気になる書き込みをしていた生徒に逆電!

SUPER BEAVER 2023.12.1 金曜日

SCHOOL OF LOCK!




今日から12月!!今年も残すところ、あと1か月ですね!
テストが終わった生徒も多いと思います!本当にお疲れ様でした〜!

受験勉強を頑張っている生徒も共通テストまで1カ月半と、焦る時期だと思いますが…
焦らずにリラックスしてほしいなと思います♪

今日は、気になる書き込みをしてくれた生徒に、ビーバーのみんなが逆電をしていくみたいです。

ビーバーのみんなも金曜夜、放課後の教室で、生徒の君のことを待っているので、そろそろ教室に行きましょう!




この後記の放送を聴く

聴取期限 2023年12月8日(金)PM 10:00まで



<学校のチャイムの音>
<教室の扉が開く音>


渋谷「寒くなってきたけど……ダウンは着たくないです!」

上杉「その心は…?」

渋谷「負けた気がする。」

藤原「分かるわ〜。」

渋谷「まだ早い気がするんだよね。」

藤原「ちょっと早いよな〜。」

渋谷「ダウンって、本気じゃん。」

藤原「大げさなんだよね。」

渋谷「アレ、大げさなんだよね。明らかに防寒じゃん。」

藤原「負けました、って言う感じね。」

渋谷「あれ、なんかすっごい悔しいよね。」

柳沢「許せる時はあるの?」

渋谷「あるよ!」

柳沢「何月?」

渋谷「うーん……1月末ぐらい?」

柳沢「(笑)」

上杉「1月末まで着ませんか!?」

渋谷「1月末までちょっと頑張りたいよねー。」

藤原「抗いたいよ!」

上杉「雪の世界に行ってもか。」

藤原「負けたくないもん!」

柳沢「でも…別に暖かい分にはよくない?」

渋谷「え!?」

柳沢「着てさ、ずっと暖かければさ。」

上杉「勝ちでも負けでもないしな!」

柳沢「ってか、ぶーやんってダウン持ってるの?」

渋谷「持ってますよ!」

柳沢「持ってるの!?」

渋谷「持ってますよ、40着ぐらい。」

藤原「めっちゃ好きなんじゃん!だったら着た方がいいよ!全部着るのに40日かかるからね!」

渋谷「その話はどうでもいいんですけど(笑)先週『電話したいな〜』ってお話させていただいたと思うんですけど、直接お話したいなと思う生徒がいたんで、今日もお話していきたいなと思っております!」


渋谷「改めまして、SCHOOL OF LOCK! “永遠の新入生”!SUPER BEAVER ボーカル、渋谷龍太です!

柳沢「ギターの柳沢です!

上杉「ベースの上杉です!

藤原「ドラムの藤原です!

渋谷「まずはビーバーLOCKS!の掲示板に届いた書き込みを読ませていただきたいと思います。」



私は高校生です。私には友だちが一人もいません。できたこともないんです。休み時間も、移動教室のときも、ご飯食べるときも、体育でペア組むときも、いつも一人です。小学校の頃、精神疾患があって周りから避けられていました。中学校になって、変わりたいと思い、地道に喋る練習をしました。でも友達はできませんでした。高校生になった今でも、頑張って話していても状況は全く変わってないです。

ビーバーには中学校の頃からお世話になってて、初めて聞いたとき涙が止まらなかったのも覚えています。今でも曲を聞いたとき、涙がポロポロこぼれているときがあります。だからビーバーには感謝してもしきれないくらい、救われてるんです。でも学校に行っても、楽しいことなくてどうしようもないです。どうしたらいいんでしょうか?

アーチー
神奈川県 16歳


SCHOOL OF LOCK!


