14歳へのプレゼント
SEKAI NO OWARI 2015.5.15 金曜日
メッセージを紹介します!
最近私は、カラオケでセカオワの曲のハモりをする事を頑張っています。
かなり上達はしてきましたが、どうしてもつられたり、少しずれたりすることがあります。
どうすれば上手くできるようになりますか?
あななちゃん
13/大阪府
13/大阪府
Fukase「でも、もうかなり上達してきてるんでしょ?」
DJ LOVE「そうだね」
Nakajin「ってことは...」
Saori「そのまま続ければいい?」
Fukase「だよね?」
全員「(笑)」
Saori「Nakajinはどうやってハモりを会得したの?」
Fukase「そりゃあ、ゆず大先生でしょ」
Nakajin「そうだね。ゆずさんはハモりの声もメインボーカルと同じくらい大きいから、聴き比べて覚えやすいんだよね」
Saori「なるほど」
Nakajin「あと俺、ハモりが得意な人には性格もあると思う」
DJ LOVE「どういうこと?」
Nakajin「なんかさ、人と協力して調和を計ってひとつのものを作り上げるのが楽しい人っているじゃん?逆に1人で全部やりたい人もいるけど」
DJ LOVE「うんうん」
Nakajin「俺は完全に前者なんだよね。そういう性格の人はきっと得意だと思うんだよね」
Fukase「これは完全に性格から変えろというハードルの高いアドバイスということでよろしいですか」
全員「(笑)」
Nakajin「ま、俺の場合はそうだったってことで(笑)練習することで上手くはなるからね」
Fukase「なんか俺、Saoriちゃんと一時期練習してたことあったよね」
Saori「あったあった」
Fukase「まぁ、俺のほうが早く上達したけど」
Saori「当たり前でしょ!ボーカルなんだから!それ、私のほうがこのピアノ曲覚えるの早かったって言うのと同じだよ(笑)」
Fukase「受けて立とうか、ピアノ対決?」
Saori「お、言ったな!?」
Fukase「3日あれば追いつく!」
・・・あななちゃんへのアドバイスをするつもりが、いつの間にかFukase先生とSaori先生のピアノ対決に話がすり替わってしまいました!!!
たぶんこの対決は実現することはないと思うので、とにかくあななちゃん!! これからもハモりの練習頑張ってね!
それでは今夜の授業にいきましょう!!
今夜の授業テーマは...『14歳へのプレゼント』
今年のNHK全国学校音楽コンクール、通称Nコン!
中学校の部の課題曲を担当するセカオワ先生!!
その曲のタイトルが『プレゼント』。
作曲はNakajin先生で、作詞はSaori先生が担当しました。
Saori先生いわく「中学生の頃の自分にプレゼントしたい曲」という思いも込められているこの曲にインスパイアされたのが今夜の授業テーマです。
中学生の頃、14歳の頃の自分に今の自分からプレゼントできるとしたら何をあげるか?
言葉でもモノでも考え方でも何でもOK。
果たして4人はどういったものを14歳の自分にプレゼントするのでしょうか。
まずは、Saori先生。
Saori「私は...『ギター』かな」
Fukase「なんで?」
Saori「14歳ぐらいの時ってさ、私ピアノの練習をするために部活に入らなかったの」
Nakajin「うん」
Saori「ピアノのために部活に入らないって結構大変でね、部活に入ってない子もみんな遊んだりしてるし、そういうのを横目にピアノをやらなきゃいけないのが14歳としては辛くて」
Fukase「なるほどね」
Saori「で、今考えたら気分転換にもっと違う楽器をやればよかったなって思うの。私のいとこが高校1年生になって、ちょうどアコギをプレゼントしたんだけど、それもあってギターいいなぁって思いました」
Fukase「フライングVにしろって俺があれほどいったのにアコギにしたんだよ」
DJ LOVE「俺はエクスプローラーがいいって言ったのに」
Nakajin「どっちも立ちにくいやつ(笑)」
Fukase「まぁ本人がアコギがいいってことで却下になったけどね」
Nakajin「でもアコギはいいよね。どこにでも持っていけるってのもいいよ」
Saori「うん。だからそのいとこにも良いプレゼントができたなって思う。そして14歳の私にもプレゼントしてあげたいなって」
続いて、Nakajin先生。
Nakajin「僕がプレゼントしたいのは『積極性』です」
Fukase「プレゼントできるんだ!? 神じゃん!」
Nakajin「なんでもOKなんだからできますよ(笑)」
Saori「それは今得た積極性を持たせてあげたいってこと?」
