隆太さん、一生さんこんにちは。現在ドイツに一年間留学中です。
高校3年生だったのですが、去年の夏から留学しているので高校も半年間残して来ました。3年間同じクラスだった友達からも離れてきました。小6の時からflumpoolが大好きで、ずっと聴いてきました。Liveにも何回も参加させてもらいました。
そんなflumpoolの音楽からも留学しているとなかなか離れてしまっていました。
もとから好きなのもあり洋楽や現地の音楽に触れてばかりで、日本の音楽からもかけ離れていました。今日久しぶりにflumpoolの曲を聴いていました。
そんなときに“今年の桜”が流れました。大好きな曲のひとつ。一緒に口ずさみながら歌っていました。
数秒後、何もしてないのに涙がどばどば溢れてきました。止まりませんでした。
小学校からずっと留学がしたくて親とも喧嘩するほどで、自分なりの努力してやっと出来た留学。来る前は自信満々で希望に満ちていました。けれども、実際予想以上に大変なことや辛いことが多すぎて自信なんてなくしていました。常にタフでなくちゃいけない。ストレスもあり間違えやコミュニケーションをとること全てに恐れを感じていました。
散ることを恐れていたら軌跡なんて芽吹かない。どれだけ沢山の人が私1人の背中を押してくれているのか。この留学のために自分がどれだけ頑張ってきたのか。
この曲を聴いていたとき留学前の自信に満ちていた自分を思い出しました。
自分が失っていたモチベーションなにもかも全て。だから今の自分に大切なことを見いだせた気がします。留学生活も残り約3ヶ月となった今、再び地に足をつけて胸を張って一日一日を大切に過ごしていこうと強く思えました。楽しいことも辛いことも出会えたもの全て抱きしめて、散ることを恐れずに、永い冬を越えたどり着いた想い焦がしたこの街で、いまを、夢を刻んでゆこう。希望という名の未来へ向けて。
私を救ってくれてありがとうございました。本当にありがとうございました。
Yu
女/18/ドイツ
女/18/ドイツ
隆太警備員「・・・というメッセージをYuが送ってくれました」
一生警備員「ありがとう!!!」
隆太警備員「期間も時期も全然違うけど、俺も留学したことあるから分かるな…。行く前って不安もあるんだけど、“こんなことしよう”とかすごい希望に満ち溢れていて。でも実際行ってみたら、ただ寂しさしかないのよ」
一生警備員「そうだろうね」
隆太警備員「辛いし言葉も通じないし。1人で行くって相当勇気いるよね」
一生警備員「俺、絶対無理やもん(笑)」
隆太警備員「お前は無理やろな〜(笑)すぐ帰国するタイプやろ?」
一生警備員「うん、行ってる体(てい)で帰ってくる」
隆太警備員「一生ぽいわ〜(笑)“あれ、お前いつ帰って来たん?”ってなるヤツやろ?」
一生警備員「“なんか見かけたけど?”みたいな周りからジワジワ言われるタイプ」
隆太警備員「(笑)そういうプレッシャーもあるからね」
一生警備員「それなりのモノを得て帰って来ないとっていうね」
隆太警備員「それこそ、『今年の桜』は上京する前に“行ってきます!”って言った桜に対して、心の中の蕾はどういう花を咲かすんだろうっていう気持ちで書いたんで、まさにYuの今の気持ち。凄く重なる所があるこの曲が勇気になってくれたのはとても嬉しいです」
M 今年の桜
自分の気持ちと素直に向き合ってメッセージを送ってくれて、ありがとう。
この先、自分でも見たことのないYuにきっと出逢えるはず…
残り3か月、今しか出来ない留学経験を悔いの無いよう過ごして、胸を張って帰国してきてください!!!帰国した際には、またflumpool LOCKS!までメッセージを送ってきて下さいね。
今夜のflumpool LOCKS!は、来月13日(水)にリリースとなるコンセプトディスク『FOUR ROOMS』から、またも初オンエア!!!
