レコーディングに向けて輪になって話していると、コート姿のある人物が静かにスタジオに入ってきました……。しかし、みんなは真剣に話し合っています。
「…………。」
「……ゴホン(咳払い)。」
「(あれ、気づいていないのかな?)」
「
……ゴホン、ゴホン!」
声のする方を振り返ってみると……そこには!!
サカナクション 山口一郎先生が!!!
山口「こんにちは!サカナクションの山口一郎です。みんな、ようこそいらっしゃいました!」
なんとサプライズで、山口一郎先生が登場!これまでの合唱ライオットの放送の中では「レコーディング当日に参加できたら顔は出したい。」みたいな事は言ってくれていた山口先生ですが、なんと今回は制作ディレクター的に、合唱レコーディングに参加してくれます。本物の山口先生を目の前に、みんな感激!その驚き方に山口先生も思わず笑ってしまったり。涙を浮かべる生徒もいました。
山口「みんな、制服、いいね(笑)。緊張すると思うけど、こういう場もあまりないでしょ。一生に一度くらいの気持ちで、楽しみながら、自分たちの納得いくものを録ってくださいね。よろしくお願いします。」
さあ、いよいよレコーディングが本格的に始まります。
真結ちゃん(RN れいんがーる)、桃子ちゃん、微ちゃん、晃くん、雪乃ちゃん、麗ちゃん。
今回は "プロによるレコーディング" ということで、エンジニアはTOKYO FM 技術部部長である、川島修さんが担当。川島さんは、日本プロ音楽録音賞 優秀賞を受賞したことがあるだけではなく、JET STREAM Live In Concertや、TOKYO FM 夢の第九コンサートなどの録音も担当している、合唱レコーディングのプロフェッショナルです。
れいんがーるたち6人はスタジオに、そして山口先生とエンジニアの川島さんはコントロールブースへと分かれ、いよいよレコーディング開始です。一度歌ってみて、それがどんな風に録音されるのかを全員で確認、それを踏まえて再度録音。この流れで、何度か合唱を録ってきます。
まず1回目を歌い終わました。
みんなでコントロールブースへ。プロの技術によって録音された自分たちの歌声に驚きつつ、みんなで注意深く歌声をチェックします。山口先生からも、どの部分が良くてどこを改善すれば良いのか、細かいアドバイスが出ます。
実際に録音してみて、自分たちが思っていたよりもうまくいっている部分や、もう少し改善したい部分が出てきたようで、再びスタジオに入ると自主的に話し合いが始まりました。その様子を見ながら、「いいね、バンドみたい。アレンジの話を僕らがするときも、こんな風に話をするから似てる。」と語る山口先生。今回のレコーディング中、ずっと笑顔です。
何度か歌ったところで "カンロボイスケアのど飴" の差し入れで少し休憩。
「ちょっと雑談しよう。」 ……学校の事、部活の事、好きな音楽の事、そして今日こうやってみんなと会えたこと。山口先生といっしょにそんな話をしながら、すっかりリラックスできたようす。
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02/04 |
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