高校時代の元彼と経験した “けしからん”!

Saucy Dog 2024.8.27 火曜日

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2024年9月3日(火)PM 11:00まで



石原「生徒の皆さんこんばんは。SCHOOL OF LOCK!の普通の講師、Saucy Dogボーカルギターの石原慎也です。

石原「いや、もう夏休みも終わりに近づいているんじゃないかなと思いますけども、皆さん宿題はやっていますでしょうか?もう終わってるんだろうな、きっとな。夏の終わりってセンチメンタルな気分になりますよね。 なんか、最近思い出したんですけど『お茶犬』とか『こげぱん』とか懐かしいなって思うんですけど、あいつらどこ行ったんでしょうね。 今、全く見ないからな。ね、どっかにいたら返事をしてください。」

石原「さて、今夜はちょっとね、俺が緊張してんだよな。こちらの授業をお届けします。いや、ついに来ましたか。この日が。黒板を書きます。」


SCHOOL OF LOCK!


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石原「それでは黒板を読み上げます。」

石原「けしからん

石原「アダルティーやな。今夜の授業はですね“普通にけしからん話”みんな持ってんじゃないの?生きてたら。普通にけしからん話の1つや2つ。生徒の希美がこの夏、体験した“けしからん話”を僕が聞いて、けしからんと叱っていきたいと思います。なんか、叱らなきゃだダメらしいね。頑張って叱っていきます。」


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石原「はい。まずは書き込みを紹介します。」



私は大学四年生です。就活も終わって、
この間、高校時代のクラスの友達とみんなでクラス会しました!
私は高校の時、野球部の彼氏がいたのですが、その彼は寮生活で、
デートもできず野球部は恋愛禁止で、誰にもいえない恋愛だったので
ほぼ無かったような恋でした。
その元カレとクラス会で久しぶりに再会しました。
ちょっとだけ気まずかったのですが、何事もなかったかのように接してきたので、私も合わせました。私は予定があったので早めに外に出ました。
そして何故かその元カレが近くまで見送ってくれて、
別れ際にキスしてきました。
その次の日から私たちはケシカラン関係です。

はる(╹◡╹)
東京都 22歳 女の子


石原「なんで?早すぎないか?…と言うことで電話をして、けしからんと叱っていきたいと思います。もしもし。」

はる(╹◡╹)「もしもし。」

石原「元彼と再会しちゃったのか。」

はる(╹◡╹)「はい。久しぶりにみんなで集まろうみたいな。」

石原「なるほどな。」

はる(╹◡╹)「結構会ってなかったので、そうなって。」

石原「4年間ぐらい会ってなかったんだよね。」

はる(╹◡╹)「はい。それで、久しぶりに会えるなとか、ちょっと気まずいかも、って思いながら行ったんですけど。」

石原「ちなみに、久しぶりの元カレ、4年ぶりに会ってみてどんな感じやった?見た目とか。」

はる(╹◡╹)「野球部の時は坊主だったんですけど、結構身長も高いから、体つきもよくて、かっこいいって思いました...。けど、恋愛感情みたいなのは別にもう無くなってたというか。普通に話せて良かったな、くらいに思って。お開きの時間くらいにお店出ようとするじゃないですか。「もう、ごめん、帰るね」みたいな。でも、話の続きとかがあったからか、彼がついてきたんですよ。」

石原「なんか話あったかな、みたいなね。」

はる(╹◡╹)「そしたら、返事がないなみたいなになって、彼が黙りだして。」

石原「ちょっと待って、ちょっと待って。ドキドキしてきた。 ごめんね、続き聞くね。」

はる(╹◡╹)「めっちゃ黙り出したんですよ、相手が。で、お店出て、ちょっと歩いたくらいのところで、急にチューしてきた。」

石原「うわぁ!けしからんね!その時点でね、付き合ってもない男女が、そんな接吻?キス?をしちゃうなんて、もうけしからんすよ。」


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はる(╹◡╹)「びっくりして。私も何も言えずに、その日はもう相手もそのまま帰る、みたいな感じで。」

