（ドアを開ける）
石原「生徒の皆さん、こんばんは！SCHOOL OF LOCK!の“普通の講師” Saucy Dogボーカル＆ギターの石原慎也です！」

石原「さて、最近の僕の“普通の話”ですが…。Saucy Dog、現在ツアーの真っ最中なんですが、その間に、健康診断にメンバー3人で行ってきまして。初めてだったんですけど、胃カメラがもう本当にダメで。メンバー3人とも、ずっと口から「ウェ、ウェ」とか言って、もうよだれがだらだらって…(笑)。」

石原「これ、まだみんな健康診断とかに行く年齢じゃないから、分かんないかもしれないんだけど、あと10年ぐらいしたら行くことになると思うから。行ったらこの話を思い出して、もう絶対麻酔は打ってください(笑)。麻酔を打つか打たないかみたいな話になると思うんで、絶対打ってください(笑)。本当にしんどいですよ！よだれ、だらだら流しながらやることになるので。」

石原「あとエコー診察みたいなの。お腹をぐりぐり〜って、妊婦さんとかがお腹の子供を見る時に使うようなやつをやられるんだけど、それをやる部屋だけすっげえ薄暗くて、ナースの人がすごい美人やって…。男の子だったら分かるかもしれないけど、生理現象というか(笑)。もうすごいなんか「ゼリー塗りますね」みたいなこと言われて、ゼリーをバーって体中に塗られて、ぐりぐりされるわけ(笑)。ちょっと興奮しちゃったな〜(笑)。エッチな感じでした(笑)。」



石原「はい！というわけで、今回もまず新授業を発表したいと思います！」

（黒板に書く）
石原「“普通of普通”！」



石原「Saucy LOCKS!は、“普通”が授業のテーマになっていますが。普通って言いながら、普通って人それぞれなところがあると思うんです！ということでこの授業では、普通のど真ん中「普通of普通」、つまり普通の中の普通を決めていきたいと思います！」

石原「ということで、今回募集するテーマはこちら…“パジャマの交換頻度の普通ってどのくらい？”」

石原「これ、ほんまに俺分かってないねんけど、パジャマの交換頻度の“普通”って、むずない(笑)？お風呂入って、綺麗な体でパジャマ着るやん、ほんでなんか綺麗やし、まあ寝汗かくって言うけど、毎日洗うことはないんじゃないかなって思うわけ。ちょっとなんか匂ってみて「あー、まだ柔軟剤の匂いする！全然良い匂いするやん！」みたいな(笑)。」

石原「まあ俺は、3日に1回ぐらいが普通かなって思ってるし、職員の人とかもあわせて、「まあ3日に1回ぐらいちゃう？みたいな」。1人だけなんか毎日変えてるみたいな人がいたんだけど、そういうのもあるから、ちょっとみんなに“普通”を聞きたいなって思って(笑)！」

石原「生徒のみなさん、ぜひSaucy LOCKS!掲示板に、ハッシュタグ「普通of普通」とつけて、メッセージを書き込んでください。」



石原「ここで1曲！Sauc Dogに“洗濯”っぽい曲があったんで…Saucy Dog『Humming』！」


＜M.Humming／Saucy Dog＞


石原「聴いてもらってる曲は、Saucy Dogで『Humming』です！」

石原「…Saucy Dog、臭そうって思われてたら嫌やな（笑）。そういうわけじゃないからね、洗わなくても良い匂いなんだし(笑)。」

石原「では続いての授業に参りましょう！黒板を書きます。」

（黒板に書く）
石原「“普通にしんどい”」



石原「生徒のみんなの普通を受け止める、Saucy LOCKS!のメイン授業“普通にしんどい”！今ちょっとしんどいな〜と思っている生徒と話をしていきます！」

石原「今夜電話する生徒は、東京都18歳、女の子、ラジオネーム：サツコさん…もしもし！」

サツコ「もしもし！ RN:サツコです。こんばんは！」

石原「えー18歳！春から専門学校ということで、何の専門学校なんですか？」

サツコ「音楽系の専門学校なんですけど、私は裏方系の学科に通っています。」

石原「えー！裏方、夢とかは？将来の。」

サツコ「私はフェスとかライブの運営とか制作に関われたらなって思って通ってます。」

石原「コンサートスタッフっていうか、制作系の、イベント制作か！」

サツコ「はい！」

石原「なるほど、いや〜いつもお世話になっております(笑)。」

石原「なんか、しんどいなって思ってることとかあるん？」

サツコ「まだ全然、周りのクラスのみんなとは集まれてはないんですけど。たまにガイダンスとかがあったりして。」

石原「はいはい。」

サツコ「1クラス60人ぐらいのクラスなんですけど。席で隣になった子とかは、ちょくちょく話したりして、たまに会ったら「あー」みたいな感じで話せるんですけど。もうちょっと、みんなと話してみたいなって思ってて。でも結構、かたまっちゃったりしてて、もう。」

