…タンタンタンタン
「踊り場」に向かって歩いてくるのは、社会の講師クリープハイプ尾崎世界観先生です。尾崎先生が授業をするのは…屋上に続く階段の“踊り場”。みんなにとって、踊り場はどんな場所ですか?授業さぼる場所。ぼーっとひとりで考える場所。誰かに秘密を打ち明ける場所。そんな“踊り場”から今日も授業をしていきます。
RN 好き嫌い 15歳 長野県
尾崎「この間長野でもライブがあったんだけど…来てくれたのかな?こうやって感想をきくと本当にCD出てるんだなって安心しますね。“空色申告”はすごい曲ですよね(笑)。レコーディングでカオナシの語りがが始まったときは“やばいな”って思いましたけど(笑)。ライブでこの曲をやるときに、カオナシが語りの部分を各地方の方言を勉強してやってましたけど、成功する確率が3分の1くらいでしたね。こっちも緊張しながら見てました。でもみんなも喜んでくれたし、こうやって広まっていけばいいなと思います。」
“空色申告”は5月5日にリリースされたクリープハイプ先生のニューシングル『愛の点滅』青盤に収録されています。カオナシ先生の語りが気になった生徒はぜひ、聞いてみてください。
尾崎「踊り場でおこなう授業は『社会』自分の身の回り…“半径3mの社会”を考える授業です。僕、ひとりで考えるんじゃなくて、みんなで一緒に考えるそんな授業です。そして、授業のはじまり…つまり、きっかけは生徒みんなの『声』です。自分の周りの音と一緒に、実際の声を録音して送ってもらう【社会の声】。そして[ クリープLOCKS!掲示板 ]に書き込まれるカキコミは文字としての『声』。どちらも大事な『声』です。」
尾崎「実はこの間、クリープLOCKS!の職員が生徒と話をした時に…『クリープLOCKS!の掲示板は気軽にかきこめない』と言われたそうで…うーん。なんかそんな気がするね(笑)みんなしっかり書いてきてくれるから。でもなんでもいいんだけどなー。ふわふわしたカキコミでも嬉しいし、ちゃんと届くので何でもいいから書いてきてください!俺はよく話しかけずらいって言われるから…掲示板も一緒だね(笑)でも書いてくれたらちゃんと答えるし、読むよ?そして…今授業しているココは踊り場!踊り場はどこかに行く途中の場所です。完成してない言葉も気軽にどんどん吐き出して欲しいなと思います。」
尾崎「今日ははじめに社会の声をきいたけど、ここからはクリープLOCKS!掲示板に届いたカキコミを紹介したいと思います。」
愛の点滅、すごく好きです!!もどかしさがいいです。
心臓がきゅって掴まれるような内臓がふわっと上がってくるような、あのもどかしさが好きです。
あ、私はザクロのほうがエロいと思います。
blue swan
女/16/神奈川県
女/16/神奈川県
尾崎「ありがとう。先週男の子と逆電したときに『干しぶどうがエロいよね?』という話をしたんだけど、ザクロ…ザクロは全然エロくないね!だったら”めかぶ”とか、”あんかけ”のほうがエロい!”あんかけパスタ”なんてやばいよ!この響きもヤバいし!あれはエロいね。後はなんだろうな。うーん”カニカマ”もエロいね!“カニカマ”のまわりについてる”ビニール”!あれがエロい!今一番エロいのはこれだ!みんなぜひ、また考えて送り直してきて下さい(笑)」
初デートでクリープ先生が主題歌を歌っている脳内ポイズンベリーを見に行きたいと思っています!!
何か映画デートでアドバイスはありますか?教えて下さい!!