渋谷「電話が繋がっているみたいなので、直接お話聞いてみたいなと思います。もしもし!」

アーチー「もしもし」

渋谷「SUPER BEAVERのボーカル、渋谷龍太です。」

柳沢「ギターの柳沢です。」

上杉「ベースの上杉です。」

藤原「ドラムの藤原です。」

アーチー「神奈川県 16歳、ラジオネーム「アーチー」です。」

渋谷「書き込みくれてどうもありがとう。」

3人「ありがとうございます!」

渋谷「我々、SUPER BEAVERに相談したいことがあるんだよね?」

アーチー「はい。」

渋谷「ちょっとお話聞いてもいい?」

アーチー「今まで1人も友達ができたことがなくて。小学校の頃に精神疾患があって、全然喋れなくて、周りから距離置かれていたんですけど。頑張って努力して、中学生になった時には少しずつ話せるようにはなったんです。でも、友だちはできなくて。高校でも自分から話しかけに行ったりしたんですけど、全然できなくて。周りの楽しそうな子とかを見ていると、自分が虚しくなって、どうしたらいいのかな、って。」

渋谷「そうだな。「アーチー」自身にも「こうありたい」とか、「ああいう風にできたらな」って、すごくたくさんあると思う。1人だととっても考えちゃう時間がきっと長いよね。」

アーチー「はい。」

渋谷「そうだよね。すごく大変だなと思うけど。ちなみに今、高校1年生でしょ?」

アーチー「はい。」

渋谷「いつからそういう感じ?」

アーチー「小学校1年生ぐらいです。」

渋谷「そっかそっか。学校に通い始めた時からなんだ。」

アーチー「はい。」

渋谷「今、俺たちにお話してくれてるじゃん?お話全然上手だなって思うんだよね!」

上杉「俺もそう思ったよ。」

SCHOOL OF LOCK!


藤原「全然普通に喋れてるよ。」

渋谷「「アーチー」から話しかけたり、っていうのはあるのかな?」

アーチー「あります。」

渋谷「そっか。それは小学校も中学校も?」

アーチー「はい。」

渋谷「じゃあ、自分からちゃんとそういう風にきっかけを作ろうって、自分で動いてるんだ?」

アーチー「はい!」

渋谷「それはすごく素敵なことだなって俺は思うよ。悩んじゃったり、考え込んじゃったりすることってすごくあると思うけど。それをやると、もう自分から何の行動もできなくなっちゃったりすることもあるじゃん。でも「アーチー」は、ちゃんと自分から話しかけてみたり、そういうことができるっていうのは、俺はまずすごいことだと思うな。」

アーチー「ありがとうございます…!」

柳沢「ちなみに「アーチー」はこういったお話っていうのは、例えばご家族だったりとかに相談することはあるの?」

アーチー「ないです。」

柳沢「そうなんだ。じゃあ『あまり学校で友だちがなかなかできなくて…』っていうことは、家族にはまだ言ってないっていうこと?」

アーチー「はい。言ってないですね。」

柳沢「そうなんだ。」

渋谷「すごくその気持ち分かる気がするんだけど。ちなみに「アーチー」は。なんで相談できたりしていないのかな?」

アーチー「信頼することが難しくなってて。」

渋谷「そうだよね。相談ってしづらいもんね。」

柳沢「たしかに、ご家族だからこそ「心配をかけたらどうしよう」とか、そういう気持ちもきっとあったりするよね。」

アーチー「はい。」

渋谷「1番近いからこそね。ご家族と「アーチー」は仲いいの?」

アーチー「はい。仲いいです!」

渋谷「そっか!じゃあもしかしたらだけど、相談してくれたら嬉しいっていうか。「アーチー」が1人で考え込んじゃっているよりも、できたら力になりたいって、ご家族の方も思ってるんじゃないかな?」

上杉「そんな気がするな。」

藤原「そうだね。」

渋谷「だから、相談しにくいっていうのも分かるけど、ご家族に相談するのもいいかもね。気持ちを言語化したり、今の「アーチー」みたいに、自分の気持ちをいったん口に出してみたりって、結構大事なことだと思っていて。考え込んでいる時よりも、自分が何かを少しずつ言葉にしてまとめて相手に発信するって、意外と解決の糸口が見つかったりすることもあると思うんだよね。」

アーチー「はい…!」

渋谷「だから、すごく大変だと思うし、心配をかけたくないって気持ちはめちゃくちゃ分かるんだけど。」

柳沢「分かる、分かる。」

渋谷「でも、言語化してみて、お父ちゃん、お母ちゃんと話してみて「どうしたらいいかな」って話せたら、何か変わることあるかもしれないね。」

柳沢「そうだね。」

渋谷「ちなみに、「アーチー」自身はお友だちが欲しいのかな?」

アーチー「欲しいです!」

渋谷「そうだよな。」

上杉「そうだよね〜!」

藤原「そりゃそうだ!」

柳沢「もしかしたらだけど、「アーチー」は自分から話しかけているわけで、きっとそれに対しての受け答えは会話の1ターン、2ターンぐらいはあるけど、続かないっていうこともあるっていうお話だったじゃない。実はその友だちも、単純にお話するのがちょっと苦手だったりとかさ。」

