自分の納得できるダンスができなくなったと悩む生徒に逆電! 『表現の時間』

アイナ・ジ・エンド 2023.8.22 火曜日

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2023年8月29日(火)PM 10:00 まで



アイナ「ヘイヘイヘイ〜! 昨日初めてサウナに行ったアイナ・ジ・エンドです★ フゥ〜〜!!! 」

アイナ「タンガリー先生から、前にサウナハットを貰ったんですけど、がっつり忘れて耳がめっちゃ熱かったですね。3セットぐらいやったんですけど、初めてのわりにちょっとストイックに行きすぎたんか、実は次の日の朝から頭がぼーっとしちゃってて、良くないかもしれないな。」

アイナ「“ととのう”っていうのはめまいがするということなんかな? と思ったりしてるんですけども、どうやら違うみたいです。ととのうときはちゃんとととのうらしいんで、ちゃんとととのい切れるまでアイナ・ジ・エンド、サウナ活動しようと思います!! 」


アイナ「SCHOOL OF LOCK! 表現の講師 アイナ・ジ・エンドです! 今夜のアイナLOCKS! は、この授業をやっていきます……」

アイナ『表現の時間―! 』

アイナ「『表現の時間』は、アイナLOCKS! のメインの授業です。生徒ちゃんの表現にまつわるお悩みを直接、聞かせてもらいます。今日は、この生徒ちゃんに逆電しようかな! 」


アイナ先生!私はダンスを小さい頃から習っているのですが、最近自分が納得できる踊りが全くできなくなってしまいました。踊り込むほど、うまく踊れなくなってしまい、悩んでいます。アイナ先生はそんな時どうしていますか?

suzu the end
群馬県/16歳/女の子


アイナ「うーん…これね、誰もがぶち当たる壁なんじゃないかな? 私もよくあるよ。もしもし〜? 」

suzu「もしもし! 」

アイナ「アイナ・ジ・エンドです! 」

suzu「群馬県 16歳 ラジオネーム:suzu the endです! 」

アイナ「suzu、書き込みありがとう! 」

suzu「こちらこそありがとうございます! 」

アイナ「suzu the endはさ、“スズちゃん”って呼んでいいの?? 」

suzu「大丈夫です! 」

アイナ「16歳ってことは高校2年生? 」

suzu「そうです! 」

アイナ「高2じゃん! いぇーい! 」

アイナ「ダンスは、いつからやってんの? 」

suzu「6歳の頃からやっています。」

アイナ「スズちゃんすごいな!! なんでダンスやり始めたん? 」

suzu「お母さんが紹介してくれて、それからダンスを始めるようになりました。」

アイナ「ママ優しいね、よかったね! 」

suzu「はい! 」

アイナ「それで最近はさ、どういうとこでパフォーマンスしたり、踊ったりしてるの? 発表会とかかな? 」

suzu「そうです! ダンスのフェスティバルみたいな感じのところで、いつも踊らせていただいてます。」

アイナ「へー! チーム組んだりは? 」

suzu「先生のナンバーというか、先生の作品に参加させていただいたり、あとチームを組んでやったりしてます! 」

アイナ「ユニットってこと? 」

suzu「ヒップホップのグループです。」

アイナ「ダンスだけをやってるってこと? 」

suzu「お姉ちゃんと一緒にやったりしてて、お姉ちゃんはギターを弾いて…」

アイナ「ギター!!! え、どういうこと?! ちょっと説明して(笑)」

suzu「お姉ちゃんがギターを弾いて歌って、それに合わせて私がダンスをするっていうユニットもやっています! 」

アイナ「そういうことか! ヒップホップのユニットもやってるし、お姉ちゃんともユニットをやってるってことか! 」

suzu「そうです! 」

アイナ「ちなみに、お姉ちゃんとのユニットの名前はなんていうの? 」

suzu「『momosuzu』っていうユニットでやっています。」

アイナ「『momosuzu』いいね! それは今楽しい? 」

suzu「それはすごく楽しいです! 」

アイナ「楽しいけど、今は最近うまく踊れなくなってきて、ちょっとへこんでるよってことか。」

suzu「そうです。お姉ちゃんとやる方は、自分の自由に踊れるからすごく楽しいんです。だけど、先生の作品に関わった時とか、周りの子と比べて自分はまだまだだな、全然かっこよく踊れないなって思って悩んでいます。」

