ニューアルバム『両成敗』収録曲、初OA!!!!
ゲスの極みLOCKS! 2015.12.2 水曜日
コポゥ!の講師ゲスの極み乙女。先生
コポゥ!つまりは言葉にならない感情。
この感情について考えていく授業です。
─村の茶屋①
課長「てえへんだてえへんだ!てえへんだてえへんだ!てえへんだてえへんだ!」
川谷「おう、かっつぁんじゃねえか。」
課長「はぁ…はぁ…」
いこか「どうしたのさ、お前さん。そんな急いで。」
MARI「ほれ。お水。」
いこか「まーた、団子を喉に詰まらせちまったみたいな顔して。」
川谷「団子を喉に詰まらせちまったみたいな顔!そいつはいいや!」
一同「笑」
課長「ぷはぁっ!はぁ…はぁ…」
MARI「……それでかっつぁん、どうしました?」
課長「本当にてえへんなんだよ。」
川谷「だから、何がでえ?」
課長「両成敗だよ両成敗!」
いこか「両成敗?」
課長「新曲だよ新曲!ゲスの極み乙女。が1月13日に売り出すって噂のニューアルバム、『両成敗』に収録されている新曲が、今晩、解禁されるんだよ!」
課長以外全員「ええ!?なんだってえ!?」
─村の茶屋②
MARI(ナレーション)「ゲスの極み乙女。が、満を持して世に放つニューアルバム、『両成敗』に収録された新曲が、解禁される―――。その知らせは、またたく間に、町中を駆け巡りました。」
川谷「するってえと、かっつぁっん。今回のニューアルバムには、シングル曲以外に、新曲が11曲も入ってるってことかい?」
課長「おうよ。しかも、本人たちによると、どれも、ゲス乙女屈指の傑作揃いって噂よ!」
いこか「ゲス乙女っていうと、来年の3月、九段下あたりで、大きな集会をやるって噂もあるねえ。」
MARI「そういえば、大晦日、歌のにも出る、みたいな話、先週、ナタリーさんが言うてました。」
課長「大晦日のなんて、天下一番のじゃねえか!そんなバンドの新曲が、解禁される!いてもたってもいられるわけねえだろ!…ごほっ!ごほっごほっ!」
川谷「これかっつぁん、まーた、団子を喉に詰まらせちまったみたいな顔なってっぞ。」
課長「あれ?」
一同「笑」
いこか「……で、肝心の、曲の解禁はいつされるんだい?」
課長「いつ?」
いこか「そう、いつ聴けるんだい?その新曲は。」
課長「んん…確か…んん…のつって言ってた気がするんだけど…いけねえ、忘れちまった!もう一度確認してくる!てえへんだてえへんだ!てえへんだてえへんだ!」
いこか「しない男だねえ。」
川谷「ちげえねえ!」
─村の茶屋③
MARI(ナレーション)「しかし、のつを過ぎても、曲が解禁される様子は、全くありませんでした。」
いこか「……本当に、今日なのかい、お前さん。」
課長「確かにそう聞いたんだよ!」
川谷「オラ、もう眠くなっちまったよ。」
─村の茶屋④
MARI(ナレーション)「そして、のつが過ぎ…つが過ぎ……」
課長「あれ?川やんは?」
いこか「もう、しびれを切らして帰っちまったよ!」
課長「なんでえあの野郎…!」
いこか「本当に今日なのかい?お前さん、寝ぼけてたんじゃないだろうね?」
課長「おま、オラを疑う気か!?」
MARI「ちょっと、やめなさい!」
課長「確かに聞いたんだよ!ゲスの極み乙女。の『両成敗』から、今日、新曲が解禁されるって……!確かに、聞いたんだよ…!確かに…確かに、聞いたんだよ…!」
─宴会場
MARI(ナレーション)「そして、長かった将軍様の時代が終わり、暗かった夜道を、ガスの灯りが照らすようになりました。お茶屋があった街道沿いには、蒸気をもくもくと吐く鉄道が走るようになり、江戸は、東京と呼ばれるようになり、いつしか、私たちは、たくさんの古いことを、忘れていきました。悲しい歴史のことも、古き良き時代のことも、あの、曲の解禁のことも………」
川谷「おい!かっつぁん、飲み過ぎだって!」
課長「なんだようるせえな…」
川谷「外走ってる鉄道にかれちまうぞ!」
いこか「そうだよ、今や、アンタも、立派な《コポゥ》の課長さんなんだから!気をつけないと!」