ブンブン
男/15/愛知県
男/15/愛知県
尾崎「アドバイスねー。こっちが教えてもらいたいくらいなんだけど…。
でもこういうカキコミって珍しくて。さっきも言ったけど尾崎はこういうカキコミは読まないんだろうって、生徒のみんなは思ってるんだろうけど…違うぞ!……もしもし!」
ブンブン「もしもし!」
尾崎「尾崎世界観です。」
ブンブン「愛知県 15歳 ラジオネーム ブンブンです。」
尾崎「初デート!映画”脳内ポイズンベリー”はなんで見ようって思ったの?」
ブンブン「クリープ先生が大好きで見に行こうと思ってて、あらすじを見てたら、恋愛だし、おもしろそうだし、見に行こうと決めました。」
尾崎「最近付き合ったんでしょ?」
ブンブン「そうです。」
尾崎「私服は見たことあるの?」
ブンブン「私服は見たことないですね。」
尾崎「ないんだ。どうする?めちゃくちゃイメージと違ってたら?」
ブンブン「まぁそれはそれで…(照)。」
尾崎「スクール水着で待ち合わせ場所にいたらどうする?(笑)」
ブンブン「…(照笑)。」
尾崎「(笑)どういうところ好きなの?」
ブンブン「オリエンテーション合宿っていうのがあって、そこでスポーツ大会があったり、飯ごう炊飯をしたりして仲良くなったんですけど。笑顔が可愛いなって思って。」
尾崎「すぐ告白したの?」
ブンブン「ちょっとしてからLINEで。」
尾崎「うわー!その告白の文章が既読になった瞬間どう思った?」
ブンブン「既読になってから時間があいたので『やっちゃったかなー…』って思いました。」
尾崎「そしたら何て返ってきたの?」
ブンブン「電話がかかってきました。」
尾崎「おっ!そこで『いいよ』ってなったんだ。」
ブンブン「はい。本当はむこうは彼氏がいたんですけど、別れてもらって付き合うことになりました。」
尾崎「うわー!すごいな!じゃあ成功させたいよね、そのデートは。まずは待ち合わせをして…理想は?待ち合わせ場所には先に着く?」
ブンブン「はい。学校の部活終りにそのまんま行くので。」
尾崎「じゃぁ制服かな?」
ブンブン「はい制服ですね。」
尾崎「そっか。なるほどね。」
ブンブン「あの、“脳内ポイズンベリー”って恋愛映画じゃないですか、だからキスシーンとかあるじゃないですか。それで、どうやって盛上がればいいのかなって。」
尾崎「あはは!盛上がらなくてもいいでしょう。」
ブンブン「でもなんかちょっと、なんて言ったらいいか分んないんですけど、なんかそんな感じになるじゃないですか。(笑)」
尾崎「えっ?その日にキスするの?」
ブンブン「えっいや多分…。」
尾崎「多分?」
ブンブン「あんまりどうだろう。分かんないです…。」
尾崎「そうだよね、うまくはまればだよね。」
ブンブン「はい。うまくはまれば…。」
尾崎「でも映画館って不思議だよね。お互いがずっと前向いてて、でも横には居て。気配はあるけど同じモノを見てて、でも視線はあわなくて。」
ブンブン「はい。でも本当はドキドキしてて。」
尾崎「映画というものを通して、2人が見つめ合ってる感じはいいよね。うまくいけばいいなぁ。」
ブンブン「がんばります!」
尾崎「じゃあキスね!キス目標で!!」
ブンブン「(笑)はいわかりました!」
尾崎「あっ!でもその前に手をつなぐか!」
ブンブン「手を繋いだ事ないので、そうですね。」
尾崎「じゃあそれが第一目標だね。で、最高がキス!キスの味と何を食べたか…すべて報告して下さい!!」
ブンブン「はい!分かりました!!」
尾崎「じゃ、がんばってね!!」
ブンブン「はい!!!」
尾崎「男の子と話すのは癖になりますね。可愛くてしょうがないな。男子50人くらい連れてバスで合宿に行きたいもん!『トイレ?トイレはさっき行っとけって言っただろ!』とか言いながら(笑)ドッチボールしたりして。なんかやりたいですね。まぁ逆電、全くアドバイスになっていませんでしたが、“みんなで考える授業”と言っていますので、全然気にしていません(笑)話ができて嬉しいな。と思っています(笑)。」
…生徒のみなさん!
クリープ掲示板は、本当は優しい尾崎先生みたいに(笑)
そんなにかしこまらず、なんでも!本当に何でも大丈夫なので[ クリープLOCKS!掲示板 ]に書き込んで下さいね。
それでは、話しかけずらいと言われているらしい尾崎先生とはまた来週この踊り場で。