ゲスの極みLOCKS!

【 お知らせ 】

言葉にならない感情の授業、コポゥ!の講師【 ゲスの極み乙女。】先生が担当するゲスの極みLOCKS!は、現在休講中です。
ゲス乙女。先生へのメッセージは[ ゲスの極み 掲示板 ]から。曲の感想、言葉にならない感情についての悩み、何でも大丈夫です。

第1回!コポゥ!グランプリー!!!

ゲスの極みLOCKS! 2015.10.14 水曜日

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この10月から新講師として赴任しました!
コポゥ!の講師 ゲスの極み乙女。先生

コポゥ!つまりは言葉にならない感情。
この感情について考えていく授業です。

いこか「急に来られても、困る。」

ー短い間。

川谷「ごめん…… でも。」

いこか「勝手だよねいつも。そっちの都合じゃん。」

川谷「や……。」

いこか「来たくなった時に来たら、いつでも受け入れられると思ってるんでしょ!?帰って!」

ードアを閉めようとするが、ギリギリのところで足で止める。

いこか「何すんの!帰ってよ!」

川谷「帰んないよ。」

いこか「嫌なの!出てって!」

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ードアの前で争いながら…

川谷「もう、10月なんだし……そっちこそ、早く、出て行ってくれよ!」

いこか「何言ってんのよ!帰って!」

川谷「みんな困ってるんだよ。君がずっと居座っているせいで、変にうわっついた奴らが、街からいなくならないんだ!」

いこか「それは私のせいじゃないでしょ!」

川谷「なんか、何かにつけて、バーベキューとかやるんだ、あいつら!」

いこか「だから、それは私、関係ないでしょ!」

川谷「そういうヤツの車の中、だいたい、(コポォ!)とかが流れてんだ! 爆音で。」

いこか「ただの悪口でしょそれ!」

川谷「とにかく!農家の方も、色々困ってるし…。」

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いこか「いきなりマジなやつぶち込まないでよ。そんなこと言ったら、私が出て行ったら、ガリガリ君の売り上げ、だいぶ変わって…。」

ー無理矢理 部屋の外に…

いこか「きゃあっ!ちょっと!ね、ちょっと無理矢理…!やめてよ!」

ー出される。

川谷「仕方ないんだよ。ごめん。」

いこか「いいの!?私のおかげで、生まれた恋もあるんだよ。」

ー短い間。

川谷「君のせいで、終わった恋もある。」

ー長い間。

川谷「ありがとう。今年も。」

ードアを閉めかけて、ふと思い出して、ポケットからチケットを取り出す。

川谷「……あ。これ、南行きの切符。」

ーチケットを渡す。

川谷「それじゃ。」

いこか「ねえ、ちょっと…!ねえ…!」

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いこか「もう少しだけ、ここにいたかった。」

川谷「また、来年会おう。さようなら、今年の……。」




川谷第一回!

MARIコポゥ!グランプリー!

川谷「さあ、始まりました、コポゥ!グランプリ!司会の川谷絵音こと絵音コポォです!」

MARI「アシスタントのちゃんMARIです!」

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川谷「さあ、言葉にならない思いを…。」

MARI「コポゥ!」

川谷「…に乗せて届ける、コポゥ!グランプリ!いよいよ始まりますが、いかがでしょうか、ちゃんMARIさん?」

MARI「今日はどんなコポォ!が飛び出すか本当に楽しみですね!」

川谷「そうですか!審査員の皆さんにもいらしていただいています!」

課長「東京乙女大学でコポォ!学を教えています休日課長です。よろしくお願いしますー。」

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川谷「よろしくお願いしますそれでは、ほな・いこかさん!」

いこか「私はコポォ!について研究している研究員です。」

川谷「その声でいいコポォ!が聞けそうですね!」

いこか「はい。」

川谷「それでは、早速、本日のチャレンジャーの登場です!お名前をどうぞ!」

生徒「兵庫県16歳ルミリーです。」

川谷「おっルミリーさん、名前が曲名ですね。嬉しい!もう僕、今、司会者としてじゃなくて嬉しいです!今日は、どんな想いをコポゥ!に込めたいですか?」

ルミリー「成績をあげたいんですけど、勉強はしたくないって思いをコポォ!に込めたいと思います。」

川谷「うわ!それダメなやつだ(笑)でもコポォ!に込めたらいけるかもしれないからね。それでは、早速、参りましょう!ルミリーさん準備はよろしいでしょうか?」

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ルミリー「はい!」

川谷「それでは、スリー!トゥー!ワン…!どうぞ!」

生徒コポゥ!