Nakajin「そうだね。まぁ当時は消極的でしたから。こと恋愛に関しては特に」
Fukase「まあ消極的でしたよ」
Nakajin「中学生の時から恋愛してみたかったですよ。したことがないからね、片想いしか」
Fukase「今からでも遅くないんじゃないかな...」
Nakajin「そうか〜、今からでも遅くないか...」
DJ LOVE「(笑)」
Fukase「学校に行けばいいんだよ」
DJ LOVE「今のご時世だと事案になるやつですよこれは」
Nakajin「なんかね、自信になると思うんですよ、失敗したとしても。俺は失敗を怖れてひたすら片想いに終わってたから。失敗すればいいんだよ!って言ってやりたい」
Fukase「でもさ、LOVEさんは割とアタックしてきてるよね?」
DJ LOVE「うん。結果玉砕して歪んでしまったけど」
全員「(笑)」
Saori「確かにLOVEさん一時すごい歪んでた」
Nakajin「そうか〜、じゃあ必ずしも積極性を持つことだけがいいってわけじゃないのか」
DJ LOVE「鉄の棒だとするとさ...」
Fukase「いきなり何を言い出してるの!?」
DJ LOVE「いや、俺が鉄の棒だとするとさ、フラれたりするとグニャっと曲がるわけよ。曲がった鉄の棒はどんなに綺麗にやっても直線には戻らないんだよ。直線にするためには溶かして作り直さないといけない」
全員「(笑)」
Saori「例えとしては分かりやすいけど、これ、どうやったら溶けるか分からないよね(笑)」
DJ LOVE「どうやったら溶けるんだろうね...やっぱりその頃に成功体験をするしかないんじゃない?」
Fukase「告白して成功するとか告白されるとかってことね」
DJ LOVE「だからそれを踏まえて俺がプレゼントするとしたらね...」
ということで次は、DJ LOVE先生。
DJ LOVE「14歳の自分にプレゼントしたいのは『グミチョコレートパイン』です」
Saori「大槻ケンヂさんの本ですね」
DJ LOVE「そうです。これは20歳ぐらいで読んだのかな。要は歪んだ童貞像を描いた作品なんですけど、それを14歳の自分に渡して『あ、こういうのでもいいんだ!』って思って欲しい」
Fukase「20歳の頃のあなたってより歪んでいった時代だよね」
Saori「グミチョコレートパインって自己肯定の話じゃないよね?」
DJ LOVE「うん。それを読んで『こういう人がいるんだよ』『だからキミもそのままでいいんだよ』って言ってあげたいね」
Nakajin「今の14歳にもオススメですか?」
DJ LOVE「オススメですよ。歪んでしまえばいいんですよみんな」
Saori「やっぱり歪んでるなぁ(笑)」
最後は、Fukase先生。
Fukase「うーん...空手をやめるな」
Nakajin「小学校の間だけだっけ?やってたの?」
Fukase「うん。6年間ぐらいやってたのかな。すごいもったいないなと思って」
Saori「もったいないね」
Fukase「最近Saoriちゃんが走り始めて、俺もやるようになったんだけどさ、10代の頃にあまりスポーツをしてこなかったせいか膝がすごい弱いんだよ。だから空手をそのまま続けて強い膝を身につけて欲しかった」
Nakajin「スポーツ慣れした体ってことね」
Saori「それ、私もそうかも。すごい共感できる」
Nakajin「そうだね、俺は運動部でよかったなって思う」
Saori「だからきてるよね、Nakajinと我々運動部じゃなかった3人の差が」
Fukase「うん。勉強しとけとは言わないよ。でもある程度の運動っていいことしかないよねきっと」
・・・ということで4人の『14歳へのプレゼント』を紹介しましたが、これはキミ達10代に向けて言っていることだと思って改めて読んでみて下さい。
もしかしたら今を生きるための何かしらのヒントが得られるかもしれません。
そして最後に、セカオワ先生が演じる第2回ラジオドラマの脚本も募集中です!
ラジオドラマのテーマは『ラーメン屋さん』!!! ラーメン屋さんをテーマにした5分程度のラジオドラマの脚本を書いてセカオワLOCKS!の[ メール ]宛に送ってきて下さい!!
脚本がどんなものか分からない生徒は【はじめてのラジオドラマ(2013年7月12日放送後記)】を見て参考にして下さいね。
この時の後記にはセリフしか書かれてないけれど、実際はセリフのところには『教室』とか『男子トイレ』とか演じる場所も書いてあったりするので、そのへんも書いてもらえるとベター!
〆切は5月22日(金)24時まで!
セカオワ先生をキミの好きなように演じさせることができるこのチャンス!! たくさんの応募、お待ちしてます!
それでは、今夜の授業はこれにて終了!
また来週!!!