渋谷「あ、可能性はあるよね!」

柳沢「だから、好きなこととか、周りの友だち、クラスメイトを見てて、例えば「今、私の好きな音楽の話してる!」とか、教室の中でもし仮に「SUPER BEAVER」っていう声が聞こえたとしたら、「え、私も好きなんだけど!」とかさ。」

上杉「『私の友達なんだけど』って言っていいよ!」

柳沢「『電話したんだけどさ〜』みたいな(笑)」

上杉「もう今日で友達が4人増えたから!」

アーチー「(笑)」

柳沢「そういうところから繋がると、やっぱり会話って共通のことがないとなかなか難しかったりするし。俺たちも「はじめまして」っていう人と、とりあえず「今日は寒いですね〜」って言うけど、それってやっぱ続かないもんね(笑)」

上杉「「そうですね」で終わっちゃうもんね(笑)」

柳沢「もちろん、「アーチー」はそれを小学校の頃からずっと抱えているから、今俺たちが言っているようなレベルじゃない気持ちで苦しい気持ちもあるのかもしれないけど。会話って続けようって思って続けられることでもないかもしれないから。」

上杉「全部が自分のせいだけじゃないこともあるからね。」

柳沢「なにかクラスの中で同じきっかけというか、同じ好きなものがある友だちとか、「この子もこれ好きなのかも?」とか、そういうのが見つかったら、もっともっとおしゃべりしやすくなるかもしれないね!」

SCHOOL OF LOCK!


渋谷「「アーチー」は仲良くなりたいなって子はいるの?」

アーチー「はい、います。」

渋谷「いるんだ!どんな子なの?」

アーチー「ゲームが好きな子です!」

渋谷「ゲーム!「アーチー」はゲームするの?」

アーチー「ゲームします!」

渋谷「そうなんだ。いいね〜!喋るってすげえ難しいことだけど、そういう共通のことで一緒に喋れたらいいよね!なんか、すごくすごく大変なことだって俺は思うから。無理せず「やらなきゃいけない」とかって思っちゃうと苦しくなっちゃったりすると思うから、「アーチー」が自分のペースで「よし!話してみようかな!」みたいになったら、「今、何のゲームやってんの?」ってちょっと言ってみるといいかもしれないね。」

アーチー「はい!」

渋谷「すごく一生懸命、勇気を持って相談してくれたことが俺たちにとって、すごく嬉しいから。どうもありがとね。」

アーチー「ありがとうございます。」

渋谷「ちなみに、書き込みにも書いてくれていたけど、「アーチー」ってSUPER BEAVERの音楽聴いてくれてるんでしょ?」

アーチー「聴いてます!」

4人「ありがとう!!!」

渋谷「何の曲が好きなんですか?」

アーチー「『your song』です!」

4人「『your song』!!」

渋谷「どういうところが好きなん?」

アーチー「支えてくれている感じが。」

渋谷「「アーチー」って、今俺の質問にパッて答えられるじゃん?全然喋れると思うよ!」

藤原「喋れるよ。勇気もあるしね!」

渋谷「人と会話をしたりコミュニケーション取ったりって、ヘタなように感じていないから。「アーチー」もそこは自信持っていい気がするけど。」

アーチー「ありがとうございます…!」

渋谷「じゃあ…『your song』かけるか!」

上杉「そうだね一緒に聴こうよ!」

渋谷「一緒に聴くか〜!」

アーチー「はい!」

渋谷「じゃあ、あれやる?曲紹介やる?」

柳沢「いいね〜!(笑)」

渋谷「やれそう?」

アーチー「え…(笑)」

渋谷「やり方分からないか(笑)じゃあ、私がお手本見せるよ!聞いててね、俺上手だから!行くよ?『それじゃあ聴いてください。SUPER BEAVERで『your song』。……はい、上手〜!!」

