ミユキ「生徒の皆さん初めまして。SCHOOL OF LOCK!の飼育小屋の子犬」

5匹「豆柴の大群です！」

ナオ「って言いたいところ“なんだす”けど〜」

ミユキ・カエデ・アイカ・ハナエ「“なんだす”けど〜(笑)」


(ガラガラと教室の扉が開く)




ナオ「ここは…どこですか？」

アイカ「飼育小屋の鍵が開いてたから冒険してみたのはいいけど…」

ハナエ「ここ知らない教室だよね」

カエデ「なんか字が書いてあるよ？」

5匹「・・・恋愛部!?」

ミユキ「恋愛部の部室に来ちゃったよ〜！掲示板に生徒の書き込みがたくさんあるね。ちょっと読んでみよ！」



ナオ「なんか好きな人のちっちゃい頃とか見てみたい」

ミユキ「あ、見たい！確かに！」

ハナエ「彼氏のこと好きなんですね、さやさいさんは」

カエデ「卒業アルバムの思い出とかってみんなある？」

アイカ「白紙のページにさ、メッセージとか…」

ミユキ「書いてもらった！」

ハナエ「中学書いてもらったけど、高校一人も書いてもらわなかった」

ミユキ「え！わかる！」

5匹「ハハハハハ(笑)」

ハナエ「やめろやめろ！(笑)」



ナオ「あと、なんかさクラスメイト全員の集合写真みたいなのあるけど、あれ顔盛れないよね。卒業アルバムの自分の顔写真とかあるけど絶対盛れない！あの盛れなさは異常！」

ハナエ「言ってた中高の時、SNOWかけたいって！(笑)」

5匹「ハハハハハ〜確かに！それいいなあ！(笑)」

ミユキ「それなぁ〜。タイムスリップするならどこいきたい？」

ハナエ「高３かな。実はアイドル始めた時期で、最後の文化祭に出れてない…」

ナオ・カエデ・ミユキ・アイカ「えー」

ハナエ「お披露目ライブと文化祭が被って、出れなかったんで。やりたかったなぁ〜模擬店」

ミユキ「文化祭はね、出たいよね」

ハナエ「その未来もあっていいかな」

ミユキ「確かに、そうだね〜」


＜♪BGM 夕焼け小焼け＞




ミユキ「・・・え!?待って、もうこんな時間なの!?そろそろ飼育小屋に戻らないとやばくない？」

ハナエ「校内地図に場所が書いてあるよ？『マンガ部・図書部』とか『おしゃれ部』の部室もありますね」

ミユキ「もういいよ！ハナエ！置いてくよー。」

ハナエ「え！待って！なんで置いてくの！」

ミユキ＆ナオ「じゃあ行きましょうか！帰りましょ！」

恋愛部の部室で青春トークに花を咲かせた豆柴ちゃんたち！
これからも部室に迷い込むことはあると思うから、各部活の掲示板に書き込みをしておくと豆柴ちゃんたちに読んでもらえるかも!?
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