川谷「おっ!いいですよ!!審査員のお二人が来てくれてるので聞いてみます。今の“コポゥ!”いかがでしたか?休日課長さん」

課長「そうですね、今絶望的な状況に多分いらっしゃって、それをどうにか振り切ろうって思いが、すごい耳につくかたちでね。いい“コポォ!”ちょっとイラッとさせる感じがね。」

いこか「イラッ?」

課長「これが逆にいいんですよね」

川谷「イラッ?耳につく?」

いこか「ん?それってよくないんじゃないの?」

課長「それがね表現としてとても優れいてる。」

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いこか「でもたしかに振り切ろうとしてる感じがあってよかったね。」

課長「そうだね。思いがこもってる感じがとってもよくわかった。」

川谷「コポォ!評論家って言うわりには普通のこというんですね。」

全員「(笑)」

川谷「ちゃんMARIさんどうでした?」

MARI「すばらしいコポォ!ダッタと思います。」

川谷「でもあんまり変わんないけどね、3人とも(笑)ではそれでは、採点にいきたいとお思います!ルミリーさんのコポゥ!得点は…!?」

川谷68点!

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川谷「…と、こういう結果になってしまいましたが、 ルミリーさん、いかがでしたか?」

ルミリー「数学のテストで目標にしたい点数です。」

いこか「えっーそうなの。」

川谷「じゃ俺すごいいいとこ言ったってことですよね!いやーもーぶっちゃけ“コポォ!”のことなんてどうでもいいんですよね(笑)先日、LIVEきてくれたんですよね?どうでしたか?」

ルミリー「父と一緒に2人で行ったんですけど、高校生になってから父とあんまり話せてなかったのが、ゲスに一緒にはまってから話すようになって、一緒にライブを楽しませてもらいまいた!」

川谷「うれしい!!おとうさんとの会話のきっかけにゲスの極み乙女。がなったと。」

ルミリー「はい。」

川谷「また出ていただきたいたいですね。コポォ!グランプリに!」

課長「ぜひとも」

川谷「今度はお父さんを罵倒するコーナにでてもらおうか?」

いこか「罵倒?」

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川谷「ほら、高校1年生でしょ、高校3年生くらいになったらお父さんとお風呂入らなくなるから。」
 
いこか&MARI「もう入ってないでしょ!」

川谷「えっ!ゲスをきっかけにお風呂に一緒に入ったりしないの?」

ルミリー「しないです。」

いこか「ないよねー。」

川谷「何歳までお風呂一緒に入ってた?」

ルミリー「えっー小学校4年生くらいまでですかね。」

川谷「あっでも結構だね。今俺が言ったの言葉の意味が変わっちゃうけど(笑)」

課長「何歳までお風呂に一緒に入ってましたか?グランプリになってますけど大丈夫ですか?」

川谷「あっ!それやる?」

いこか「やんない!」

MARI「やんないよ。」

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課長「多分そっちの方が僕は審査うまいね。」

いこか「変態!」

川谷「ちなみに、ほな・いこかさんとちゃんMARIは何歳まで?」

いこか「私ルミリーちゃんと一緒。小4。」

川谷「小4なんだ、ちゃんMARIは?」

MARI「5歳くらいかな。」

川谷「5歳!」

MARI「小学校上がった時は1人で入ってた。」

課長「なるほど。」

川谷「なるほど。けっこうアレだったね。でも嬉しかった。僕らをきっかけにそういう風になるって言うのはうれしい。」

課長「うれしいですね。」

川谷「親子連れで来てくれる人も大阪城ホール多かったから、そんな風に来てくれた人と話せてよかったです。ちなみにCDは買ってくれるのかな?」

ルミリー「まだCD自分で買ったことなくて。」

MARI「えっー。」

いこか「あらー。」

MARI「じゃあお父さんがいいって言ったら。」

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川谷「うん。お父さんとお風呂に入ったら買ってくれるかもしれないよ。」

