隆太警備員「生徒のみなさん。たくさんのお祝い書き込みとメールを頂き、本当にありがとございます!!! 私、山村隆太。昨日、1月21日をもちまして29歳誕生日を迎えました!!!もう29歳ということで、大人になると、失敗したりすることとか色んなことが恥ずかしくなってきそうな気がするので、今年はいっぱい失敗して、伝えきれることも全部伝えていけるような、29歳でいきたいと思います。ところでもう気付いているかと思うんですが・・・あの人・・・来てないんですよ。いつも僕の誕生日の日とかワチャワチャやるあの人・・・来てないんですよ。」

ピコン!

隆太警備員「ん…???あれ、一生からLINEがきたんですけど・・・」

(一生警備員からのLINE)「ほんまごめん。今日そっち行かれへん」

隆太警備員「えぇ、どういうこと???」

ピコン!

隆太警備員「またLINEきた(笑)"頑張れ!"みたいな少女漫画の絵でスタンプがきたんですけど(笑)　アイツは何してんの?」

ピコン!

隆太警備員「アイツ、俺の声聞こえてるんかな(笑)今度は刃牙のスタンプが届いて、自分の体の何十倍もの石を持ち上げている絵なんですけど(笑)アイツはこんな状態ってことなのかな???早く警備室に来いよ!!!聞こえてるんやろ!?」

ピコン!

隆太警備員「またLINEきた(笑)」

(一生警備員からのLINE)「だからごめんやけど・・・今日はLINE警備室からお前と一緒に授業するわ」

隆太警備員「だから、どういうことやねん?」

ピコン!

隆太警備員「(笑)」

ピコン!

隆太警備員「連続で2件届きましたけど(笑)」

(一生警備員からのLINE)「というわけで生徒のみんな!!!今日はこんな感じや。申し訳ないが授業は最後までやっていくからな!!山さん、頑張」

(一生警備員からのLINE)「って」

隆太警備員「めんどくさーーー!!!こんなことするんだったら1人でやりたいわ(笑)もう送って・・・」

ピコン!

隆太警備員「またきた(笑)」

(一生警備員からのLINE)「それでは今夜の1曲目をお届けしましょう!誕生日を迎えたばかりの
山村隆太さんに贈ります!BALTOLSでBILSDAY!!」

隆太警備員「・・・これはTHE BEATLESで『 Birthday 』ってことかな?綴りがめちゃくちゃやな(笑)」

ピコン!

隆太警備員「ん!?」

(一生警備員からのLINE)「どうせ綴りが間違ってると思って、いじってるやろ、今頃!!」

隆太警備員「(笑)・・・ということは俺の声は聞こえてないってことかな?」


Ｍ　Birthday ／ THE BEATLES



隆太警備員「もしかしたら一生がかけたかった曲じゃないかもしれないですけど(笑)たぶんTHE BEATLESの『 Birthday 』だと思うので聞いてもらいましたけど、flumpool LOCKS!の・・・」

ピコン!

隆太警備員「山村隆太です・・・挨拶してる時に送ってくるなよ(笑)」

(一生警備員からのLINE)「2014年、flumpoolは初のベストアルバムをリリース! これを持って全国ツアーに挑みます!」

隆太警備員「挨拶くらい自分の口で言えよ!!」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「それでは今夜の授業にまいります、こちらです!!」

隆太警備員「なんでこの場にいないヤツに授業を勝手に進められないといけないのか、分からないんですけど(笑)」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「今夜の授業は、山村隆太のための100の大好き!!」

隆太警備員「・・・"山村隆太のための100の大好き"って・・・どーしたらいいんですかね(笑)」

ピコン!

隆太警備員「また少女漫画の絵で"俺はいつかお前のために命を捨てよう"ってスタンプが届きました(笑)」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「隆太よ。生まれてくれてありがとうな。今日はそんな想いを込めて普段は言えない想いを込めて・・・」

隆太警備員「どんだけ想いを込めるんやろ(笑)」

(一生警備員からのLINE)「普段は言えない想いを込めて・・・お前の大好きな所を100個言います」

隆太警備員「そんなんいらんから、早く来いやー!!!」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「そう!俺が今日そっちに行けないのは、この授業のためや!!いつもは面と向かって言えないことをこのLINEでバンバン伝えていこうと思う!」

隆太警備員「100個って言ってるけど・・・そんな時間も無いし、こんなやり取りじゃ無理でしょ」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「1つ目!お前の書く歌詞大好きやわ」


隆太警備員「フレイムの歌詞も添えてあるけど・・・"この世に出会えて良かったという瞬間"って所が抜けてるんやけどなー(笑)しかも、その後に"大丈夫だ!死んではいない"っていう北斗の拳のケンシロウが南斗水鳥拳のレイを抱えているスタンプがあるけど、何なの???」

ピコン!

隆太警備員「・・・あぁ!!! これは僕の友達からでした(笑)すいません(笑)」

ピコン!

隆太警備員「今度は間違いなく一生や(笑)」

(一生警備員からのLINE)「2つ目!ステージでのお前、大好きやわ。この前の5周年の武道館の時も『 Calling 』での"そんなもんじゃねぇだろ、お前らーーー!!!!!ライブはすぐ終わっちまうぞ!!!!!画面の向こうも来いよーーー!!!!!"の肉食山村氏。行くよーみんなー!ありがとう、みんな愛してるよーの草食山村氏。"愛してるよー"はちょっと変えた方がいいかもな」

隆太警備員「やかましいわ!!(笑)」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「今ごろ、お前のツッコミが見えるわ」

隆太警備員「お前どっかで聞いてるやろ(笑)ところでアイツは、このペースで100個いくつもりなの?」

ピコン!