アイナ「分かるわ。私もダンススタジオに小っちゃい時から通ってて、あれってさ、上手い人がセンターにいたりしない? 」

suzu「そうです。」

アイナ「しかもさ、さっき言ってた先生のナンバーとかって、うまい人がどんどん前の方の立ち位置とか取ってさ。これは、人と比べちゃうの当たり前だよね。でもへこむよね、本当。」

suzu「はい…」

アイナ「これずっと続いてるの? ダンス休んだりした期間はないの? 」

suzu「中学3年生の時に、栄養失調になってしまって。」

アイナ「ちょっと待って、栄養失調?! 」

suzu「はい。それで、精神的にも弱くなってしまって。1回ダンスを辞めて、また高校2年生になって始めました。」

アイナ「そっか。じゃあ、いま高校2年生の夏だから、始めてまだ半年ぐらいってこと? 」

suzu「そうです。」

アイナ「そっかそっか。1年間お休みしてる間、踊りたいなって思ったりした? 」

suzu「最初の方は、やっぱり精神的に弱っていたので、ダンスはもういいやっていう気持ちでいたんですけど、段々、ダンスをまたやりたいっていう気持ちがたくさん出てきて。それでまた始めました。」

アイナ「それは素晴らしい心意気やけど、栄養失調っていうのはさ、なんでなったんか聞いても平気? 」

suzu「大丈夫です。中学3年生になって、周りの子と体型を比べるようになってしまって、夜ご飯を毎日抜いていたらなってしまいました。」

アイナ「毎日お母さんがご飯作ってくれるの? 」

suzu「そうです。」

アイナ「じゃあ、お母さんも心配してたんやろうね、きっとね。」

suzu「はい。」

アイナ「そっかそっか。その時スズちゃんは、ママになんて言うの? 」

suzu「『ダンスのレッスンとかあって忙しいから大丈夫』って言って、いつも食べないでいました。」

アイナ「スズちゃん、それはきつかったね。正直さ、高校2年生とか、結構周りと比べて、自分やれは鼻が低いやの、やれ自分はちょっと太ってるやろってめちゃめちゃ気にする時期やと思うんよね。私もめっっっちゃ気にしてた。やけどそれ、辛いな。スズちゃんの場合、“ご飯を食べない”っていう選択に行っちゃったから、辛かったね。」

suzu「はい。」

SCHOOL OF LOCK!


アイナ「今はどうなの? そこは。」

suzu「今は、栄養失調にならないようにちゃんと毎日3食食べて、体も強くするように筋トレとかをしっかりするようにしています! 」

アイナ「え、筋トレもしてんの?! すごいやん! 1日どのくらい? 」

suzu「1日自分の考えたセットというか、30分? 」

アイナ「待って待って、待って待って。こもり校長もそんなしてないんじゃない?! してるか!(笑)いやでもすごい。私したことないよ? 1日30分なんて。本当にすごいね! 結構ストイックなのかな? 」

suzu「周りからもそう言われることが多いです。」

アイナ「だって、自分が納得できる踊りが全くできなくなったって言ってたもんね? 」

suzu「はい。」

アイナ「多分踊れてるんやろうけどな。私さ、実はダンスを何度もやめようと思った自分のコンプレックスが1個あって…腰が曲がらへんねやんか、もう生まれつき。猫背になれないっていうか。」

アイナ「ヒップホップって、ダウンが入るやんか? ダウンが1回も入らないねんなアイナ。だから、もう私はジャズダンスをするって決めてやっててんけど、ジャズでもやっぱダウンみたいな入れなあかんくて。でも、それで何回も…スズちゃんと一緒だよ。先生のナンバーで、アイナは『腰の位置がいつも人よりも高いから、ちゃんとダウン入れ入れ』って言われて、でも1個も入らんから、ずっと端っこの方で踊ったりする時期とかあったから。」

アイナ「スズちゃんがさっき、『細身じゃないとダンス映えないかも』みたいに言ってた気持ちがすごい分かる。私も、『腰が曲がんないからダンス映えないんだ』って思って、実はトンカチみたいなので腰を骨を叩いてたんよ、高校2年生の時(笑)スズちゃんと同い年の時。そしたらさ、踊れなくなっちゃって、コタツに包まって泣いた。泣いたんやけどさ、でもそれぐらいなっちゃうよね。めっちゃ気にしちゃうじゃん? 」

suzu「はい。」

アイナ「でも、この劣等感ってね、いいスパイスになるもんで。今めっちゃ辛いけど、ずっとスズちゃんが続けていったら、大人になった時、その劣等感のおかげで、唯一無二の表現者になれたりすると思うんだよね。」

