映画「キリエのうた」公開直前!『アイナ先生とキリエSP』 アイナ先生が“映画で演じること”を語る
アイナ・ジ・エンド 2023.10.10 火曜日
聴取期限 2023年10月17日(火)PM 10:00 まで
アイナ「SCHOOL OF LOCK! 表現の講師 アイナ・ジ・エンドです! 私が主演を務めさせていただいている、映画『キリエのうた』の公開まで、あと3日です。ふぁーん!! 」
アイナ「2022年の2月から始まった『キリエのうた』の撮影ですけども、ようやく公開されるということで、怖いようなワクワクするような、不思議な心境ですね。岩井俊二さんの世界に、溶け込めていたら嬉しいなって思っております…というわけで、今夜のアイナLOCKS! は、こちらを開催します! 」
アイナ『映画「キリエのうた」公開直前! アイナ・ジ・エンドとキリエSP〜! 』
アイナ「これまでアイナLOCKS! で、映画『キリエのうた』で流れるアイナ先生の曲の話、作詞の話とか、作曲の話をしましたよね! まだ“演じること”についてはお話していなかったので、今回は“映画で演じること”についてお話したいと思います。」
アイナ「私ね、右も左も何も分からない状態で、お芝居の世界に飛び込んだんですよ。なので正直、少し演じるということは怖かった。だけど、岩井俊二さんの世界がね、昔から大好きだったので、内心ワクワクもあったの。楽しみで、岩井さんとの打ち合わせも楽しみだなと思って、夜も眠れないぐらい、打ち合わせすら楽しみだった。ただね、やっぱ始まってみると、とてもとても大変だった。」
アイナ「そんな中、私が唯一、『あ、この人についていけばいいんだ! 』って思ったのが、広瀬すずちゃん。広瀬すずちゃんとのクランクインの時に、『こうやって演じることが“お芝居”って言うんだ』って学びました。」
アイナ「ちょうどね、北海道の雪の日の撮影だったんだけど、すっごく寒くてね。寒い寒いって言って、すずちゃんが『一緒に着替えよう!』なんて言ってくれて。狭いハイエースの中で2人で『はあ、寒いね寒いね』とか言って着替えて、一気に距離が縮まったんだよね。」
アイナ「そうやってね、朗らかな空気も出してくれるんだけど、『スタート! 』って言われた瞬間の、すずちゃんの目の変わりようっていうのは物凄いのよ。大女優ってこういうことなんだ…って目の当たりにしてね。」
アイナ「いつの間にか、すずちゃんといるだけで自分が路花になれてたんだよね。ほんと、すずちゃんのおかげで走り抜けれたなって思います。」
アイナ「そう! そして、私は小さい時からダンスを習ってたんだけど、4歳かな?途中でコンテンポラリーダンスっていうのにシフトチェンジして、そっからずっとやってたんだよね。」
アイナ「コンテンポラリーって、振り付けって言われるものが軽くはあるんだけど、90%ぐらいはアドリブなのよね。例えば、水になってみるとか、自分が雷になって床を打ちつけるみたいなのも。本当もう妄想で踊るみたいなのが自分の習ってきたコンテのダンスで、アドリブなの。ほぼほぼ踊りが。」
アイナ「これが、岩井さんの撮影現場と少し似てたんだよね。岩井さんって、カットをかけるのがすごく遅いっていうか、もうとっくのとおにセリフは終わってるんだけど、全然カットがかかんなくて、役者さんたちが自由に演じる余白を作ってくださってたのね。」
アイナ「だから私、コンテンポラリーでやってきたアドリブ、もうここぞとばかりに楽しんでできた瞬間が何度かあったんだよね、すずちゃんとも松村北斗さんともね。コンテンポラリーとお芝居って、似てるかもしれないなって思ったんだよね。」
アイナ「なんだか自分の発想力とか、自分の神経とかを信じる瞬間。人とそれを共鳴し合うっていう。これを感じた時に、『私4歳からダンス習わせてもらってて良かったな〜』って。“表現”と“お芝居”って通じるとこがあるんだなって、思ったんだよね。だから、何も分からない私だったけども、すずちゃんのおかげだったり、ダンスをやってきた自分だったりを色んな発揮の仕方で表現できたなと思います。」
アイナ「そんなKyrieが歌ってる曲、一緒に少し聴いていただきたいです。」
