『SAKANAQUARIUM 2018 "魚図鑑ゼミナール" の感想書き込みを紹介!』
サカナクション 2018.7.5 木曜日
★……教授?たしかに先生だけど。
「夜、コンビニ行くときラジオつけたら、めちゃくちゃなまってる教授がなにかを力説してて。山際の道で電波も悪くて、けっきょく何の講座だったのかわかんなくてさあ。」と言ってた友人に答えを教えるべきか。2週間たってしまった。
それサカナ LOCKSの一郎先生やで!
&一作
女性/34歳/高知県
女性/34歳/高知県
山口「そうそうそう(笑)。これは、魚図鑑ゼミナールの解説の授業に登場した山口教授ですね。」
[その日の授業はコチラ → 2018年6月7日『SAKANAQUARIUM 2018 "魚図鑑ゼミナール"のゼミナール』]
「先生もね、教授の喋り方はちょっと苦手なんだけども(笑)。でも、いろんな訛りの人がいらっしゃるわけですからね(笑)。ぜひ教えてあげてください。友人の方に。あれは、魚図鑑ゼミナールの山口教授だって。」
「それでは、黒板を書きたいと思います。」
今回の授業は、現在、サカナクションが、絶賛SAKANAQUARIUM2018 "魚図鑑ゼミナール"のツアー中ということで、このゼミを受けた(=LIVEに参加した)生徒の感想を紹介していきます。
「これまでに、サカナクション以外でもLIVEに行ったことがある生徒はたくさんいると思う。やっぱりフェスになると持ち時間は30〜40分とか短い間だけど、ワンマンになると1時間半〜2時間……長いミュージシャンだと3時間とか、ずっと曲を聴かせるわけね。だから(ワンマンLIVEの場合)、ミュージシャンごとにいろんなコンセプトというか、構成があるわけですよ。ずっと盛り上がりっぱなしの曲をやり続けるミュージシャンもいれば、MCを挟みながら世界観を作っていくミュージシャンがいたりもする。サカナクションのLIVEっていうのは、MCが無いんですよ、普段。ずっと曲をやり続けていく中でダイナミクスを作っていくっていうのがサカナクションのパターンだったんだけど。今回の魚図鑑ゼミナールのツアーでは、サカナクションは、今までは盛り上がったところから始まって、落ちていってまた最後に盛り上がるっていうダイナミクスのライブだったのが、『魚図鑑』っていうベスト盤は3枚組で、<深海>の静かな曲、<中層>のダンスな曲、<浅瀬>の盛り上がる曲っていう3枚に分けていたわけ。なので、今回のLIVEは、深海から始まって、中層に行って、浅瀬に行くという右肩上がりなダイナミクスでのLIVEになっている。だから、今までのサカナクションのLIVEと違うと、感じている方もいるんじゃないかと思うのでね。それを踏まえ、書き込みを紹介していきたいと思う。」
★嬉しいことざんまい!!!
SAKANAQUARIUM2018魚図鑑ゼミナール
6月13日14日の札幌公演に参戦しました!!!
人生初のライブで、初日は中央の4列目くらいでした!2日目はとっても後ろでしたが、前列では見ることができなかった照明や演出を見れました!そして、サニたんステッカーもサニーさんから直接もらえました!
セトリも演出も変化してて、2日とも最高に楽しめました!そして、ホールツアー決定!!!プレミアムシートを取りたいです!でもやっぱり倍率高いですよね…苦笑一公演で何人くらい当選するんですか?
