…タンタンタンタン
最近暖かくなってきましたね。踊り場もようやく過ごしやすくなってきました。
尾崎「あの…生徒の皆さんにお知らせがあります。……………。」
尾崎「夢が…夢が叶いました。5月1日に神宮球場ヤクルトスワローズ対広島カープ戦で始球式をすることになりました!やりました!始球式をやることになりました!!!!やりましたー!!!始球式ーーーありがとうございます!!本当にありがとうございます!…はいっ!!!(笑)そして先週は、この踊り場にピースの又吉さんが来てくれましたが、連絡先を聞く事が出来ず、ずっと後悔しています。でもこの間も本屋で持っていなかった又吉さんの本を購入したりしています。未だに又吉さんの何かが僕の中に…残っています。」
尾崎「そして!今夜も特別講師を迎えて授業していきたいと思います。来週にエントリーの締め切りがせまっている【未確認フェスティバル2015】10代のアマチュア・アーティストだけがステージに立つ事ができる、まだ、誰にも確認されていない音!自分でも確認していない、思いを、叫ぶフェスティバルです。バンドでも、曲だけでも、歌うだけでも、コントでもどんな形でも参加できます。詳しくはサイトを見て欲しいんですが、今夜は未確認フェスティバルに参加しみたいけど、曲を作ったこともないし、音痴だし、ギターも弾けない。でも、何かやってみたい!そんな生徒のための授業を特別講師の方を招いて行きたいと思います。」
尾崎「それでは今日授業を一緒にしてくれる先生を紹介します!自己紹介をお願いします!」
DJみそしるとMCごはん「こんばんは、DJみそしるとMCごはんです。よろしくおねがいします。」
尾崎「東京生まれ!調理場育ち!おいしそうなものは?」
DJみそしるとMCごはん「だいたい友達ー!(笑)…初めて言いましたよ。あと、静岡生まれでした…!残念でしたー(笑)」
尾崎「すみません(笑)」
尾崎「まずは、DJみそしるとMCごはん先生がどんな人なのか?紹介したいんですが…ラッパーですか?」
DJみそしるとMCごはん「ラッパーです!トラックも自分で作ります。」
尾崎「“おいしいものは人類の奇跡だ!”というテーマで歌っているんですよね?」
DJみそしるとMCごはん「はい。料理にまつわる曲を作っています。」
…ここで1曲!という訳にはいかないのですが、例えば…簡単に出来ちゃうけど作っちゃった(笑)“スクランブルエッグ”の歌。だったり、ご飯のお供も“きゅうりのキューちゃん”になりきって書いた曲とか、ピーマンの肉詰めをすると爪に肉がはさまっちゃってやーよね…。そんな、料理あるあるの曲だったりを作っている、くいしんぼうヒップホッパーです。
尾崎「初めて聞いたのは、名前が気になってyoutubeとかで映像見たのが初めだと思うんだけど、すごくいいなと思って。やっぱりこういう人には勝てないな。そもそも勝負がまず成り立たないというか。もう自分のスタイルを持っていて、どんなことをしてもかわされてしまうというか、すごく魅力のあるアーティストだなと思いました。」
DJみそしるとMCごはん「うぉー褒められたーーーありがとうございます。」
尾崎「僕は、みそしる姉さんと呼んでいます。ごはんの方は無視してますけど大丈夫ですか?」
DJみそしるとMCごはん「はい!大丈夫です!」
尾崎「よかった…(笑)。みそしる姉さんがラップに出会ったのはいつだったんですか?」
DJみそしるとMCごはん「ラップを始めたきっかけは、私が女子栄養大学という栄養学を勉強する大学に通っていて、その時の卒業研究で始めたのがきっかけです。ラップをするのもはじめてだったんですけど、本を読みながら料理をするんじゃなくて、歌いながら料理が出来たら最高だ!と思ってはじめました。『これって本当にラップなの?』って鋭い指摘を友達に貰いながらできた曲が“牛乳かん”という曲で、この曲が出来てまわりのみんなが『サグいねー、カッコいいねー』って言ってくれて、『よかったな。』って思いました。」
