楽しい方とるか、ゆっくり穏やかに、楽に過ごすか。俺は多分、しんどくて楽しい方を選ぶかな。このアドバイスが、ポテト小僧の将来の役に立てますように。続いて。」



大学生になったら拡張ピアスを片耳にせっかくなら開けたい!って
最近思ってるんですけど痛かったですか?
めっちゃ可愛いから開けてみたいです^_^

ワカ
福岡県 18歳 女の子


石阿原「俺も両耳拡張はしてるんですけど、これどっちも00かな。“00ゲージ”って言って、ちょっと大きいサイズなんですけど。なんて言えば良いんだろう?“ワカ”は発泡スチロールをゆっくりちぎったことがあるかな?それと同じような音がします。まあ裂けてるわけだからね。肉がね。怖いよね。それでも、俺はやったんですけども。やりたいんだったらやったらいいし。是非やってみてください。皆さん、書き込みありがとうございました。」


SCHOOL OF LOCK!


石原「さて、続いてはこちらの授業をお届けします。」


SCHOOL OF LOCK!


石原「それでは黒板を読み上げます。」

石原「普通にしんどい

石原「生徒のみんなの普通を受け止めるSaucy LOCKS!のメイン授業「普通にしんどい」。今ちょっとしんどいなと思っている生徒と話をしていきます。 まずは書き込みを紹介します。」



私の最近の普通にしんどいは8年お付き合いしてた彼が
3年前から、同時進行で私以外に2人の方と男女関係があったことです。
まさかの携帯3台持ちで発覚した時は衝撃でした(笑)。
SNSのアカウントも3個あってそれでも気づかなかったから相手が器用なのか、私が鈍感だったのか?笑通知が鳴って画面が見えちゃった時は、
もうけしからん内容で言葉も出なかったです(笑)。
8年もお付き合いしたので、別れること決めたのは自分だけど、
なんか心にぽっかり穴が空いてる感じで激しんどいです!!

わこ@尊いマン
岩手県 23歳 女の子


石原「携帯3台持ちってことは番号が3つあるってことですよね。そこまでするかよ。文章を読んでいて“(笑)”って書いてあったりとか、“!”を使ってくれてたりとか、平気なふりしてるけど、しんどそうだね、これはね。それではお話をしていきましょう。もしもし。」

ワコ「もしもし、こんばんは。ラジオネームワコです。よろしくお願いします。」

石原「お願いします。8年間付き合ってたんだ?」

ワコ「はい。8年。高1から付き合ってました。」

石原「高1から?いつ、どんな感じで彼の浮気が発覚しちゃったんだろう。」

ワコ「もともと、彼の家まで1時間半ぐらいかかる、微妙な遠距離みたいな感じで。たまたま自分が実家に帰ってきてた時、その日は日曜だったので、自分の下宿先に帰んなきゃなくて。彼の方から「1回、帰る前に俺の家寄ってちょうだい」って言われて。合鍵をもらっていたので、、家に入ったら相手は寝てて。近づいたら、ベットの枕元に携帯が3台あって、iPhoneとかってこう、画面タッチすると通知が見れるじゃないですか。」

石原「うん。」

ワコ「で、タッチしたら、けしからん内容の通知がいっぱいあって。」

石原「やばすぎだろ!あんまり頻繁には会えてなかった?」

ワコ「週1ぐらいで会いに来てくれたりはしてて。だからこそ気づかなかったんですかね。」

石原「いや、にしても携帯3台持ちは。マジで、そこまでするやつって絶対なおんないから。」

ワコ「やっぱりなおんないですか?」

石原「絶対無理だよ、そこまでするやつ。俺、知らないけどね。 携帯を契約してまで他の子と会いたいとか。そんなやつはもう別れて当然っていうか、絶対正解だったと思うし。」

ワコ「でも1回許しちゃって。泣いて、すごい謝ってくれて、「もうしないから!」みたいな。で、そこまで言ってくれるならって思って許しちゃって。」

石原「今、許した状態なん?」

ワコ「いや、今は別れてるんですけど、ゴールデンウィークぐらいまでは普通に付き合ってて。で、また、彼の家に行ったんですよ。そしたらポストに、赤いハガキがいっぱい入ってて。開いたハガキもあって、部屋に。見たら、キャッシングのハガキで「早くお金返してください」みたいなのがいっぱいあって、わ…と思って。」

