* 放 送 後 記 *

社会の声

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タンタンタンタン…
この時間は、SCHOOL OF LOCK!の階段の踊り場から送るクリープLOCKS!
社会の講師 クリープハイプ 尾崎世界観が“自分の周り、半径3mの社会を考える授業”です。



ぎぇぇ〜〜〜!
一平ちゃんの新CMでクリープハイプ先生と広瀬すずちゃんがコラボするだなんて!
知った瞬間驚きと喜びで絶叫してお母さんに怒られました。
CMはすずちゃんは、たげかわいいし、クリープ先生のうたは、爽やかで最高です!
ばりすいとっと〜!
めんたいパワワン
女/18/福岡県




尾崎「広瀬すずさんが出演する“明星 一平ちゃん 夜店の焼そば”の新CMにクリープハイプが楽曲を提供させていただきました。コラボだなんておこがましいですね。後ろで、うっすら、かるーく流れてる程度です。これは、ツアー中に突然お話を頂いて。あ!無事ライブハウスツアー終わりました。来て下さったみなさんありがとうございます。そのライブツアー中、長崎でライブした後に、ホテルで作りました。こんな燃える機会ひさしぶりだなと思って嬉しかったですね。勝負出来るのも求められるのも嬉しいし。メンバーには『ツアーの打ち上げしてください。』と言ったんですけど、1時間後ぐらいに差し入れを持ってホテルの部屋まで来てくれました。打ち上げもしなかったみたいで…。でもその時にもらったアイスをホテルの冷蔵庫においてきてしまって…それが心残りです(笑)。」

尾崎「今日、ガールズLOCKS!で広瀬すずちゃんと須賀健太くんが一緒に授業してましたけど、須賀くんはクリープハイプの武道館LIVEの時に流した映像に出てくれたりしていて…おかしいな…。あいつはこっち側の人間ですからね。道を間違えたんだと思います(笑)。たまたま道を間違えて女子クラスに行ってしまっただけで、本来ならこの薄暗い踊り場に来るべき人間だと思うので(笑)近々踊り場にも来て欲しいですね。」

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尾崎「さらに今日は、お知らせをもうひとつ。クリープハイプのニューシングル『愛の点滅』を5月6日に発売する事が決定しました!今、クリープハイプの“Instagram”で、この『愛の点滅』の歌詞を写真と一緒に毎日1フレーズずつ公開しています。どんな曲になっているか想像してもらえたらなと思います。よろしくお願いします。」

尾崎「掲示板を見ていると、“卒業”に関する書き込みが多いですね。【社会の声】にも“卒業”にまつわる声が届いています。」

RN 悠遠 18歳 兵庫県




尾崎「めちゃくちゃいいですね。悪い意味じゃなく、からっぽな感じがするっていうか…すっきりしてるって感じかな。まだやりかけの事とかあるのかもしれないけど、今、この時間はからっぽになって卒業式に向かうんだろうな…そんな感じがしました。声の響き方もいいですね。卒業式直前の大切な時間に社会の声を録音して送ってきてくれてありがとう。悠遠、卒業おめでとう。」

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尾崎「そして、クリープLOCKS!にも来てくれた事のあるあの生徒からは社会の声…じゃなくて“歌”が届いたので電話をして話を聞いていきたいと思います。もしもし!まずは名前を教えて下さい。」

広瀬「東京都・18歳・広瀬文也です。めがねをかけています。」

尾崎「知ってるよ(笑)。広瀬くんは『百八円の恋』のミュージックビデオに出てくれた4人組の高校生のひとり。このクリープLOCKS!にも初のゲストとして遊びにきてくれました。広瀬くんも今年高校を卒業するんだよね。卒業式は、いつなの?」