M. キリエ・憐れみの讃歌 / Kyrie (アイナ・ジ・エンド)
アイナ「Kyrieで『キリエ・憐れみの讃歌』という曲を聴いていただいております。そんな中ですけども、次は『キリエのうた』に出てくる女の子、路花ちゃんについて少しお話しようかなと思っております。」
アイナ「路花はね、いつも人とうまく話せないんやけど、歌はうたえるっていう、魂を込められる表現方法が歌しかない、っていうような女の子です。」
アイナ「この子はね、ただひたすらに路上の暗がりで歌ってるんやけどね、最初はフードなんて被ってね、こもり切って歌ってるような。なんで今日、アイナ先生もフードかぶって授業してるんやけど(笑)」
アイナ「その中で、とある女の子と出会ってね、少しずつ世界が広がっていく。そんなきっかけになったような曲を今から聴いていただきたいなと思ってて。この曲はね、色んな路花の心の叫びが散りばめられています。」
アイナ「『眠るのなんか 怖くはないよ 明日は来るし』って言ってるんだけど、この歌詞2回来るのね。最初に出てきた時は、本当に強がってんだよ。『眠るのなんか 怖くはないよ 明日は来るし』みたいな。なんだけどね、歌詞の中のお話がず―っと流れていく中で、最後『眠るのなんか 怖くないよ 明日は来るし』って。これは『誰かがいてくれるから、自分は一人ぼっちじゃないから、きっともう眠るのは怖くないんだって。あなたがいるから怖くはないよ、一緒に明日を迎えよう』みたいな。」
アイナ「少しなんだろうな…明るみに向かって歌い上げて、終われてるんですね。そう、だから歌詞の世界観とかもよかったら堪能していただけたらいいなと。ただの叫びじゃないんだよっていう、そういう曲です。一緒に聴いてほしい。」
アイナ「Kyrieで『名前のない街』」
M.名前のない街 / Kyrie (アイナ・ジ・エンド)
アイナ「アイナLOCKS! そろそろ終了の時間です。今日はね、キリエSPっていうことで、アイナ先生というよりかは、もうKyrieちゃんが来た感じですね。珍しい! 」
アイナ「あと、先週アイナ先生の掲示板の書き込みにレスを書き込んでくれた生徒にはプレゼントがあるって伝えたんだけど…まだまだ! ぜひぜひレスを書き込んでほしいです!! 」
アイナ「プレゼントは、映画『キリエのうた』ステッカー です。これはもう本当、一生のものですよ! こんなことはないですよ? よかったらゲットしてねッ! 」
アイナ「抽選で10名の生徒にプレゼントしたいと思います! 締め切りは今日の23時59分まで。書き込み待ってますよー! 待ってます待ってます! 」
アイナ「そして、来週のアイナLOCKS! には…映画「キリエのうた」から……誰かが来ますー!!! 」
アイナ「やばくない?! 誰だろうな。誰だろうねぇ? そ…そ…粗品さんかな? んー粗品さんは来ません! 来ないのかい!! っていうね。粗品さんにはね、その辺にあった落ち葉とかもずくとかチョコをあげて、その都度『いらんねんいらんねん! 』って言われるゲームをして楽しかったです(笑)」
アイナ「誰やろな。うーん、ワクワクですね。もしかしたらね、生徒ちゃんの書き込んでくれたレスを一緒に来てくれたゲストとお話するかもしれない! 例えば、悩み相談とかさ、答えちゃうかもしれないよ? 楽しみでしょ! だから、いっぱい書き込んでください!!! 」
アイナ「以上! SCHOOL OF LOCK! 表現の講師 アイナ・ジ・エンドでした! 生徒ちゃん、またね〜! 」
★アイナ先生からのプレゼント🎁
アイナ先生の書き込みにレスをくれた生徒の中から抽選で10名に、映画『キリエのうた』のステッカーをプレゼントします!!
ぜひ[アイナ掲示板]をチェック&レスをしてみてね📝
締め切りは、今日10月10日(火)の23時59分です。
★表現にまつわるお悩みをアイナ先生に直接相談する「表現の時間」、生徒とアイナ先生のオススメの本で本棚をつくる「生徒と私の本棚」、自分の得意なことや誰にも負けない経験を履歴書に表現する「私の履歴書」…各授業に参加したい生徒は [ アイナ掲示板 ] または [ メール ] からエントリーをお待ちしています!
聴取期限 2023年10月17日(火)PM 10:00 まで