のこふぃっしゅ
女性/15歳/北海道
女性/15歳/北海道
「おー、いい所にいたね。このサニたんステッカーっていうのは、サカナクションの身内で盛り上がっているやつね。PAの佐々木さんの似顔絵を描いたステッカーを僕が作ったのよ。PA卓のところに行くと、そのサニたんステッカーがもらえるっていう……それを貰いに行ってくれたと。これ、レアだよ。ふふ(笑)」
「今回、セトリ(セットリスト)を、初日と2日目で結構変えたんですよ。僕らは今まで、ひとつのセットリストを煮詰めていくっていうスタイルだったんだけど、今回は2つセットリストを作って、その2つの世界観をちゃんと構成していこうってやっていったわけです。僕らの場合、照明とか演出がきっちり決まっているからセットリストが2日分あるってことは、2回分のコンサートのプログラムをしないといけないんですよ。照明であったり、音響だったりね。だから今回のツアーは、実は2回分のカロリーや時間がかかっているわけです。結構、大変だったんですけど実現しました。それを2日とも観に来てくれたというのは素晴らしいことです。ありがとうございます。」
「で、プレミアムシートなんだけども、ホールツアーが決定して、全国細かく回るんだけど、会場ごとにそのサイズが違うからプレミアムシートの席がどのくらいになるかっていうのは、まだこれからなんですよ。で、どこからどこまでが最高の演出、最高の音が聴こえるかっていうのは会場ごとに違うからね。全部1回、座席を見て、何席くらいがプレミアムに値するのか……検証するので、まだわからない。でも、少ないことは確かだね。あと、プレミアムシートの特典もいろいろある。それはウェブ(※特設サイト)を見て欲しい。終わった後に、グリーティングイベントがあったりするのよ。これ、おもしろいぞ。」
★ゼミナール!
7月10日のライブ参戦します!今から楽しみで楽しみで仕方ないです。
グッズもどれもこれも欲しいけど、ライブのためのおこづかいは5000円なので、今からじっくり計算します。でもいつも並んでる途中で買いたいものが揺らいじゃうんだよなあ。
てるっぽ
男性/14歳/東京都
男性/14歳/東京都
「なるほどねー。これ、ライブのためのお小遣いが5000円(って……いい情報ですね)。14歳にとっての5000円って半端じゃないですよね。だって僕……お祭りが近所であった時にお母さんがくれたお金は500円でしたよ。500円でくじを1回引いて……って。当時100円でしたからね、1回。で、かき氷食べて……みたいな。でも、お小遣い5000円ってことは、Tシャツ1枚買って、ステッカー買えるくらいかな……あとタオルか。Tシャツとタオル買えるくらいかな。今回グッズはいろいろ作ったんですけど、『魚図鑑』のデザインをしてくれた平林奈緒美さんにもいろいろ手伝っていただいて。でもね、本当はLIVEを観た後にグッズを買ってもらえるといいんだけど、なくなっちゃう(売り切れちゃう)んだよね。僕ね、いつも物販の担当の人に言っているんですよ、数をちゃんと入れてくれと。これは改善していこうと思ってる。本当は、LIVEを観た後に、これが欲しい、あれが欲しいって思ってもらえるようにしていきたいなと思っているんだけど。ちょっと……5000円、何に使ったかまた教えてくれたら嬉しいです。」
★ホールツアー山梨ありがとうございます!!!
一郎先生こんばんは!
まずは、今回のホールツアーに山梨を入れてくださって本当に本当にありがとうございます!!!
まさか慣れ親しんだホールで大好きなサカナクション先生のライブを観られるとは、なんだか夢のようです。
この春から県外の大学に進学しましたが、ライブの日は帰郷して同じく県外に出た友人と参戦する予定です。思いっきり楽しみたいと思います!!!
