…タンタンタンタンタンタンタン
今学期もラスト しかしSCHOOL OF LOCK!に春休みはないので(笑)
今日もこの時間屋上に続く階段を登ってきたのは…
尾崎「もう1年経ちますね、あれから。」
…自分の周り、半径3mの社会を考える 社会の講師 クリープハイプの尾崎世界観先生です。
尾崎「1年前、卒業ライブ【マイジェネレーション】を渋谷O-nestに、卒業生250人を招待してやりました。終わってからお花と、クリープハイプが勝手に作ったおめでとうの意味も込めて“大変よく出来ました”って書いてある缶バッチを、来てくれたみんな1人ずつ手渡しで渡したんですけど、以外と大変でしたね(笑)。250人だったんですけど、800人くらい居るのかと思いました(笑)。しかも雨も降ってて、そんな大変な中、みんな待っててくれて申し訳ないなと思いながら…でも、ああやって顔を見て直接話せるのはうれしかったな。色んな人がいて、嬉しそうにする生徒もいれば、多分恥ずかしいのか『ありがとうございました』ってサッと行っちゃう生徒もいて。でも来てくれてるってことは同じ気持ちだろうからそれが嬉しくて、あのときはまだクリープLOCKS!がはじまってなくて…とにかく必死でしたからね!!!やりたい!!やりたい!!!!っていう気持ちで、あのライブも印象的だったなー。そのライブでもここでも話したけど、自分があんまり卒業式に思い出がないというか、印象に残ってなかったから、生徒のみんなにはこのライブを通して卒業を意識してもらえたらなと思って一生懸命やったのを今思い出しました。卒業生のみなさん、改めて卒業おめでとうございます。」
尾崎「今週の尾崎世界観。いやー今週の尾崎世界観っていうか、今週のプロ野球ですよね。もう始まりましたから!いつも花粉と一緒にやってくるプロ野球!!東京ヤクルトスワローズ、今年も一生懸命応援したいと思います!とにかく今年こそは始球式をしたい!!一球だけ!一球だけでいいから投げさせてくれと!!(笑)本当に思いが強いので始球式させてください!!よろしくお願いします!!!」
尾崎「さて!…なんかこの流れから入るとあれですけど(笑)今、SCHOOL OF LOCK!では、【未確認フェスティバル 2015】のエントリーが始まっているそうで、おもしろそうですね。いろいろコースがあって、募集しているコースは4つ!レギュラーコース、曲だけコース、歌うだけコース、そして、未確認コース!未確認コースってなんですか?…なんでもいい?…なんでもいいってなると逃げられなくなりますね。スゴくいい事だと思う。これで出来ないから無理だってことが出来ない訳だから、やろうと思えば何でも出来そうだね。そこまで言われたらやるしかないなって思うなだろうな。」
尾崎「10代の時こういうの出たりしたけど、いい結果が全然出せなくて悔しかったなー。でもなんかエントリーするっていうことは可能性があるってことだから、宝くじを買うのと一緒で、買わなきゃ当たらないって事だから。エントリーしたら、もしかしたら優勝するかもしれないとか、これに出たことでデビューして人気者になるかもしれないって言うあのドキドキした感じを、参加さえすればその権利があるからね、それを味わうだけでもやる価値はありますよね。自分が何かになるかもしれないってドキドキするのはいいことですよね。」
尾崎「ではここでカキコミをよみます。」
私はずっとガールズバンドを組んでいたのですが、今度クリープハイプ先生のコピバンを男子3人に囲まれて結成しました。
今オリジナルも作っているんですが、なかなかうまくいきません。
mikao
女/18/東京都
女/18/東京都
尾崎「クリープハイプのコピーバンド聞いたことあんまりなんだよねー。でもyoutubeとかであがってるのは聞いたりしてますよ、よく。では会った事ないので電話してみます!!」
尾崎「クリープハイプ、尾崎世界観です!」
mikao「東京都 18歳。mikaoです。」
尾崎「元気な声ですね!」
mikao「ありがとうございます(照)」
尾崎「クリープハイプのコピーバンドをやってくれてありがとうございます!ボーカル?」
mikao「はい、ギタボをやってます。」
尾崎「そっか、でも女子の方がいいのかな?キーは。」
mikao「そうですね。私でもなかなか頑張って歌ってる感じなので。」
尾崎「でも男子が全然声がでなくて、頑張って歌ってる感じも可愛くて良くて好きなんですよね。キー高くてごめんなさい!って思いながら聞いてます。あの、コピーしている音源を送ってくれたんでしょ?」
mikao「はい、送りました!」
尾崎「うれしいなー!!聞かせてもらってもいいですか?」
mikao「はい!よろしくお願いします!!」
M 社会の窓 / mikao
…とにかく激ウマ!!
