隆太警備員「ハナの警備員flumpool LOCK!flumpoolの山村隆太です!」
一生警備員「阪井一生です!」
隆太警備員「さて、阪井警備員・・・」
一生警備員「どうしました?山村警備員・・・」
隆太警備員「今、僕たちは“いつもの警備室”ではなく、なんと大阪にいます!!!」
一生警備員「そうなんです!!!しかも、我々の地元 松原市でございます!!!」
隆太警備員「ただいま松原市文化会館の会議室の中で喋っております」
一生警備員「今日は、1月11日(日)」
隆太警備員「はい!!!」
一生警備員「なぜ僕たちがここにいるのかというと。明日、この松原市文化会館で行なわれる成人式にサプライズ出演させていただきます!!!!」
隆太警備員「(笑)」
一生警備員「(大声で)サプライズですよーーーみなさーーん!!!!!明日、僕たち成人式に出ますよーーーー!!!!」
隆太警備員「ちょっと、ちょっと(笑)会議室の外に人いますから」
一生警備員「すいません、地元だからちょっとテンション上がっちゃってね(笑)」
隆太警備員「なぜ今年の成人式に僕たちが出演するのかというと…実は僕、山村隆太はflumpoolとしてデビューする前に学校の先生を目指しておりました。今は警備員ですけど・・・」
一生警備員「今は警備員(笑)」
隆太警備員「それで教育実習に行ってたんですけど、その時に教えていた生徒たちが、今年成人を迎えるんですよ」
一生警備員「そうなんだよね。だからね、僕の妹も・・・明日、成人式なんですよ」
隆太警備員「キミの妹も僕の教え子ですからね(笑)」
一生警備員「今日実家に帰って、flumpoolが成人式に出ることを伝えようと思ってるんですけど・・・」
隆太警備員「ダメダメ(笑)」
一生警備員「ダメですか?妹やったらいいでしょ??」
隆太警備員「絶対、妹が周りにバラすでしょ(笑)ダメです」
一生警備員「じゃあそこは内緒にしておきます(笑)」
隆太警備員「それこそ、教育実習に行ってた時は音楽という道…僕ら、迷ってたじゃないですか?」
一生警備員「そうですね」
隆太警備員「それで教育実習にいっていた時、登校最後のホームルームで生徒達に向けて歌を歌ったんですけど…その時の感動が忘れられなくて、その時の出来事が改めてプロを目指そうと思ってたんです。そんなきっかけをくれた生徒たちが、今年成人を迎えるんです。今、flumpoolとしてやらさせていただいている以上、彼らに何らかの恩返しが出来たら良いなという想いのもと、“絶対に成人式に出させてくれ!”と色んな大人の人に無理を言って・・・成人式に出させてもらいます!!」
一生警備員「サプライズ(笑)」
隆太警備員「“成人おめでとう”という言葉と共に音楽で、何かメッセージを伝えられたらと思っています。僕は、みんなに背中を押してもらったんですから、次は僕がみんなの背中を押す番!ということで、やらせてもらおうと思っています!」
一生警備員「はい!!」
隆太警備員「このflumpool LOCKS!。今夜と来週の2週に渡って、地元 大阪・松原市の成人式の模様をドキュメンタリー形式で生徒のみんなに聴いてもらいたいと思います!!」
一生警備員「(ナレーター風の声で)ちなみに今回のドキュメンタリーの主役は“山村隆太”・・・」
隆太警備員「何、この感じ?」
一生警備員「(ナレーター風の声で)残念ながら阪井一生の出番はあまりありません!!!ということで、今夜と来週は“エエ声”のナレーションに徹したいと思います!!!」
M LOST
一生警備員のナレーション「flumpoolがまだ大阪で活動していたあの頃、大学生だった山村隆太は迷っていた・・・」
隆太警備員「当時、僕は22歳だったんですけど、周りが就職活動をしている時に“俺はこの道でいくんだ!!!”ということでひたすら音楽をやっていて・・・だけど、路上ライヴとかやっていると、まっさらなスーツを着て“お前たち、まだやっているのか?”って同級生のヤツらが声を掛けてくれたりとかして。別に皮肉で言ってるわけじゃないと思うんですけど、自分たちとしては凄く“もう(路上ライヴとか)やってはいけない歳なのかな”っていう感覚はありました。“そんなこと無いぞ!!!”と思いながらも、何か自信が持てないというか不安だったんでしょうね・・・“このままでいいのか”って悩んでいた時期でした」