MARI「昔はせっかちで、いつも、団子を喉に詰まらせたみたいな顔をしてたのに!」
川谷「間違いない!」
一同「笑」
川谷「あの頃はよく、半蔵門の茶屋で、語り明かしたもんだったよな。」
課長「そういえば…オレは忘れてねえからな!あの解禁のこと!」
いこか「アンタ…!」
川谷「もう、その話はいいよ。時代は変わったんだ。」
課長「違う!確かに聞いたんだよ!確かにあの日、『両成敗』から新曲が解禁されるって……ごほっ!」
MARI「ほら、お水。」
いこか「ちょっともう…顔色悪いよ、大丈夫?もう、若くないんだよ?これから、やっと新しい時代が始まるんじゃない。もっと長生きしようよ。」
川谷「かっつぁん。忘れた方がいいことも、あるんだよ。大事だったチョンマゲを切って、刀を置いて…オレたちは、そうやって、忘れながら生きていくんだよ!」
課長「違うね!オレはぜってぇに忘れねえ!あの日、『両成敗』から、確かに、新曲が解禁されるはずだったんだ!『両成敗』から、新曲が……!『両成敗』から、新曲が……!」
いこか「ちょっと!?……かっつぁん!かっつぁん!かっつぁん…………課長!課長!課長〜!!!!」
─SCHOOL OF LOCK!の空き教室
課長「ん…?」
川谷「あっ。起きたね。よし…それでは、聞いてください!1月13日リリースのニューアルバム『両成敗』から、『両成敗でいいじゃない』!」
課長「おおおお!?ちょいちょい!えっ!?何!?」
川谷「いやいや、早く聞いてもらおうよ。」
いこか「初オンエアの日だよ?」
MARI「もう始まってるよ?」
課長「あれ?…茶屋は?すき焼きは?」
川谷「茶屋ってなんだよ。」
いこか「寝ぼけすぎじゃない?」
MARI「また食べ物の夢みてたの?」
課長「え?夢…!?」
MARI「水でも飲めば?」
川谷「…よし。じゃあ、いこっか。いよいよ、新曲を解禁します!」
課長「え!?マジで!?え!?おおおおおおお!やったあ!」
いこか「なになに?」
川谷「なんでそんなに。」
MARI「テンション高い?」
課長「いや、オレ、チョンマゲの時代から待ってたから!」
いこか「なにいってんの?」
川谷「新曲を聞いてもらえるのはうれしいよね。じゃぁ行きますよ。」
M 両成敗でいいじゃない / ゲスの極み乙女。
川谷「今日はじめて皆さんに聞いてもらって僕たちも緊張していますが、その前に壮大な振りがね。」
いこか「長かったね。」
MARI「待ち遠しすぎでしょ。」
川谷「もうみんなちょっと怒ったでしょ(笑)でもどうでしたかね?掲示板にも感想を書き込んで欲しいな。ハイセンス太郎も書き込むと思うから、曲解説とか。」
MARI「ほんと?」
課長「いいね!」
いこか「いいねそれおもしろいおもしろい!」
川谷「でもこの曲は最後に作った曲で本当につい最近レコーディングした曲なんだけど、シンセの音がね。」
課長「シンセね!あれいいよね!すごいかっこいいよね。」
川谷「歪みかたがね。」
MARI「えぐいよねけっこう。」
川谷「僕が買ってて使ってないやつがあったから、ちゃんMARIにこれ使ってみようって使ったら、全然違う感じになってね。」
MARI「めっちゃいいじゃん!ってなって。」
川谷「結局ちゃんMARIも購入してね。」
MARI「うん。」
川谷「日本にはあのエフェクター、一台もないんだよ。持ってるのは、俺とちゃんMARIだけだから。」
いこか「そっか。」
課長「すごいね。」
川谷「次は日本にはいってくるのいつかわかんないから、独占状態ですよ。あのメーカーの他のエフェクターも俺は買い占めてるから。誰にもつかわせねぇぞ!って(笑)」
MARI「それは、てぇへんだ!」
そしておなじみ呼び込みのコーナーは…
紅白の記者会見で唐突にぱいぱいでか美の話をする川谷絵音先生の登場により、ちゃんMARI先生苦笑いのため採点不能となりました(笑)
本当に、てぇへんだ!てぇへんだ!な記者会見でしたね。
そんなゲス乙女。先生の1月13日リリースのニューアルバム「両成敗」からOAした「両成敗でいいじゃない」の感想をぜひ書き込んでくださいね〜