石原「え?ほとんど言葉も交わさず?」

はる(╹◡╹)「交わさず、背中をポンってされて帰ったんですよ。」

石原「背中を押されたんだ。」

はる(╹◡╹)「はい。バイバイ、みたいな感じで。そのままその日終わっちゃって、なんだったんだろうみたいな。」

石原「その夜はさ、なんか考えたりしたの、もやもやと。」

はる(╹◡╹)「「何?」って思って。でも、居酒屋だったし、大学生あるあるなのかな、みたいな。」

石原「そんなことないけどね。けしからん!」

はる(╹◡╹)「あるじゃないですか、大学生の。私は経験がなかっただけで、そういうこと日常なのかなみたいな。どういう感情?っていうまま。そしたら次の日に「会おうよ」って言われて。私も自分の気持ちがよくわかんないまま、ずっといたから「会おう」ってちょっと行っちゃうみたいな。」

石原「会っちゃうか、みたいなね。」

はる(╹◡╹)「はい。それで、会ったんですね。で、ご飯食べに行って。その日、結構大雨で。梅雨くらいのすごい雨が降ってた時期で。それで、俺んち来なよ、みたいな、みたいになって。」

石原「うわ。体濡れちゃった、とかじゃなくて?家について行って。」

はる(╹◡╹)「ついていくじゃないですか。もう、そういうことだろうなって思って行ったんです。」

石原「まあまあ、家だしね。ちなみに、その日に会うってなった時から、それは思ってたの。」

はる(╹◡╹)「思ってましたよ!ちゃんと。」

石原「じゃあ、やっぱり勝負服というか...ね。」

はる(╹◡╹)「でも、その日は日中用事があって。ダンススクール通ってるんですけど。だから、ちょうど運良く着替えとかも持ってたんですよ。だから「泊まれるな」と思って。」

石原「泊まれるな?けしからんね。忘れてた、けしからんっていうの。けしからんよ。ずっと。けしからんのはけしからんのだけど!“たまたま”外泊ができる準備があったと。」

はる(╹◡╹)「そうです。“たまたま”。それで、家に着いて入ったら、もう何も言わずキスされました。」

石原「けしからん!ねえ、それは、その日を通して、夕方からご飯行ってそんな空気になるかもしれないなとは思いつつも、入っていきなりキスをされてどういう気持ちだったの?