石原「督促状みたいなやつが届いてたのね。」

ワコ「そうですそうです。」

石原「それで別れたの?」

ワコ「そうですね。友達も「ほんとにいい加減やめた方が良いよ」って言ってくれて。」

石原「そうだねえ。でも別れてからまだ心にぽっかり穴が開いてる気分?」

ワコ「はい。もう急に音信不通になって、私にだけ連絡返ってこなくなって。でも、この間の8月に、夜中の2時に家のピンポが鳴って。怖くて出なかったんですけど、次の日見たら、ポストに“厄除け”って書いたお守りが2つと、「ごめんなさい」って書いてあるお手紙があって。めっちゃ怖くて。そのお守りも家に置いたままです。」

石原「もう、ほんとなんだろう。焼いてください!ご祈祷に行ってください。もう。でも確かに8年もこう付き合ってたら、急にその存在がいなくなるって、どんなやつであろうと、そういうのはやっぱり寂しいなっていうか、物足りないみたいに思っちゃうかもしれないんだけど。」


SCHOOL OF LOCK!


ワコ「はい。」

石原「マジで、“わこ”は早く新しい人を見つけてほしい。」

ワコ「どうやって見つけたらいいですか?」

石原「どうやってだろう…友達の友達かな?ほんとに信用できる友達の紹介とかね。」

ワコ「はい。」

石原「ちゃんと幸せになってほしいね。」

ワコ「幸せになりたかったです。」

石原「でもね、ごめんだけど、その人と一緒にいても、多分幸せになんなかったと思うよ。」

ワコ「友達もそう言ってくれます。」

石原「だから、今は、心にぽっかり穴が開いた感じだと思うし。彼のことは気になっちゃうの?今でもSNS繋がってたりする?」

ワコ「インスタは繋がってて。それこそサウシーのライブとかにも一緒に行ったりしてて。「この歌良いよね」って一緒に話した曲とか聴くと、楽しかったなって。」

石原「大丈夫!あのね、サウシーの曲を思い出してしんどいんだったら、忘れるまで聴かなくても良いし。俺らが新しい曲いっぱい出すから!」

ワコ「ほんとに待ってます。」

石原「新曲出すから。その彼との思い出がない曲たくさん出すからさ。で、もう彼のことはこの電話を切ったらね、SNSはすぐにブロックして。LINEも。LINEは削除してんの?」

ワコ「非表示にしてます。」

石原「ブロ削(ブロック削除)してください。」

ワコ「わかりました。」

石原「もう戻れないようにしてください。」

ワコ「はい、すぐにします。」

石原「これからどんどん「なんであの人のこと好きだったの?」みたいな感じがちょっとずつ出てくると思うの。よくよく考えてみたら、別に顔もタイプじゃないしってこともあるかもしれないじゃん。今の顔のタイプと、高校1年生の頃の顔のタイプとって全然違うと思うからね。だから、ちょっとずつね、虚無感が嫌悪感に変わっていくと思うの。今はまだ心に穴が空いてるかも、って思うかもしんないけど、その穴なんか大切にしてても多分あんま意味ないから、ちょっとずつ埋めていっちゃおう。」」

ワコ「はい、埋めていきます。」

石原「埋めるっていうか、人間って結構穴空いていくもんだからさ。パテで埋めてもどうせ崩れんのよ。 だから無理せず自然と埋まるような感じで。たくさん、自分の好きな人たち、友達でも良いし、家族でも良いし、思い出作って!」

ワコ「思い出を作って忘れます。」

石原「忘れよ。 ありがとうね、話聞かせてくれて。」

ワコ「はい、ありがとうございます。」


<M馬鹿みたい。 / Saucy Dog>


石原「さて、そろそろ今夜の授業の終了の時間になってしまいましたね。この曲はまだ思い出になる前の曲だったんじゃないかな。ということで、ほんとに悪いやつっているもんなんだね。びっくりだよ。みんな、“ワコ”のこと励ましてやってくれ!」

石原「さて、先週お伝えした通り、来週から1か月間Saucy LOCKS!は休講となります。もう1回聞くけど、停学じゃないよね?良かったです。1ヶ月後に戻ってくるので、みんなそのまで元気にしててくれよな。ここまでのお相手は普通の講師Saucy Dogボーカルギターの石原慎也でした。」


SCHOOL OF LOCK!


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