石原「あ〜、グループ的なね。」

サツコ「そうです。で、キラキラしてるんですよ、なんか“東京出身”みたいな。」

石原「あ〜、そういうこと。RN：サツコさんはどこ出身なの？」

サツコ「私は愛知県出身で、上京してきたんで。」

石原「なるほど！で、東京の子たちはもうみんなキラキラしてんだ。」

サツコ「そうなんですよ！」

石原「服装とか、なんか奇抜な子とかいるよね(笑)。」

サツコ「そうです、もう髪とかもツヤツヤで、綺麗だな〜みたいな。」

石原「あ〜わかるわ、ちなみに「好きなアーティストとかいる？」みたいな、話しかけたりするの？」

サツコ「します！」

石原「サツコちゃんは…？」

サツコ「もちろんSaucy Dogって言います。」

石原「ありがとう〜(笑)。でもさ難しくない？なんか今Saucy Dogって答えたら、ちょっと気まずい雰囲気になったりするの(笑)？」

サツコ「ないですよ！」

石原「しない？なんかちょっとミーハーって思われたりするのかなって思って。」

サツコ「あ〜、なるほど。でもそんなことないですよ！素晴らしいバンドなんで！」

石原「よっしゃ！イェイ！ありがとう〜！(先週の逆電に続き)また今日も勇気もらってしまった(笑)。」

サツコ「いえいえ、いつも勇気もらってるんで！ありがとうございます！」

石原「ちなみに、他に誰が好きって話が出たの？」

サツコ「バンドを好きな子があんまりいなくて。K-POPとか、ジャニーズを好きな子が多くて。なんか余計に喋りかけづらいっていうか。」

石原「あ〜。」

サツコ「でも、その子たちの好きなのも理解しようと。」

石原「まあ、そうだよね。人の好きを理解するのって、すごい素敵だと思うし。友達の影響で好きになったっていうこともあるしね。」

石原「俺も音楽の専門学校だったの。友達とか最初全然できなかったし、ずっと学校入ってすぐの受付のお姉さんと喋ってた(笑)。」

サツコ「(笑)。」

石原「し、そのお姉さんとちょっと付き合ってた(笑)。」

石原「いやでもね、みんなキラキラしすぎて眩しくて、俺もなかなか話しかけれなかったんだけど、ガイダンスの時とかに初めて友達ができて。向かいに座ってた男の子なんだけど、俺、膝の上で手パチパチする癖があって、それで「え？君もドラムコース？」みたいな感じで話しかけてくれた子がいて。」

サツコ「はい。」

石原「「俺、全然ギターコースだけど。」みたいなところで、なんか仲良くなって。みんな一緒の気持ちなんだなって思ったの。みんな友達欲しいんだなって思ったし、不安なんやろうなって思って、そこから自分からも話しかけてみようとか思って。」

石原「…グループに所属しない、浮き世離れしているっていうか、そういう感じのキャラで行ってみたら(笑)？」

サツコ「みんなと喋れる的な。」

石原「そうそう。いるじゃん、なんか陰キャと陽キャのどっちでもない人って。どっちからも好かれるタイプみたいな、そういうタイプになれそうな気がする。RN：サツコちゃんやったら。」

サツコ「え！？」

石原「話してて、なんかおもろいし、でもしっかりしてるんで、なれると思います。」

サツコ「じゃあ、そのタイプ目指そうかな〜。」

石原「目指して！」

サツコ「(笑)。」

石原「これね、なろうと思ってなるのも難しいけど。それはそれで楽しいと思うよ。「みんなに好かれてきたかもな」みたいな、多分思えると思うし。ぜひ、 そういう風に頑張ってみて欲しいなって思います。」

サツコ「頑張ります！」

石原「グループ、難しいけどね！最初すぐグループできちゃうよね！」

サツコ「あれ、何のかたまりなんですか？」

石原「本当に(笑)。学校終わって「みんなでちょっとラーメン食べに行こう」みたいな、そういう系だよ（笑）。」

サツコ「えー、行きたいな(笑)。」

石原「まあ、話しかけてみてはいかが？「Saucy Dog好き？Saucy Dog聴いてみて！」と言ってみては？」

サツコ「頑張ります！拡散します！」

石原「ありがとう(笑)。話しかける勇気はあげられたかな？」

サツコ「もう存分にもらいました！ありがとうございます！」

石原「こちらこそ、ありがとう！」




＜M.週末グルーミー／Saucy Dog＞


石原「聴いてもらってる曲は、Saucy Dogで『週末グルーミー』です。」

石原「さて、そろそろ今夜の授業も終了の時間になってしまいました！」

石原「キラキラしていて話しかけづらいって言ってたんだけど、話しかけるキッカケをちょっとでもあげられたかなと思ってます。進歩、進歩(笑)！」

石原「あったな〜俺も！他のグループめっちゃできてて。でも俺、けっこう本当に「浮き世離れしてる」って言われてたから…。普通だったんだけど、「変なやつ」って言われまくって、友達はいつの間にか多くなって。まあ なんとかなるっしょ(笑)。大丈夫だよ。しかもRN：サツコちゃん、めっちゃ良い子だったし、なんかそうなれそうな気がしました。本当に、頑張ってね！」

石原「Saucy LOCKS!では、生徒のみなさんからのメッセージを待ってます！色々と授業内容が決まってきました！「普通に聞きたい」、「普通にしんどい」、「普通of普通」、みなさんからの書き込みお待ちしています。」

石原「ということで、僕とはまた来週お会いしましょう！普通の講師、Saucy Dogボーカル＆ギターの石原慎也でした！」

石原「こもり校長、COCO教頭、最後に普通に質問です！え〜、お2人の好きなアーティストを聞きたいです！ほな、バイバイ(笑)！」