尾崎「聞いてる生徒の中にも何かやってやりたいと思ってる人もいると思うんですけど、ちょうど未確認フェスティバルがあるのでそこに向けてなにか初めて貰えたらと思います。」
尾崎「ということで、今日はみそしる姉さんと尾崎世界観が、2人とも同じトラック、テーマでリリックを書いてきました。テーマは…”野菜のきもち”!!!」
尾崎「でも僕はラップはしません!!!!」
尾崎「プロの先生にお任せしたいと思います。ではまず、みそしる姉さんが考えてくれた方からお願いします。」
尾崎「おおおーーーーいいですねーーーサグい!!!完璧ですね。歌詞がちょっと攻撃的ですね。」
DJみそしるとMCごはん「そうなんです、この『メンチ、メンチきってくらえファラフェル』“ファラフェル”っていうのがひよこ豆で出来たコロッケで、野菜でもメインをはれる食べ物があるんだぞ!って訴える歌です。」
尾崎「30年後っていうのは…?」
DJみそしるとMCごはん「そう。30年後。見とけ30年後野菜食べといたら、いいことあるから、差が出るからって。」
尾崎「で、お前何歳?…と(笑)」
DJみそしるとMCごはん「野菜(笑)これダジャレですね(笑)」
尾崎「(笑)じゃあ…つづいて僕が作ったのもやっていただいてよいですか?」
DJみそしるとMCごはん「はい!よろしくお願いします。」
隙だらけの口でキスをしてよ
意外にも次第に好きになったら
好きだけの口でキスをしてよ
四季折々の色とりどり
晴れ時々ドキドキを
四季折々で色とりどり
晴れ時々ドキドキを
尾崎「いやーーーーーーーいいですね!!!いいです!!!!!!!!!!」
DJみそしるとMCごはん「ラップはどうでしたか?イメージに近かったですか?」
尾崎「イメージしてかいたラップとは違うんですけど、いいです!すごいなー!!!同じトラックなのにスゴイ。野菜嫌いですけど、食べます!」
DJみそしるとMCごはん「本当ですか?あの私はいつも文章の最後の方で韻を踏む事が多いんですけど、尾崎さんの歌詞をみたら最初っから韻を踏んでて、で最後は言葉になってて、『おっーーーどうしよう。』と。でも、普段自分が作る歌詞とは違うので楽しかったです。どうラップしようかなと。」
尾崎「もう韻をふめるのが嬉しくて(笑)あ、韻を踏むって言うのは言葉の母音を合わせたり、イントネーションを合わせること…で合ってますか?」
DJみそしるとMCごはん「ですね。(笑)」
尾崎「改めて…リズムってすごいなって思いますね。想像をはるかに超えてくるから、リズムを変えてもらうだけで自分の想像の何倍にもなるというか、可能性が広がるなと思いました。同じ言葉でもちょっとずらしたりするのが、スゴイ大事なモノなんだなと自分が音楽やってく上でも勉強になりました。生徒の皆も今すぐやりたいと思えば、今はインターネットで自由に使える“フリートラック”もあるから、同じテーマで野菜の気持ちで作ってきて欲しいな。」
尾崎「では。はやいですが、授業の最後に…DJみそしるとMCごはん先生に黒板を書いてもらいたいと思います。でもなんかいっぱいやった気がします。お腹いっぱいです。(笑)」
DJみそしるとMCごはん「はい。出来ました!」
DJみそしるとMCごはん「“腹ごしらえしておいで!”なにごとも、おいしいものを食べて腹ごしらえしたらまた頑張れるので、何でも挑戦できるのではないでしょうか?なので腹ごしらえしておいで!(笑)」
尾崎「どんどん、なんでもとりあえずやってみて、“それなんなの?”って言われながら、でもそういう意見をもらえたらスタートラインに立てたってことだと思うし、僕もいっぱい批判されました。未だに批判されているので、とりあえずおいしものたべて何か始めましょう!」
DJみそしるとMCごはん「(笑)」
尾崎「(笑)先生今日はどうもありがとうございました!」
DJみそしるとMCごはん「ありがごうございました!!」
…【未確認フェスティバル2015】の締め切りは、5月6日(水)
どうしようかなって迷ってる君も、それを形にして自分の中から出す事が大事!本当になんでもいいのでぜひチャレンジしてみてください!!