タン タン タン タン
(階段を上る音)
「あっーまた落書き増えてんなー。
これはでもラジオで言えないくらい エロい落書きですね。(笑)
はぁー緊張する。」
尾崎「SCHOOL OF LOCK!の生徒のみなさん。
こんばんは。『社会の講師』クリープハイプです。」
"社会の講師"クリープハイプ先生、初登校です。
尾崎「改めまして、こんばんは。
本日、5月6日から、毎週火曜日のレギュラー講師を担当することになった、クリープハイプ 尾崎世界観です。
今の気持を話そうと思うんですけど、黒板がすべてを物語っていると思います。
あのバランスが凄く悪くて(笑)不安な気持ちが全部黒板に出ています。
スペースをうまく使えてない感じが、大丈夫かな…
この時間もうまく使えるようになりたいんですけどね…がんばります!」
尾崎「あのーこうやって毎週話せるようになるのはうれしいですね。
1週間に1回、気持ちを話す場所があるっていうのは、自分がどういう気持ちか分かるし、これからすごく楽しみです。」
尾崎「今、しゃべっているのは屋上に続く階段の"踊り場"です。
ここにあるのは…落書きだらけの壁と、黒板。
落書きスゴイですよ。
本当にここではいえないようなものばっかりですね(笑)
『踊り場から愛を込めて』というタイトルのアルバムを出した事があるぐらい"踊り場"が好きで、なんか普段人が通り過ぎていく場所だし、そこに座ってるっていうのもすごい好きだし、あとは1人でいれるっていうところですね、基本的には。
あと人が来ても足音で分かるから、逃げれるんですよね。
すぐに上にもいけるし下にも行けるし、すごくいい場所ですね。
どこかに行く途中の場所ではあるんですけど、でもそこで足をとめるということも大事な事だと思うのでぜひお付き合いください。」
尾崎「踊り場から送る「クリープLOCKS!」。
担当するのは…『社会の授業』です。」
尾崎「社会と言っても全然難しいものではありません。
「経済社会」とか「軍事社会」とかいろんな難しいイメージの言葉があると思うんですけど、ここで話している社会というのはもっと小さな半径3mぐらいの社会の話です。
ここでは、「自分」と「誰か」そして、沢山の人の…「声」の集合体を「社会」という事にしていきたいと思います。
学校も、部活も、満員電車も、恋人と二人で過ごす部屋も、ライブハウスも声が2つ以上集まる場所は社会になると思ってます。
そんな社会を考える授業です。
これは教える授業じゃなくて考える授業だと思っています。
一緒にみんなで考えていきたいなと思っています。
ちゃんと教える先生は教室で教えると思うんですけど、ここは踊り場なので、踊り場でやるくらいの授業なので、一緒にみんなで考えていけたら言いなと思っています。」
尾崎「そして…クリープLOCKS!では、生徒の皆さんの、「社会の声」を元に授業していきます。」
教室で、体育館で、教室で、街中で、夜中の君の部屋で。
そこでフと頭によぎった言葉。ずっと考えている事を誰かに伝えたいけど、誰に伝えていいのかわからないその声を飲み込んでしまう前に、"社会の音"と一緒に、送ってきてください。
尾崎「僕は普段曲を作るとき、携帯のボイスメモとかで録ってるんですけど、そういう風に簡単に音を残れると思うので、どんどん送ってきて下さい。内容は本当になんでもいいです。なんだろうな、、。ツイッターでツイートするような感覚で吹き込んで送ってもらえたらなと思います。」
今日は…お手本としてクリープハイプのボク以外のメンバーから「社会の声」が届いているという事なので、聞いてみたいと思います。」
〜ざわめきの音〜
長谷川カオナシ 午後3時53分 オフィス街のカフェにいます
帰り道です。あと、あと6秒速く気づけたら、
もうちょっといい事が言えたかなっていうことが
よくあると思うんですけれども、今日もそれでした。
反省して帰ります。
長谷川カオナシ 21時23分 とあるカフェにします。
電車でスゴイ、スゴイキレイな女性を見たので、
その人の事を思い出しています。
思い出している絵がまとまったら
その人の絵を書こうと思います。
長谷川カオナシ 午後3時53分 オフィス街のカフェにいます
帰り道です。あと、あと6秒速く気づけたら、
もうちょっといい事が言えたかなっていうことが