隆太警備員「きた(笑)」

(一生警備員からのLINE)「3つ目!お前の優しい所も好きやわ。例えば俺のボケでみんなが笑ってないのに笑ってくれる。小っちゃな所も拾ってくれるってイトウからも評判でした」

隆太警備員「イトウかよ(笑)」(※イトウ・・・隆太&一生警備員の中学時の同級生)

ピコン!

隆太警備員「今度は画像が届いた、何の画像やろ・・・???あ、イトウの画像きた(大爆笑)LINEは僕も普段からメンバーのやり取りとかで使ってるけど、まさかflumpool LOCKS!で使うとは・・・」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「4つ目!ちょっと天然な所」

隆太警備員「急に文章が短くなったな(笑)」

ピコン!

隆太警備員「ちょっと待って(笑)」

(一生警備員からのLINE)「5つ目!顔」

隆太警備員「どんどん来るな(笑)」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「6つ目!腕」

隆太警備員「テキトーになってきてるがな(笑)」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「7つ目!足」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「8つ目!鼻」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「9!ふくらはぎ」

隆太警備員「"9つ目"って打つのも面倒くさなってるやん(笑)」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「10!鼻」

隆太警備員「さっき"鼻"って出たやん(笑)8と10が被ってるぞー」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「11!爪」

隆太警備員「雑やなー(笑)」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「12!全部」

隆太警備員「全部???12個目で終わったやん(笑)時間が無くなってきたのに気付いたんでしょうね」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「ツッコむなーさすが!!」

隆太警備員「聞いてるやろう？はよ、こっちに来いよ(笑)」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「13!お前がおらな音楽やってなかったし、お前と音楽やれてること幸せです」

隆太警備員「・・・めちゃガチやん(笑)」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「13! 鼻」

隆太警備員「やかましいわ(笑)"鼻"これで3回目や(笑)」



(電話音)プルルル・・・プルルル・・・プルルル・・・

隆太警備員「一生から電話かかってきたわ・・・出てみますか？」

(電話音)プルルル・・・ガチャッ!!

隆太警備員「もしもし?」

一生警備員「(小声で)もしもし?」

隆太警備員「お前何してねん?」

一生警備員「今、石持ち上げてた!!!」

隆太警備員「石持ち上げてた(笑)さっきの『 刃牙 』のスタンプはホンマやったんや」

一生警備員「おう」

隆太警備員「石を持ち上げるのはえーけど、flumpool LOCKS!の時間やで」

一生警備員「えーーー」

隆太警備員「知っとったやろ!!!」

一生警備員「今、俺flumpool LOCKS!に出てるの?」

隆太警備員「絶対に聞いてたやろ(笑)」

一生警備員「あっ・・・ど〜も〜いやいやいや・・・」

隆太警備員「(呆れ気味に)ワザとらし過ぎるわ」

一生警備員「頑張ってんの?」

隆太警備員「"頑張ってんの?"じゃないよ。警備室に来いよ!!!」

一生警備員「まぁ・・・いろいろな・・・あったんや」

隆太警備員「何が?」

一生警備員「面と向かって言われへんこともあったんや、お前の誕生日もあったし・・・」

隆太警備員「そうかもしれへんけど、LINEでラジオするっておかしいやろ?」

一生警備員「はいはいはいはい」

隆太警備員「誕生日をお祝いしてくれるのはありがたいけど、面倒くさいやん!」

一生警備員「ただ最後に電話したのは、これだけは直接伝えとかなアカンなって思って・・・」

隆太警備員「おう、何よ?」

一生警備員「改めて・・・誕生日おめでとう!!!」

隆太警備員「・・・」

一生警備員「・・・」

隆太警備員「・・・それだけ?」

一生警備員「これからもよろしくな!」

隆太警備員「ええよ、そんなの(笑)とりあえず、警備室来いよ!!!」

(電話音)ツー・・・ツー・・・ツー・・・

隆太警備員「あぁ!!!アイツ、電話切りよった!!!何、考えてんの?生徒のみなさん、すいません。せっかく誕生日のお祝いしてくれて盛り上がってくれてたのに。山村隆太としてもflumpoolとしても頑張っていこうと・・・そういう想いを伝えたかったんですけど、こんな回になっちゃって・・・」

ピコン!

隆太警備員「また一生からや(笑)」

(一生警備員からのLINE)「15!鼻」

隆太警備員「また"鼻"や(笑)しかも石を持ち上げてる刃牙のスタンプもきた(笑)」

ピコン!

(一生警備員からのLINE)「16! もうええわ! ありがとうございました」

隆太警備員「ホンマにもうええわ(笑)」

なんと!!!LINEだけでflmpool LOCKS!をやりきってしまった一生警備員。
宣言通り、隆太警備員をド偉い目に遭わしてくれましたwww
来週は、きっと石を置いて(!?)すっきりした気持ちで警備室に戻ってきてくれるでしょう(笑)
そして隆太警備員へのたくさんのお祝い書き込みをしてくれた生徒のみんな、本当にありがとう!!!
このお返しは、今回出来なかったけど、きっといつか・・・。

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