きみのこえがききたい。
グランプリスペシャル
ラジオドラマ収録レポート
「きみのこえがききたい。」グランプリスペシャルのラジオドラマ収録日。このドラマのために4人の生徒に集まってもらいました。
集まってくれたのは、グランドチャンピオンに選ばれた、【納豆菌さんば(熊本県 19歳)】と【ルイ(大阪府 17歳)】。
この2人に加えて、【熊本のきょうちゃん(熊本県 18歳)】と【どみ(東京都 18歳)】。
熊本のきょうちゃんは#11「体育館裏」で主役を演じてくれた生徒。どみは#9「電話」で主役を演じてくれた生徒。2人とも惜しくもグランドチャンピオンにはなれなかったものの、演技力が高いということで、今回の収録に参加してもらいました。
集合した4人は緊張と不安で、とにかく硬い…緊張した面持ちのまま、TOKYO FMへ!
スタジオに着くとそこには、これまでの「きみのこえがききたい。」脚本はもちろん、今回のグランプリスペシャル「世にも恋する物語」の脚本も書いてくれた、畑雅文先生が!慣れないスタジオ…さらには畑先生という非現実感に4人の緊張はさらに高まってしまいました…
スタジオで、まずは自己紹介。
雑談をしつつ、少し打ち解けてきたところで、今回の脚本の読み合わせがスタート!
4人とも事前に渡された台本を読み込んでイメージを作ってきてくれていた様子。読み合わせの時点でレベルの高さに畑先生もSOL職員も驚きました。イントネーションや細かい演技指導を受けて、いざ収録開始!
収録が始まるとさっきまでの緊張を忘れ、演技に本気で集中する4人。
その本気度を見て、畑先生もSOL職員も妥協を許さず、演技指導をして録り直しをする場面も。
さらにルイが自分から「ここの部分もう1回お願いします。」と、録り直しを申し出た!主演だからとかではなく、いい作品を作るために妥協したくないとのこと!
このルイの勇気のある行動につられて、全員納得のいくまで何度も録り直しをお願いしていました。
さらに熊本のきょうちゃんは「この台詞どういう言い方が良いんですか?」と畑先生に直接質問。
演技指導をしてもらい、誰もが納得いく仕上がりに!
10代とは思えないほどの高いプロ意識で、「ここの台詞、変えてもいいですか?」という一幕も!脚本を担当してくれた、畑先生を目の前にそう言えるなんて凄すぎる…それを聞いた畑先生は、みんなが本気で取り組んでくれているということが嬉しそうでした!
演技を通して、通じ合った4人。
全員晴れやかな笑顔でした!
収録を終えて、納豆菌さんばは、始めはとんでもなく不安だったとのこと…。けど他の3人の演技の上手さに、自分も頑張ってやる!と気合いを入れて、楽しく参加できたと言っていました。
ルイは、中途半端に妥協して、これを聞いてくれた人が『グランドチャンピオンってレベル高くないな』って思われたら、これまでの人に申し訳ないと思って何度も録り直しをお願いしたとのこと。後悔しないように本気でぶつかってくれました。
どみは、ヘッドホンから3人のいい声がずっと聞けていて幸せだったとのこと。
収録中に笑顔を見せてくれていたのは、楽しいし、耳が幸せだったからだったんだね!
熊本のきょうちゃんは、収録が終わったあとも、自分なんかがこんなところにいて良いのか…と不安がっていました。演技は上手いし、収録中は積極的に取り組んでいたから、本当に同じ人物か!?と疑うほどの変わりようだったよ。
畑先生は「みんな言われたことをすぐに反映して、すぐに表現できるから柔軟で対応力が高かったです!自分からとりなおしをお願いする姿は、ストイックで、将来何かを成し遂げる人は、若いうちに何か結果を出しているから、将来が楽しみ!楽しかったです!ありがとうございました!」と総評してくれました!
みんなお疲れさまでした!
とっても良い収録でした!
ありがとう!
またどこかで会えることを楽しみにしています!!
脚本 畑 雅文
演出 小野口 篤 / 構成 箱崎 弘一 / 演出補助 上前 晃久
カメラマン 大峡 典人