絶対未確認フェスに応募して欲しい!!!という音源でした!
聞いた生徒のみんなも感想もぜひ[ クリープLOCKS!掲示板 ]に書き込んで欲しい!!
尾崎「ありがごうございます。うまい!!!これギター小川よりうまいんじゃない?」
mikao「本当ですか?恐縮です!」
尾崎「(笑)他にもやってくれてるんですか?曲は。」
mikao「そうですね、全曲やりたいってなってて、スコアブックを買ってやってます。」
尾崎「読んだ事なくてスコアブック。自分のスコアブックを出したときは嬉しかったけど、不思議な気持ちだったなー。自分では読み方が分からないから。コピーした事ないんだよな他のバンドの曲。」
mikao「そうなんですか?」
尾崎「そうなんですよ。あのー…なにか悩みがあるって聞きましたよ。」
mikao「そうなんです。コピバンもやりつつ、オリジナルもやりたいなってメンバーと言っててやってみたんですけど、切ない系の歌詞は結構書けたりするなーと思いながら作ってるんですけど、クリープの曲の“社会の窓”とか“身も蓋もない水槽”とかみたいな、気持ちを爆発させるみたいな曲ができなくて…どうやって作っているんですか?」
尾崎「うーん。でも確かに初めはそうだったな。最初作ったときはバラードの曲しか出来なくて…多分作りやりやすいんだと思うなー。寂しいとか、悲しいとか、そういう気持ちが一番書きやすいから。その奥に楽しいとか、嬉しいとか、あとは腹が立つなっていうのがあるから、そういうせつない曲をいっぱい書くことかなー。逆に、それが出てくるまで曲を作り続けて、出尽くしたら、逆にそういう曲が出てくると思うから、自然と。だから、うーん俺もずっとそうだったからな。どうやったらこういう曲出来るんだろうって…。ライブハウスでも『暗いね。』って言われて。」
mikao「えっー。」
尾崎「全然出来なかったなー。」
mikao「そうなんですね。なるほど!」
尾崎「なにか他にありますか?」
mikao「えっと…クリープハイプさんのLIVEは1本の映画みたいになってるなって思ってて、自分も何回かライブやってるんですけど1曲1曲で完結しちゃってて、なかなか繋がってるライブって出来ないなって思ってて。そういうのってどうやって作ってるんですか?」
尾崎「つなぎとかはもうメンバーに任せてて『なんかない?』って聞いてやってもらう事が多いな。うーん、それもさっきの曲と同じでずっとそうだったな、ライブは1曲ずつやるのが精一杯で、昔は1曲終わったら休みたいし。でもだんだんどういうライブが見たいかって言う考えに変わっていって…で、繋げていきたいなーとか、どうするかなって想像したり、でも初めは他のバンドのマネとかしてたな。こういうつなぎいいなーとか、後はそうだね…後は完成した曲に勝手にストーリーつけたりして、完成した曲が始まる前、主人公はどういう気持ちなのかっていうのを考えて作ったりしてたな。これ、でも今クリープハイプも頑張ってそこをやらなくちゃいけないから、お互いがんばりましょう。(笑)」
mikao「はい!ホールツアー楽しみにしてます!」
尾崎「ありがとうございます!他のメンバーの方にもよろしくお伝えください。」
mikao「はい!ありがとうございます!!!」
尾崎「今日は電話をしました。どんどんコピーして欲しいです!よろしくお願いします!!これから【未確認フェスティバル】に参加する生徒のみんなになにか言いたいんだけど…うーん、でも未確認コースって作られたらやるしかないらなー。とりあえず形になってなくても、何とかなるはず!SCHOOL OF LOCK!がなんとかしてくれるはず(笑)不安だったからなー自分もこれ曲になってるのかな?とか、成り立ってるのかな?って。ずーっと思いながらやってて、とりあえず投げかけて、そしたらきっと形にしてくれる人がいるはずだからドンドンやって欲しいなと思います!!」
…尾崎先生がいうとおり、参加することに意味がある!
自分が何かになるかもしれないってドキドキしてみません?
【未確認フェスティバル】の締め切りは、5月6日(水)未確認のその才能待っています!!
尾崎先生とはまた来週この踊り場で!!