生徒のみんなに聴いてもらうその曲は・・・。
隆太警備員「(黒板を手にとり・・・)」
一生警備員「また書くのね?」
(カッ、カッ、カッ、・・・)
一生警備員「・・・あの・・・1年、2年やって無かったんですけど、ダーツブームがきまして・・・これも(レミオロメンの)神宮司さんと一緒に行ってハマっちゃったんですけど、彼も凄いの!」
隆太警備員「書けましたー!!」
一生警備員「レーティングが7とか8でね(ダーツにおけるレベル)、僕はブル(ダーツボードの中心)に凄い入るんで“ブル阪井やな!お前は極悪同盟(*)か!?”ってね」(*)”極悪同盟”とは1980年代に全日本女子プロレスで活躍したヒールユニットでその中心選手に“ブル中野”という選手がいました。
隆太警備員「あの・・・」
一生警備員「“なんでやねん!”って」
隆太警備員「書けました!!」
一生警備員「はい!!!」
隆太警備員「(笑)読みます・・・『MY HOME TOWN』!」
隆太警備員「“HOME TOWN”っていうと、自分たちの故郷だったり、僕らで言うと地元松原市がそれに当てはまるんですけど、みんなにとってのそれぞれの“MY HOME TOWN”はあると思います。それを題材にした1曲です」
一生警備員「はい!!!」
隆太警備員「今回『FOUR ROOMS』を、自分たちの心臓の音のような心の中に流れている、熱い部分というモノを届けたいということで作ったので“HOME TOWN”は切っても切り離せないモノ」
一生警備員「そうですね」
隆太警備員「まさにさっき読んだYuのメッセージで、大切な地元であったり、友達であったり、両親であったり・・・そんな色んなモノを置いて僕らも故郷を出てきたからさ、その故郷に対する想いって“ありがとう”っていう気持ちや、“離れてしまってごめんね”っていう気持ちが凄くたくさんあって、でも故郷っていつもそういう事を全部分かったように、俺たちの背中のずっと後ろの方で静かに待っててくれる。だから自分たちは前に進めているんだって思えた時に書いた曲です。Yuも“どれだけ沢山の人が私1人の背中を押してくれているのか”ってメッセージに書いてたけど、そんなYuにも届けたい歌でもあります」
一生警備員「僕はこの曲の山村さんの歌詞を見た時、よく周りから“感情がない”って言われてますけど…初めてちょっと泣きそうやった」
隆太警備員「言ってたね(笑)」
一生警備員「真横で読みながら、ずっとウルウルしてた」
隆太警備員「恥ずかしいくらいね」
一生警備員「恥ずかしながら・・・“凄いな、これ!!!”って言って」
隆太警備員「(笑)」
一生警備員「俺の心に響く響く」
隆太警備員「それは嬉しいね」
一生警備員「これは、生徒みんなに聴いて欲しい!!!」
隆太警備員「今の時期、故郷を離れて頑張っている人もいっぱいいると思うので、そんな生徒のみんなにも聴いて欲しい歌です」
M MY HOME TOWN
隆太警備員「故郷って大事だなって思う時もあれば、いざ帰ってみると親とかにも意外と優しく出来なかったりするやん?」
一生警備員「そうだね」
隆太警備員「最近、変わってきたけど、でもそんな自分も許してくれるっていうか、それでも自分の故郷であってくれるっていうのが、その存在って大きいなと思わせてくれるよね」
一生警備員「故郷のありがたみって、離れて気付くよね」
隆太警備員「そうだね」
一生警備員「帰ったら帰ったで普通になるんだけど、離れた瞬間にこういう気持ちになるんだよね」
隆太警備員「うんうん」
一生警備員「だからYuもあと3か月で帰って来れるんだからね」
隆太警備員「故郷に帰った頃には自分がいた頃とちょっと変わっているかもしれないけども、でもそこにある記憶を大切にして暮らしていると思うから、負けないで次の未来に向かってこれからも踏み出して欲しいなと思います」
故郷を離れて暮らしているキミには、「MY HOME TOWN」はどう聞こえましたか?
ぜひ[ flumpool LOCKS! 掲示板 ]または[ 目安箱 ]にキミの感想を送ってきてください。
5月13日(水)リリースのflumpool警備員のコンセプトディスク『FOUR ROOMS』。
この中から「大好きだった」「とある始まりの情景〜Bookstore on the hill〜」「MY HOME TOWN」の3曲をオンエアしてきましたが、残るは…“あと1曲”!!!
そう「歓喜のフィドル」!!! ドキドキしながら、“その楽曲がどんな曲なのか?”を思い巡らせながら、次回の授業を待っていてください。