広瀬「明日です。」

尾崎「明日か…!今はどんな気持ち??」

広瀬「そうですね。なんか1、2年の時は1年間長いなー。とかよく思ってたんですけど、こうやって終りぎわになるとこの間入学したのにもうか…って思っちゃいます。」

尾崎「広瀬くんは、“曲”を送ってくれたんだよね?」

広瀬「はい、そうです。」

尾崎「このあいだクリープLOCKS!に来てくれたときに約束したもんね。ちゃんと送ってきてくれてありがとう。嬉しいです。」

広瀬「いやそんな。」

尾崎「じゃあ、聞かせてもらってもいいですか?」

広瀬「はい。よろしくお願いします。」

M またね / 広瀬文也

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尾崎「ありがとうございます。普段自分が曲を作って、弾き語りを録音した感じに似ていて身近に感じました。これは部屋で録ったの?」

広瀬「はい。部屋で、小さいギターで録りました。」

尾崎「だからかなぁ?すごく近くに感じました。ありがとう。すごくいい曲でした。」

広瀬「ありがとうございます。」

尾崎「友達、いつもの3人には聞かせたの?」

広瀬「はい。でも思いの外、反応がなかったですね。」

尾崎「(笑)恥ずかしいからだろうね。」

広瀬「(笑)でも先生からダメ出しをうけて、ちょこちょこ曲を変えていったりするんですけど、そうすると『いや、前の方がよかった』とか言ってきたりして。」

尾崎「そうやって遠回しに褒めてくるんだね(笑)」

広瀬「そうですね。それが嬉しかったです。」

尾崎「その気持ち、分かるな(笑)。そういうひねくれた3人だもんね。」

広瀬「そうですね。直接的には言わない3人です。」

尾崎「かわいらしい褒め方だよね(笑)この曲のタイトルは何?」

広瀬「『またね』っていう曲です。」

尾崎「曲の中でも印象的に出てた言葉だもんね。そっか…明日卒業式かー。覚えてないからな印象にないんだよな…。」

広瀬「そうなんですか?」

尾崎「なんか恥ずかしくなって逃げたっていうか…その時は“卒業だ”っていう事を気にしないようにしたかな。だから今、ちょっと後悔してる。」

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広瀬「尾崎先生は卒業アルバムとかに載ってますか?」

尾崎「どうだったかな?載ってると思うけど。」

広瀬「卒業アルバムの一番最後に白紙のページがあって、みんなそこにメッセージを書き込むんですよ。そういう時間が卒業式の後にあるんですけど、みんなにメッセージを書いてもらえる気がしなくて…」

尾崎「(笑)俺が書いてあげるよ、送ってきてくれたら。でも、あの3人は書いてくれるでしょ。あっ!いや書かないのかなぁ…恥ずかしがってね。でも、白紙のままだったらあの3人はあーいう奴だったなっていう白紙になると思うけどね。」

広瀬「意味のある白紙に…。」

尾崎「そう。でも尾崎先生が『書いた方がいいよ。』って言ってたよ。って言っといて(笑)」

広瀬「わかりました!言っときます!」

尾崎「(笑)じゃあ…後悔しないよう、恥ずかしくなるような卒業式をしてください!」

広瀬「はい!思い切ってやってきます!!」

尾崎「それじゃあ。最高な唄でした!また。…あっ、“またね。”」

広瀬「はい。また!」

M 風に吹かれて / クリープハイプ

尾崎「今日は卒業に関する社会の声を聞かせてもらったり、歌を聴かせてもらったんですけど…改めてこうやって卒業について考えてみると、後悔というか“もっとちゃんとこうやっとけばよかったな”というのが自分の中にあるんだなと思いましたね。学校の卒業式って、自分でする事じゃなくて勝手に卒業の時期がやってくるものじゃないですか。大人になったらもう卒業はできないからこうやって卒業っていう節目が迎えられるみんながうらやましいです。
嬉しかった人も、悲しかった人も、怒ってる人も、みんな一緒に卒業するけど、卒業が、いい人はもっとよくなるための、良くない人は良くなるためのきっかけになったらいいなと思います。みんな大事に卒業してください。」

…卒業した生徒のみんな、「卒業おめでとう!」
踊り場から愛をこめて届けます。

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それでは尾崎先生とはまた来週、この踊り場でお会いしましょう。

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