隆太警備員「“じゃあ音楽でプロになれる自信は無かったのか”っていうと自信が無かったらやってなかったですし、もちろん、あったんですけど。どこかそれが失敗した時のことも考えて出してて・・・だから保険として教師の免許を取ろう思いました」
M Birds
一生警備員のナレーション「そんな彼が教育実習で感じたモノは・・・」
隆太警備員「この時期は、自分が1番迷っている時期でした。“このまま音楽を追い続けていいのか・・・”っていう迷っているスタンスで教育実習に行くと、どこか生徒が羨ましかったのかなーと思います。“女優になりたい”“医者になりたい”とか凄く夢をストレートに言うんですよね。そういうのを聞いていて“こんな純粋に夢を語れるって凄い羨ましいなー”って」
一生警備員のナレーション「当時の山村は22歳・・・教え子たちは中学1年生・・・そんな当時の山村の背中を押した決定的なエピソードがあった・・・」
隆太警備員「最後のホームルームだったんですけど、その時の実習担当の先生が30分くらい時間をくれて“何か最後に生徒にメッセージを”って言ってくれたので、やっぱり自分は言葉で何かを言うって事よりも1曲、何かやった方が良いんだろうなと思って、当時のオリジナル曲を歌ったんです。それが皮肉にも・・・自分の背中を押してくれました」
隆太警備員「最後のホームルームでは、歌以外にも言葉で・・・今からレールの上に乗っかって高校行って大学行って真面目に就職して、もちろんそういう人生も大切だと思うし、そういう生き方もあると思う。だけど、夢は追い求めて行ったら絶対どうにかなるし、無責任かもしれないけど、実際にその時に自分が思ったことだったので“そのままでいて欲しいな”って・・・大人になって子供の純粋さを知って…(今思えば)どこか自分に対してのことだったのかなって思います。」
M 僕はここにいる
隆太警備員「今の自分があるのは、その時の生徒たちがちゃんと僕の想いを聞いてくれて、(中には)感動して泣いてくれる子もいたし、そういった姿を見たりして、前に進もうと思えたからだと思います。そのきっかけをくれた生徒たちに、今伝えられる言葉をちゃんと伝えたいと思い、flumpoolとして成人式でライブをやらせて欲しいと思いました」
隆太警備員「当時の阪井一生・・・ですか?よくこんなまともな人間になったな!!!と思うくらいクズでしたね(笑)今が本当に嘘みたいなヤツでした(笑)」
一生警備員のナレーション「(心の声で)ホンマにまともになれて良かった・・・」
一生警備員のナレーション「そして迎えた2015年1月12日(月)大阪府松原市文化会館。今年もスーツや振り袖を見に纏った多くの新成人たちが集まっている・・・」
隆太警備員「いよいよもうすぐ成人式が始まりますね。自分の成人式を思い出しつつ、教え子たちが自分のことを憶えてくれているのか、ちょっと不安もありますが(笑)今日のライヴは、教え子も来てるし、もちろん教え子じゃない子たちもいるんですけど…これから成人して社会の中で戦っていく、そんなみんなに“これからも一緒に戦って行こうぜ”と音楽を通して伝えていけたらいいなと思います・・・(ライブに)行ってきます!!!」
M どんな未来にも愛はある
一生警備員のナレーション「今年、二十歳を迎える新成人たちの門出を祝うために突如、サプライズでステージに現れたのは・・・」
M 明日への賛歌
隆太警備員の強い想いのもとサプライズで行われた大阪府松原市の成人式でのライヴ。
来週は、当日のライヴ、そして隆太警備員と当時の教え子、
さらに地元時代の恩師のインタビューをお送りします。
ちなみに来週も一生警備員はナレーションに徹します(笑)
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