アイナ「いや、まじまじまじ。ほんとだよ! ほんとほんと! 容姿端麗で文句もないです! みたいな人の踊りがめっちゃいいなって思う反面、淀みとか内側のものがあんまり感じられないんよ、私。」

アイナ「ちょっと何か崩れてる人の踊りの方が、なんか魅力的よ。だから、スズちゃんがそうやって栄養失調になったり、少し悩んじゃったりしたことは、いつか絶対に花が咲く。今、30分筋トレしてることだけを続けるっていうのもありだと思うんだよな〜。」

アイナ「私もスズちゃんと一緒で、未だにたまに思うよね。人と比べてしんどいみたいな。だから、またお互いしんどくなったら、こうやって話してほしいし、私はスズちゃんにLINEしたいわ(笑)」

suzu「(笑)」

アイナ「次またご飯食べたくないなって思った時はさ、ママとかに相談できたりするの? 」

suzu「ママ、いつも相談に乗ってくれるので。」

アイナ「あ、本当?! 」

suzu「はい! 」

アイナ「ママはさ、なんて言うの? スズちゃんのこと。」

suzu「いつも応援してくれてて。」

アイナ「優しい、よかったね! 」

suzu「はい! 」

アイナ「ママもいるし、アイナもいるからね。」

suzu「はい!! 」

アイナ「あと、お姉ちゃんとのそのユニットのやつ見てみたいわ。」

suzu「はい! ぜひ見てほしいです。」

アイナ「お姉ちゃんがギターを弾いて、スズが踊るんでしょ?? 」

suzu「そうです! 」

アイナ「面白そう! あれ貼っといたら? Twitter(X)とかに。アイナLOCKS! のタグ付けして。他の生徒が見てさ、元気出るかもよ。」

suzu「はい! 」

アイナ「きっとこれを聞いてくれてる生徒ちゃんも、『スズちゃん頑張って! 』って思う子きっと多いよ。」

suzu「ありがとうございます。」

アイナ「ね! これを機にお友達とかできたらいいけどね。だから、なんかあったらまた連絡しておいでね! 」

suzu「ありがとうございます! 」

アイナ「うん! 一緒に劣等感をいいスパイスにしていこう!! 」

suzu「はい!! 」

アイナ「うん。ほんならね、またね! 」

suzu「はい! ありがとうございます! 」

アイナ「ありがとう。」


M.宝石の日々 / アイナ・ジ・エンド


アイナ「そろそろアイナLOCKS! 終了の時間です! 」

アイナ「今日はね、suzu the endのダンスのお悩みを聞きましたね。久しぶりに表現の講師 アイナ・ジ・エンドって感じやった気がするけどもね。」

アイナ「(アイナLOCKS! を始めて)最初の逆電の時に電話してた生徒に、もう1回逆電したいなと思いました、今。自分的にも、アイナLOCKS! 始めて間もない時は、しゃべることに精一杯だったから、『もっともっと寄り添えたかもしれないな』なんて思ってるんよ。だから、ちょっと良かったら! また良かったら良かったらね、良かったらで!!! 逆電したいんで書き込みください! 」

アイナ「表現のお悩み、いつでも募集しているので、どんなことでもいいです! [アイナ掲示板]に書き込んでね。例えば、友達と仲直りするための表現の仕方が分からないとか、表現にまつわるお悩みなら、何でもオッケーです! 」

アイナ「そして、来週のアイナLOCKS! では、『けしからん川柳』の授業をやりますよ! けしからん五七五、まだまだ[アイナ掲示板]に書き込んでね! 大賞に選ばれた生徒には、『振り返りアイナチェキ』を贈呈します! 『振り返りアイナチェキ』というのは、振り返り美人みたいな、そういうもどきで撮るという。これも職員さんが考えてくれてます! 」

アイナ「以上! SCHOOL OF LOCK! 表現の講師 アイナ・ジ・エンドでした!生徒ちゃん、またね〜! 」 

SCHOOL OF LOCK!



「けしからん川柳」募集中!
生徒の君の中のエチエチ・エチエチ・エッチッチな言葉を五・七・五の17文字で、表現してみてね!みんなのけしからん川柳、楽しみにしてます♡

★表現にまつわるお悩みをアイナ先生に直接相談する「表現の時間」、生徒とアイナ先生のオススメの本で本棚をつくる「生徒と私の本棚」、自分の得意なことや誰にも負けない経験を履歴書に表現する「私の履歴書」…各授業に参加したい生徒は [ アイナ掲示板 ] または [ メール ] からエントリーをお待ちしています!

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