よくあると思うんですけれども、今日もそれでした。
反省して帰ります。
長谷川カオナシ 21時23分 とあるカフェにします。
電車でスゴイ、スゴイキレイな女性を見たので、
その人の事を思い出しています。
思い出している絵がまとまったら
その人の絵を書こうと思います。
尾崎「あいつカフェ行き過ぎでしょ(笑)すごいな。なんか、あと6秒はやかったらとか、あーいうこと言うんですよね。なんかよく分かんないけどいいなっていう。バンドの中では、ベーシストなんですけど一番フロントマンに近いなと思いますね。ずるいですね。続いて聞いてみましょう。」
〜トイレ流す音〜
えっー小泉拓 えっー14時半 スタジオのトイレにて。
あのフィル難しんだけどかっこいいからやりたいなー
えっー小泉拓 えっー14時半 スタジオのトイレにて。
あのフィル難しんだけどかっこいいからやりたいなー
尾崎「はい。すごいキレイに録れてますね。これはドラムの小泉拓です。声がめちゃくちゃ低いですね(笑)
ドラマーっぽい声ですね。その『あのフィル難しいんだけど』って言ってたフィルだと思うんですけど今日も出来てなくて凄い苦労していましたね(笑) あの、大変なんですねドラマーっていうのはギターがない分場所がすぐ理解出来ないんですよ。ギターだったらコードとかで分かるんですけど、まぁ苦労してますね、でもカッコいいと思うんなら頑張って欲しいなと思います。続いて聞いてみましょう」
〜車が走る音〜
小川幸慈 19時20分 事務所の外にいます。
4人での仕事を終えてこれから帰ります
でも昨日も今日も尾崎1人残って仕事があるけど、
あいつちゃんと寝れてんのかなー。
小川幸慈 19時20分 事務所の外にいます。
4人での仕事を終えてこれから帰ります
でも昨日も今日も尾崎1人残って仕事があるけど、
あいつちゃんと寝れてんのかなー。
尾崎「余計なお世話ですね。(笑)
ちゃんと寝れてませんよ。大変ですよ。本当に。
ちょっとなんか芝居っぽい感じで言ってましたけど、あいつは寝れるだろうから 分けて欲しいですけどね。(笑)
はい。今のはギターの小川幸慈です。
すぐに緊張するんですよね、でもこの喋ってる感じとか愛しくてたまらないんですけど(笑) あと仕事って言ってましたね、スタジオで練習してただけなのに、仕事って言ってました!(笑) すごいなんかカッコいいなと思いました(笑)
ということで、メンバー3人から声をいただきましたが、こんな感じで、すごくハードル下げてくれて、ありがたいですね(笑)
本当にいいメンバーなんですよ、そうやってこの番組が成り立つようにしっかりやってくれてますから、このような感じで、自分の部屋とか外でもどこでもいいんですけど、気軽にとって送って下さい。」
尾崎「今日はクリープLOCKS!がスタートした日でもあるのですが、もう一つ大事な事があります。僕らのニューシングル『寝癖』の店着日! 店着日、一番ドキドキするんですよね、落ち着かなくて何回もマネージャに『どうですか?』って聞くんですけど、なかなか分かんないですよね。あれすごい気になるなー。。だからお願いします! ぜひともCD屋で手にとってください!」
尾崎「社会の講師 "クリープLOCKS!"では、掲示板とメールで、メッセージを受け付けています。『社会の声』も
[ コチラ ]から、届けて下さい。
アドレスは、www.tfm.co.jp/lockロックのスぺルは、エル・オー・シー・ケー!"L"ではじまるLOCKです。
これよく聞いてるやつ! 初めて言えましたね(笑)
校長、教頭が言ってるやつですよ。
ニューシングル『寝癖』の感想も待っています。
あと、踊り場の落書きなんですけど、どんなのかがあるか送って欲しいですね。予想して、お願いします。」
尾崎「そして最後に大事なお知らせ。明日は、クリープLOCKS!スタート!
そして、新曲『寝癖』のリリースを記念してメンバー全員で登校!
この踊り場ではなく! 音楽室からLIVEを届けます。
生で歌いますので。
すごい楽しみですね。あのー絵で見えてない分、音だけで聞くって言うのは、やる方も聞いてくれる方もドキドキすると思うので楽しみしていて下さい。頑張ります
あと夜10時から必ず登校して下さい。
大事な事なんですこれは。後悔しないように必ず聞いて下さい。」