藤原「そりゃそうです(笑)」

渋谷「じゃあ、「アーチー」これ言ってよ!そしたら曲かかるから。」

アーチー「それでは聴いてください。SUPER BEAVERで『your song』


M. your song / SUPER BEAVER




渋谷「「アーチー」、曲聴いてどうだった?」

アーチー「感動…!」

全員「(嬉しそうに笑う)」

渋谷「俺らにとっても、ちょっと特別な響き方した部分もすごくあったから。やっぱり勇気を持って相談してくれたし、それがちゃんとSUPER BEAVERの曲にも反映されているというか。「アーチー」の気持ちも一緒に音楽になった気がしたから、俺らとしてもとても嬉しかったです!」

アーチー「ありがとうございます!」

渋谷「こちらこそありがとう。」

3人「ありがとね。」

渋谷「掲示板って、いつでも書き込めるようになってるから「報告したいな」と思ったら、いつでも書き込んでよ!」

アーチー「はい!」

渋谷「『うまく行きました!』だけが報告じゃないから、『まだ大変です』とか、それでも構わないからいつでも書いてきて!」

アーチー「はい!」

渋谷「俺らは、それを見て一緒に考えることができるかもしれないからさ!」

柳沢「あと、小中高の学校で、っていうことでもあるかもしれないけど、SUPER BEAVERを好きな人とお友だちになれるっていうことも、こういうラジオとか掲示板とかSNSであるかも。それは俺たちに唯一というか、一番できることかも、って今曲聴いてて思ったよ。俺、SNSってそういうためにあると思っているからさ。『私、SUPER BEAVERが好きなアーチーです!』って書いたら、もしかしたら『私もyour songが好きです!』って言ってくる子が来るかも!」

上杉「最高じゃん、それ!」

柳沢「そういうお友だちの作り方っていうのも、もしかしたらあるかもしれないから。これをきっかけに、そういうのもあったら素敵だなって思いました!」

渋谷「無理せずプレッシャーみたいなものにグーってやられすぎないように、「アーチー」がやりたいようにやってみてね!」

アーチー「はい!」

渋谷「うん。じゃあ、またお話しようね!今日はありがとう!」

アーチー「ありがとうございました!」

3人「どうもありがとう。またね〜!」

SCHOOL OF LOCK!



渋谷「友だちができる、できないってタイミングもあるからね。」

柳沢「だし、純粋にそりゃやっぱ友だち欲しいなって思うよね!みんな思うもん!」

渋谷「でも、人と人だからね。どうしても合わないみたいな、俺もあったりするし。それはタイミング、いろんなきっかけ、色々あると思うから。思い込みすぎて潰されないように、しっかりしてほしいなと思いましたね!こういうことも書き込んでくれたら、我々としてはお話しできることは一緒にお話ししたいなと思うので!いつでも書き込んでください!」

上杉「ビーバー掲示板は…なんかこれ台本みたいにいつもなっているけど、普通にこういうこと書いていいからね!普通に大丈夫だから!全部こうやって話がシェアできる場所であり続けますんで!本当は聞いてほしいこととか、悩みとか友だちになりましょうよ!そういう距離感でこういうことができるのがラジオだし、こういうことができるんだからね!今日は色々グッと来ました。一緒に頑張っていけたらなって思います!引き続き、書き込みお待ちしてます!」

渋谷「それでは我々とはまた来週の金曜日!この教室で会いましょう!以上!SUPER BEAVERでした!バイバイ!」

3人「バイバ〜イ!」


M. 素晴らしい世界 / SUPER BEAVER





今日は「学校に友だちがいない」と、ビーバーLOCKS!掲示板に書き込んでくれた、RN.「アーチー」と逆電をしていきました。

誰にも相談できなかったことを、このビーバーLOCKS!の掲示板に書き込んでくれてありがとう!

勇気を振り絞って大好きなビーバーのみんなに伝える、その気持ちにとてもグッときましたね…

同じように悩んでいる生徒もいると思うけど、こうしてビーバーLOCKS!を聴いている時点でお友だちだと思っています!

だから、いつでもビーバーLOCKS!掲示板に書き込んでください♪

それでは、ビーバーのみんなとはまた来週、この教室で会いましょう!

この後記の放送を聴く

聴取期限 2023年12月8日(金)PM 10:00 まで


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