課長「こだわるねー。」

ルミリー「お風呂は嫌です。」

MARI「だよね。」

川谷「俺が言い過ぎて俺が嫌われた可能性があるけど。」

いこか「そうだね。お風呂の人みたいになってるからね。」

全員「(笑)」

川谷「今日は改めて本当にありがとうございました。」

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課長「んんーーーーー。」

川谷「あれ?起きたの?まだ寝てていいよ。」

課長「いやー、なんか、変な夢見ちゃって。」

川谷「どんな?」

課長「なんか、テレビ番組の中で、意味がわからない言葉を連呼してるんだよ、みんな。」

川谷「気持ち悪いね、何それ。」

課長「コポゥ?とか、なんとか… あ、頭いてっ…!」

川谷「だから、いいよ、寝てて。まだ10月だし。」

課長「よし… じゃあ、もう少し冬眠させていただきますよ、と。」

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川谷「微妙にねじれてけどな、それ。冬そのものが寝ることじゃないから、冬眠って。」

課長「ん、ちょっと難しいんで寝ます。」

川谷「難しいこと何も言ってねえよ。寝ろ寝ろ。」

(ドンドンドンドン)

MARI「このドアあけちー!あけち光秀ー!」

川谷「え!?何何?」

課長「来たよ。春だよ。」

川谷「だから、まだ10月だぞ。」

課長「最近、いろいろおかしくなってるからなー、世界的に。」

(ドンドンドンドン)

MARI「このドア、あけちー! あけち光秀ー!」

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川谷「んで、あいつ何言ってんの!?」

課長「春は変なヤツ、いっぱい出てくるからなあ。」

川谷「それもちょっとねじれてる。春そのものがおかしいって話だから、今。」

(ドンドンドンドン)

いこか「ちょっと!私も入れてよ!」

川谷「やばい、夏も帰ってきた!なんで!?」

いこか「南の島行ってきたんだけど、なんか、お呼びじゃないって。」

川谷「いや、ずっとお呼びでしょ、南の島とか。」

いこか「あのね、言っとくけど、ニュージーランドって、意外に赤道から離れてるんだよ?」

川谷「知らねえよ。」

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(ドンドンドンドン…!)

MARI「あけちー! あけち光秀ー!」

いこか「何それ? 私も一緒にやっていい?」

MARI「もちろん!」

(ドンドンドンドン…!)

MARI&いこか「あけちー!あけち光秀ー!」

川谷「カオス! 完全に季節が乱れてる!」

課長「じゃ、オレ、寝るから…。」

川谷「いやいや! 今お前寝たら、完全に温暖化進行するから!」

課長「じゃあ、あいつらを説得してみろよ。」

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川谷「これからさ、秋と冬がちゃんとやってくるんだよ。そうなってるんだよ日本は!四季があるの四季が!ずっとさ春、夏がやってきてたらやばいでしょ。ずっと暑いの嫌じゃん。」

いこか「えっー私はそれでもいいよ。」

MARI「あけちー!あけち光秀ー!」

川谷「ほら明智光秀もさ、四季を堪能してたから昔!明智光秀でも冬があったから本能寺の上で燃えたのかもしれないでしょ!」

いこか「乾燥してね!」

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川谷「でもそれがなかったら、歴史変わっちゃってるわけじゃん。ね!今音楽やってるわけじゃん!音楽の秋でしょ!芸術の秋ですから。ほら!自分たちが好きな音楽出来なくなるよ!!春夏ばっかりだったら、ずっと夏フェスだよ、ほらゲスの極み乙女。ずっと夏フェスやってるみたいになるじゃん!」

川谷「……あれ?いない……?どこ行ったんだろ?春と夏……?ま、いっか。よし、じゃあ、あと一仕事するか。」

課長「zzzzzzzz。」

川谷「もうすぐ、お前の出番だからな。」

…来週もコポォ!の授業をお届けしてきます!!
コポゥ!!

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