Ame色リトマス紙
女性/18歳/山梨県
女性/18歳/山梨県
「そう、今回、山梨に行きます。でもね、正直に先生言う。全国ツアーの時の会場を、先生が決めたことはない。これは、マネジメントがどこに回るかっていうのを決めている。もちろん、ここに行きたいなとか、ここに行ったほうがいいと思いますっていうのは言うけど、決定しているのは事務所なんだよね。これね、ツアーの先を自分たちで決めている人たちって、多分少ないと思うよ。自分たちでマネジメントをやっている人たちとかじゃないと多分決めていないと思う。ただ、手紙とか出待ちの子たちとかに、「◯◯に来て欲しい」ってよく言われる場所とかは、ここに来て欲しいってよく言われますってマネジメントに言うし。あと、熊本。震災があったときに、ぜひ来て欲しいっていうのをすごく言われていたし、僕も行きたいと思っていたので、熊本は今回ぜひ入れて欲しいっていうのを僕らから強く要望を言って、入れてもらいました。なのでね、「◯◯に来てくれてありがとうございます!」って僕に言うよりは、多分事務所に言ってくれたほうがいいと思う(笑)。あと直接、要望を言うならマネジメントに言ったほうがいいと思うよ。サカナクションのSNSアカウントとか。あと、Livemastersっていうライブ制作の会社があるんですよ。それは、サカナクション先生たちだけじゃないよ。[Alexandros]先生や、BUMP OF CHICKEN先生もやっている。他にもいろんなミュージシャンのLIVE制作をやっているLivemastersに直電だな。「サカナクションを山梨に呼んで欲しい!」とか。言い続けていると、入れましょうかっていう風になると思う。これは裏事情だけど、事実だぞ。あと、サカナクションのツアーが "初日・札幌"とか、それも先生が初日を札幌にしてくださいって強く言ったことはない。これもマネジメントの判断。もちろん、「初日、札幌にする?」って聞かれることはある。だけど、初日とかファイナルをどこにするっていうのを、僕が決めたことは一切ない。その辺はリアルに伝えておきたいと思います。」
そろそろ、今回の授業も終了の時間になりました。
「実は、久々のライブハウスでのLIVEだったので、そのキャパシティの小ささ……小さいって言っても、Zeppなので2000人くらい居るんですけど。距離の近さにエネルギーをもらったし、静かな曲をやるときって、いつもお客さんは棒立ちだったんですけど、今回は静かな曲でもみんながゆらゆら揺れている姿は、勇気をもらいました。ちゃんと自分たちが好きな曲を、盛り上がらない曲でもお客さんは楽しんでくれるんだって。自分で楽しもうとしてくれたり、体を動かそうとしてくれているんだって。なんかすごく……それを見られて嬉しかったし、横ノリも出来て縦ノリも出来るハイブリッドなファンの皆さんに僕らは支えられていて、本当に幸せだなーって思いました。あと、ホールツアーがこの後あって、アリーナっていう風になっていくと思うんだけど、ライブハウス、ホール、アリーナっていうキャパシティがどんどん大きくなっていく中で、自分たちのセットリストだったり……その間にアルバムを出したいから、アルバムが出ると新曲が混ざってきたりとか……ホールではきっと何曲かは混ぜると思うんだけど。変わっていくと思うのでね。ぜひ観に来てもらえたらと思います。」
「そして、ツアーの続きの前に、今週7月7日(土)、我々サカナクションは『週刊少年ジャンプ』発売50周年を記念した音楽の祭典『ジャンプミュージックフェスタ2018』に出演します!横浜アリーナで、歴代のジャンプ作品の主題歌を歌ったアーティストが集結するというLIVEです。サカナクションは、映画『バクマン。』の主題歌「新宝島」を担当していました。先生の世代は、SLAM DUNK、ろくでなしBLUESだ。あと、ジャンプ放送局ってあったの知ってるか(笑)。ジャンプの後ろの方に、投稿者の人たちがいろいろ送ってくるジャンプ放送局っていうのがあって、それを楽しみに見てたのを覚えているな。先生は『バクマン。』の主題歌を担当したことでジャンプミュージックフェスタに出ることになったんだが、これね……アウェーなんだ。出ているミュージシャンの人たちは、1回も一緒にやったことがない人たちばかり。氣志團さんはあるけど。結構なんかこういう……わかるだろ?先生たちみたいな、マジョリティの中のマイノリティな人たちではなく、マジョリティな人たちがぶわーっているから……ちょっと不安なんだからな(笑)。だからぜひ「新宝島」(のイントロ)で、「ワン、ツー!」って言ったりとか、曲間で「一郎〜!」とか、言いに来て欲しいわ(笑)。手拍子とかも、ここはこうだぞって、コアな魚民たちは、ぜひ応援しに来て欲しいと思う。普段とは違うミュージシャンも観られるから楽しいと思うし、そういうアウェーな中で僕らが泳いでいるのを見るっていうのは貴重な体験だと思うので、ぜひ来て欲しいと思う!」