はる(╹◡╹)「こんな積極的な人だった?っていう。」

石原「男を見たんだ。」

はる(╹◡╹)「はい。なんかびっくり。」

石原「で、その後は?」

はる(╹◡╹)「で、その後は、ちょっと私も展開早っ!って思っちゃって、一旦シャワー浴びたんですけど。」

石原「シャワー浴びたの?けしからんよ!なんでシャワー浴びんだよ。」

はる(╹◡╹)「違うんです、そのままするみたいな空気感だったんで、私的にはその時にとどまったつもり。」

石原「一旦冷静になって。その、お風呂に入って、シャワー浴びて、冷静になれた。ちょっと冷静になって。」

はる(╹◡╹)「はい、ちょっと冷静になって。私がシャワー浴びて、彼もシャワー浴びて。もう普通にけしからん夜…。」

石原「うわ〜。けしからんね!その、“挿入歌”とかはあったの?」

はる(╹◡╹)「“挿入歌”は、ありましたね。ちょっと短めの。」

石原「アハハハ!まあまあ、“挿入歌”だからね。」

はる(╹◡╹)「そうです。“挿入歌”でちょっとだけ短くて。」

石原「一番、盛り上がるところ…。ちゃんと…アハハ!…グルーヴはどんな感じだったの?」

はる(╹◡╹)「は…絶対に、初めてではなかった。」

石原「相手がね。」

はる(╹◡╹)「はい。ちょっとヤり慣れてる?」

石原「テクってたんだ。」

はる(╹◡╹)「はい、慣れてる。」

石原「慣れてたんだ。ちなみにセッションした後、どんな話したの?」

はる(╹◡╹)「「付き合おう」って言われたんです。」

石原「あ〜。でも良い子だよね。後か先かはちょっとあるかもしれないけど。」

はる(╹◡╹)「え!?そこ大事ですよ!」

石原「そうだね!大事!大事だよね。俺がけしからん!俺がけしからんかったね、今ね。大事!」

はる(╹◡╹)「絶対、大事じゃないですか。」

石原「でも、付き合いたいっていう気持ちは元々あったのかもしれないし、気持ちが抑えきれず…。」

はる(╹◡╹)「い〜や!」

石原「違う?」

はる(╹◡╹)「違います。」

石原「じゃあ後だ。良かったんだ!」

はる(╹◡╹)「違います。絶対!分かるんですよ、私は。高3の時もこそこそ付き合ってたじゃないですか。」

石原「あー、まあまあ、確かにね。」

はる(╹◡╹)「なんかコソコソやるのが上手い人なのかなっていう。」

石原「なるほど。いや、女性の勘はね、大事だよ。」

はる(╹◡╹)「大事ですよね。」

石原「それもあって、ちょっと悩んでんの?」

はる(╹◡╹)「めっちゃ悩んでて。傷つかない自信がないっていうか。付き合ったとしても。」

石原「はいはい。ってことは、まさかやけど、そのあとはもう“けしからんこと”はしてない。」

はる(╹◡╹)「でも、その後も週1くらい。」

石原「週1!?ちょ、待って、ちょ待って。その梅雨の時期から今まで?」

はる(╹◡╹)「はい。」

石原「もう!おい!けしからん友達やないか!」

はる(╹◡╹)「もう、そういうフレンドです。」

石原「“セッションフレンド”なわけだ。」

はる(╹◡╹)「“セッションフレンド”です。でも、ちょっと聞きたいことがあるんですよ。」

石原「俺に?怖いんだけど!」

はる(╹◡╹)「人生の先輩達からしたら、これって可愛いもんですか?それともやめといた方が良いよみたいな話ですか?」

石原「俺、“セッションフレンド”いないからさ。週1セッションするみたいなさ。」

はる(╹◡╹)「私もいなかったですよ!今まで。」

石原「いなくて、俺も。それに関しては“はる(╹◡╹)”の方が先輩なわけよ。もう30にもなるんで、大体、雰囲気とかわかるわけ。俺も。「好き」って言ってきた?その子は。」

はる(╹◡╹)「めっちゃ言ってきて。今でも、なんか「好き」って言わせるために会ってる。」

石原「あ〜。でもね、遊んでるだけの男の子だったら、多分、「好き」とか「付き合いたい」とか、そういうことはわざわざ言ってこないんじゃないかな。一回、交際してみても良いような気はする。


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はる(╹◡╹)「本当ですか?」

石原「うん、なんとなくね。やっぱ、違うなって思ったら別れたら良いじゃん。元々“セッションフレンド”だったわけなんだから。」

はる(╹◡╹)「はい。」

石原「で、元々はすごい好きだったわけだし。」

はる(╹◡╹)「確かに。うん。」

石原「「もう絶対に無理!」みたいな感じではないんだよね。彼以外にその気になる人とかいたりは?」

はる(╹◡╹)「いないです。」

石原「別の“セッションフレンド”がいたりとか?」

はる(╹◡╹)「いない。てか、もう“セッションフレンド”が初めてだったので。」

石原「なるほどね。」

はる(╹◡╹)「みんなはどういう“セッションフレンド”と、セッションしてるんだろうって知りたくなっちゃって、めっちゃ調べたりしました。だから、男の人の意見が知りたかったですね。」

石原「なるほど。俺は無しじゃないんじゃないかなって思う。でも、このまま“セッションフレンド”のまま、っていうのはダメだと思う。ほんとに。」

はる(╹◡╹)「ダメなんですか?」

石原「うん。お互いこの2か月間ぐらいで、お互いのことがよくわかったと思うから。とにかく、これ以上、ただ単に“けしからんこと”をするだけの“セッションフレンド”でいてはダメだよ。

はる(╹◡╹)「はい。わかりました。」

石原「ほんで、彼とのグルーヴは良いのかい?」

はる(╹◡╹)「もう最高です。」

石原「あああ!聞きたくなかった!聞きたくなかったよ!じゃあ、僕たちSaucy Dogの挿入歌聞いてもらいます。ありがとね。話聞かせてくれて。 バイバイ。頑張って。」


<M:サマーデイドリーム / Saucy Dog>


石原「いや、けしからんかったね。いや、俺もけしからん話初めてだったから、どういう風に聞いてあげればいいか分かんなかったけど楽しかった。ほんとダメよ、やっぱり。でもただの“セッションフレンド”よりもね、付き合ってね…、でもグルーヴ良いって言ってたな、あいつ。まあテクいんだ。みんな、テク磨いていこ。」

石原「というわけで、そろそろ今夜の授業も終了の時間になってしまいました。すいませんね、今日はけしからん話ばっかりで。ということで、僕とはまた来週お会いしましょう。普通の講師、Saucy Dogボーカル・ギターの石原慎也でした!」


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