今夜は洋平先生による映画部の授業、開講!

[Alexandros] 2020.7.31 金曜日

SCHOOL OF LOCK!


この後記の放送を聴く

聴取期限 2020年8月7日(金)PM 10:30 まで



(カッ、カッ、カッ、チャイム……ガラガラ…)

洋平先生「はい、進路相談室へようこそ!いきなりですが、書き込みを紹介!」

■サングラス

洋平先生こんばんは。
私は目の眼圧が高く遺伝的にも将来緑内障になる可能性が高いと言われていることから、父がサングラスを買ってくれたのですが、そのサングラスを無くしてしまいました。プレゼントしてもらったものだし、安いものではなかったので、自分が悪いのですがとてもショックでした。自分の管理の甘さを反省しています。
洋平先生はよくメガネやサングラスを掛けているイメージがありますが、無くしそうになることはありませんか?

めりゅ
女性/18歳/東京都


洋平先生「あの〜今日も持ってきてますけど、失くすことめっちゃあります。特に気に入ってるサングラスを失くすんだよね〜。だから気に入ったモノを2つ買っちゃったりしますね。そうこの前、鍵をさ〜…、緊急事態宣言が解除されてから、たまに外に出る時って、コンビニとかちょっと外食とかでバッグを持たない外出が増えて、財布はいいんですけど、家の鍵を忘れそうになっちゃうんですよね。

だからキーケースとか好きじゃないんで、小っちゃいキーホルダーを探しに、地味な買い物に出かけましたね(笑)そうやって辿り着いたのが小っちゃいキーホルダーなんだけど、失くした場合、どこにあるか場所を知らせてくれるキーホルダーがあったら欲しいな〜。アプリと連動してて、みたいな。便利じゃない?財布に付けても良いし。そういうのがあれば‘探し物’って無くなるのかもしれないね」

M. 夢の中へ / 井上陽水

洋平先生「名曲ですね〜。なんかノスタルジックな気持ちでスタート出来ますね〜(笑)夢の中へね…行ってみたいっすよ!では今日の授業テーマを…」

(カッカッカッ…カッカッ…)

洋平先生「今日はいつもとは違う感じで…」

(カッカッカッ…カッカッ…)

SCHOOL OF LOCK!


洋平先生「…SCARY MOVIES! 進路室の準レギュラー授業である映画の授業ではありますが、夏ですので、ホラー映画について話していこうと思います!この上半期はなかなか映画館にも行けなかったし、公開延期になってしまった映画とかもありますよね。クリストファー・ノーラン監督の『TENET テネット』とか…」










洋平先生「だから先日ね、久しぶり映画館に行って来まして、何を観たかというと…『透明人間』」










洋平先生「面白かったですわ〜。やっぱちゃんと‘ドラマ’を描いている映画が勝つなと思いました。最近は特にそうで、スペクタクルな映像が!とか凄い俳優さんを起用してとかじゃなくて、いかに‘ドラマ’を深くリアルに生々しく、あんまり遠い世界に感じないように、なんとなく今の社会の問題とか風刺がいやらしくなく効いてるか。

この『透明人間』はそのポイントをちゃんと押さえていて、素晴らしい!サイトに行くと‘狂気のサイコ・サスペンス’って書いてあるんだけど、そうなんだよね。‘サイコ’なんだよね。サスペンス映画としてもちろん成立してるんだけど、ここに‘サイコ’っていうモノが加わると、『透明人間』というシンプルなタイトルもスッと頭に刻まれる感じがしますね。ぜひ映画館、もしくは後々にされるであろう配信で観て欲しいなと思います!」

洋平先生「配信と言えば、ちょっと先生、報告があって…。ずっと“配信ドラマは観ません”って公言していたんですけど、初めてNetflixでドラマを観ました。それが『呪怨:呪いの家』」

洋平先生「観ちゃいましたね〜。これは避けられない。何でかって言うと、先生、『呪怨』が大好きなんです。ジャパニーズ・ホラーの代表作である『リング』と『呪怨』のシリーズは外せない。やっぱりジャパニーズ・ホラーって、所謂お化けをドーンと見せてはいけないという掟があって、ハリウッドのホラーとは違うじめっとした、感じるんだけど見えない恐怖が良いんですよね。ただ『呪怨』はけっこうバンバンお化けが出てくるのね。だから斬新。そういう意味ではジャパニーズ・ホラーの中ではトップクラスに好きですね。そんな『呪怨』が映画ではなく、ドラマとして帰ってきまして、先生、めちゃめちゃ楽しみで一気に観ちゃいましたね。

(急にテイストを変えて)その日ね〜…あのね、7月のじめっとした日。外ではザーザーと雨が降っており、窓を開けても涼しい雨ではなく、湿気が多くて嫌〜な汗がダラーッと流れる。そんな時にNetflixを開くと、タターン!っていうあのNのマーク!そこでまず先生はビックリしちゃったね(笑)

(元に戻って)シーズン1という事で全6話。計3時間くらいかな。一気観したんですけど、めちゃめちゃ怖かった!そして素晴らしいドラマでした。映画と言っても過言ではないと思うのでぜひ生徒のみなさんにも観て欲しいですね。ただ刺激的な描写もあるし、社会的な問題にも触れているので重い。観ているのがキツイとか苦手な人は多いと思うのでご注意は下さいね。

あと、監督の三宅唱さんはホラー映画初挑戦らしく、だから良かったのかもしれませんね。ちゃんと‘ドラマ’の部分を描いていて、ホラー描写がメインじゃなくて、ストーリーをしっかり組み立ててる印象がありましたね。キャスティングも素晴らしい。主人公の荒川良々さんはもちろんのこと、里々佳という女優さんが凄い演技をされてました。

1人1人の配役も凄かったな〜。“良いわー。良いですねー”って(笑)何て言うんだろうな…みなさんに1つの共通点があるというか何かを抱えていそうな役者さんばかりっていう印象を持ちました。それがホラー映画に欠かせないモノかのかもしれませんね」

洋平先生「先生としては、課題映画としてみなさんに感想を提出してもらいたいくらい。“我こそは!”っていう生徒さんがもしいたらぜひよろしくお願いいたします(笑)…俺は『呪怨』のプロモーション担当かっていうくらい話しましたが、マジで好きなモノにはめちゃめちゃ愛を込めてトークしちゃうんですよね…。別にお金をもらってるわけではありませんからね!!(笑)シーズン2も楽しみにしております!」

M. Starrrrrrr (Bedroom ver.) / [Alexandros]

洋平先生「『リング』や『呪怨』はアメリカ版も制作されていて、恐らくこういったじめっとした雰囲気のホラーって向こうにはなかったと思うから、かなり斬新に映ったと思うんですね。だからこそ世界的にも大ヒットしたシリーズだと思います。

イギリスも雨は多いんですけど、日本ほど湿気はなくて、これだけ雨が多くて湿気が多い気候っていうのは日本独特。そういう気候が生み出した作品と言っても過言ではないと思うので、デメリットをメリットに変換するってこういうことなのかもしれませんね。【アレキサンドロス掲示板】への映画に関する書き込みもありがとうございます。特に先日逆電をしたRN パイナップル.くん!」

(その時の様子は2020年6月5日の放送後記をCHECK!)

洋平先生「あれからお薦めを定期的に書き込んでくれてて、邦画が弱い先生にとっては、凄い助けになっています。ありがとうね!他の生徒さんからもぜひぜひお待ちしておりますよ!」

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