* 放 送 後 記 *

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…タンタンタンタンタン



尾崎先生―――☆
広瀬すずと申します。一平ちゃんの
CMソングの続きの音楽が、
ききたすぎててウズウズしている日々です。
これからもよろしくお願いします(^^)
広瀬すずより



尾崎「広瀬すずさんからラクガキが残されていますね。今日屋上で授業やってたから残して行ってくれたのかな?CMソングの続きが気になると書いてくれていますが、誰よりも自分自身が気になります。なぜならまだ出来ていないからです!!サビしか出来てなくて、早く作らなきゃいけないな思うんだけど…。ちゃんと完成させて聞いてもらえるようにします!あのCMを見てると、あんな同級生がいたらいいなーとか思うんだけど、なかなかうまくいかないですね。」

…ぜひすずちゃんも今度踊り場に遊びにきてくださいね!
ということで、そんな踊り場で授業をするのは、自分の周り、半径3mの社会について、考える授業 社会の講師 クリープハイプ尾崎世界観先生です。

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尾崎「今日でクリープLOCKS!は50回目を迎えました!!5月から始まったので留年している気持ちがあるけど(笑)無事に春を迎えて嬉しい!という気持ちはもちろんあるけど…ホッとしたという気持ちの方が大きいですね。ありがとうございます!!でもなによりこれからも続けて行くためには、生徒のみんなからの【カキコミ】が大切です。アピールして、みんなでこの場所を守って行きましょう。【カキコミ】待ってます。」

尾崎「さて、今夜のクリープLOCKS!はこの授業をお届けします。」

『言葉の窓』

尾崎「人と人の間。つまり“社会”の中に必ず存在する『言葉』。そんな『言葉』の窓をのぞいていく授業です。今回、みんなで考える言葉は…“恥ずかしい”。“恥ずかしい”事は…もう人生そのものが“恥ずかしい”だけど頑張っています(笑)でも10代の頃の方が“恥ずかしい”事が多かったかな?信号待ちしている時とかでも『変じゃないかな?』と思ったり。…自意識が過剰だったんだろうな。今は、ライブして大勢の前で歌ったりしてるから、そこは慣れてきたりしたけど、別の“恥ずかしさ”はあるな。マイクに頭ぶつけたり、よろけたり、お客さんあおりに前に出たらコードに足を絡んだり…うん。そういう恥ずかし事は増えたかなー(笑)ということで、生徒のみんなから“恥ずかしい”という言葉を使わずに、“恥ずかしい”を表現して送ってもらいました。」

早速紹介していきたいんですが、今回は、送ってもらった「恥ずかしい」から、受け取った気持ちを“音”で表現するべく、この踊り場に“恥ずかしい穴”が用意されています!
恥ずかしい時に「穴があったら入りたい」って言うけど、恥ずかしさの度合いによって、深さの違う穴に入ってもらおうと思います。

● ひとつめの穴は…(ぴょーん)
● ふたつめの穴は…(ぴょーーーん)
● みっつめの穴は…(ぴょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん)


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尾崎「では、メールを紹介していきます。」



『おっぱい』
フィールドの寄行児
男/17/埼玉県




尾崎「これは…」

“ぴょん”(ひとつめの穴)

尾崎「おっぱい。……………………おっぱい……………………おっぱい。。。。。(笑)」

尾崎「では、続いて!」



『毎朝学校に行くとき、家の前の坂道を下って振り返ると、お母さんが私の姿が見えなくなるまで見守ってくれてること』
マル
女/16/和歌山県




“ぴょん” (ひとつめの穴)

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尾崎「うん。これは嬉しいことだからだんだん恥ずかしくなくなってくるはず。逆にお母さんを見送る事もあると思うし、いいですね。では続いて。」



『好きな人に嫌われたくなくて、やたらごめんを連発してしまう自分。』
雪侍
女/16/熊本県




尾崎「うーん。これはな…」

“ぴょーーーん” (ふたつめの穴)

尾崎「うん分かるなー。好きな人に会ったりするのは嬉しいけど、でもその分好きな人に嫌わせる可能性が出てくるから、それはそれで怖い事でもあるなと思って。だからこの嫌われたくないって気持ちはすごくよく分かるな。好かれたいより嫌われたくないって気持ちの方が強いからな。考えがマイナスの所から始まってるからそう思ってしまうんだろうけど、これはすごく共感できます。では続いて。」



『かつての自分のカキコミを遡る』
ソーピッズキャメル
女/16/秋田県




尾崎「これはどうだろう…」

“ぴょん”(ひとつめの穴)

尾崎「自分の昔の作品を見て“恥ずかしい”はないなー。歌詞とかもないし…あっ!!」

“ぴょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん”(みっつめの穴)

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尾崎「深い穴にした(笑)1回目のクリープLOCKS!聞いたら絶対恥ずかしいから(笑)じゃあ最後!」



『自転車漕ぎながらクリープハイプを熱唱してたら中学校の友達とすれ違って、知らない人のフリをされたとき』
みさみさ
女/17/埼玉県




尾崎「これはもう。」

“ぴょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん”(みっつめの穴)

尾崎「これは“恥ずかしい!!!”たまにおっさんとかがものすごい声出して歌ってるけど、人通りのない道で。こういうとこで、『歌ってるなー』って思ってすれ違った瞬間見ると、その時より声が大きくなってて、逆に開き直っててそれはすごいなーと思いますね。逆にテンションあがるぐらい。いけたらいいなって思いますけど…。でもこれから聞かれても恥ずかしくない歌を頑張って作って行きたいと思います。」

尾崎「それじゃ最後は、今日の授業をうけて、黒板を書きたいとおもいます。今回はどっちかっていえば、みんなは“恥ずかしい状況”を送ってくれたのが多かったですね。では黒板をかきます。恥ずかしいというのを別の言葉で表すとしたら…。もう書き順が違ってこの時点で“恥ずかしい”んですけど(笑)それじゃあはい!書けました!!!」

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尾崎「その遡って見たカキコミが“恥ずかしい”とかもそうだし、お母さんがずっと見守ってくれてるのが“恥ずかしい”とか、とくにカキコミ見て恥ずかしいとかはそうだけど、自分が前に進んでるからこそ“恥ずかしい”っていう。だから視点を変えたらすごくいい事だなと思います。恥ずかしく感じるという事は、その場で人と話してて恥ずかしいと思う事も、もっとうまく出来たらいいなとか、先に行きたいなって気持ちがあるから“恥ずかしい”って思うはずだから、先に行くということにすごく直結した感情なんだろうなと、この授業をして思いました。」

尾崎「今日は“恥ずかしい”について授業してきましたが、『言葉の窓』次にみんなで考える言葉を発表します。」

【 世界観 】

尾崎「これがね、尾崎世界観というふざけた名前を名乗っていますが、ライブハウスとかで『いやー世界観がいいね』ってすごい言われ続けて、『なんだそれ!』って思ってて、で、世界観世界観って頭の中で“尾崎世界観”って思い浮かべてたら形がスゴくいいなと思って。皮肉を込めてこの名前にしました。本当に分からないです、世界観が。だから教えてください。今回は『君の“世界観”がいいね!』この“世界観”の部分を別の言葉で埋めて送ってください。これいいのがあったらしばらく改名しますよ!」

…ということで生徒のみなさん!!尾崎先生を改名させるべく、“君の○○○”がいいね。の○○○を考えてガシガシ【メール】で送ってきて下さい!それではクリープハイプ尾崎世界観先生とはまた来週。この踊り場で。

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