普通にしんどい
Saucy Dog 2025.4.8 火曜日

聴取期限 2025年4月8日(火)PM 11:00まで
石原「最近の僕はですね、必要ないものを買っていたりするわけなんですけども。その中でも、必要ないけどリピートしてしまったものがあって。僕のキーケースに絶対ついてる笛があるんすけど…・『サイレンホイッスル』っていう変な音が鳴る笛で、これが…(石原先生、笛を鳴らす)!」

石原「わかります?この音がちょっと出づらくなっちゃったから買い替えたっていう(笑)。本当にいらなかったんですよ。でも持ってたら、レコーディングとかで使えるかもしれないじゃん!(石原先生、笛を鳴らす!)」
石原「良いでしょ!これがね、いるかいらないかで言ったら、いらないんすけど(笑)。いざという時にね、レコーディングで使えるかもしれないっていう。買い替えたのと同時に、五種類ぐらい新しい笛を増やしました。吹いたら鳥の声がするやつとか色々買いました。曲で使ったことはないけど、これから使うかもしれないし、今作ってる曲がね「もしかしたら合うんじゃないか?」って思って、レコーディングの時に吹こうと思ったら音出なくて「やっべえ!」ってなって。「次のレコーディングの時に買って持ってきますわ」って、合うかもしれないからね。それで買ってきて使わないんすよ。なんか神楽鈴みたいなやつも買って、「これ絶対に音楽に合うから!」って思って買って、レコーディング持ってきて鳴らして、ゆいかと和貴に「いらん」って言われて、そんなんばっかり(笑)。いろんなものを買ってるんすけど、いろんなものが無駄になっていくんすよ!…皆さんはそんな悩みありませんか?」
石原「さあ、まずは『普通に聞きたい』宛てに届いた、書き込みを紹介していきましょう!」
石原先生、こんばんは。ホールツアータイトル『Saucy Dog HALL TOUR 2025 ONE FOR hALL, hALL FOR ONE one TOUR』と決まって、4月からのホールツアーが本当に楽しみで仕方ないです。
このツアータイトルはなんでhが小文字なんでしょうか?気になります。
ささしゃ
福岡県 18歳 女の子
福岡県 18歳 女の子
石原「あのね、“One for all, all for one”っていうことわざみたいなあるじゃん?英語の「1人はみんなのために、みんなは1人のために」みたいな。それの気持ちを持ちつつね、“One for all”の前に“h”足したらホールツアーじゃん!」みたいな。「あ、これホールになんじゃん!」って。でも“H”でやると、“One for all, all for one”の良さもなくなっちゃいそうだったんで、小文字で“h”にして。俺らSaucy Dogで、“one-one TOUR”みたいな。初めてもあったんすよ、ワンマンライブをワンワンライブって言ったり。だから「『ONE FOR hALL, hALL FOR ONE one TOUR』にしたら良いんじゃない?」って、俺が言ったら通った!通っちゃいました(笑)。…というわけで、明日4月9日からスタートする全国ホールツアー、先日タイトルも発表になったんですけども、ぜひみんなに見てもらいたいね!楽しみにしててね!生徒の皆さん、メッセージありがとうございました!」
石原「さあ、続いてですが、こちらの授業をお届けしましょう!黒板を書きます…。」

石原「生徒のみんなの普通を受け止める、Saucy LOCKS!のメイン授業『普通にしんどい』!今「ちょっとしんどいな」と思っている生徒と話をしていきます!…まずは書き込みを紹介します。」
私は4月から高校3年生で、そろそろ進路を決めないといけない時期なんですが、まだ決められていません。
気になることはあるんですが、周りにそれをきちんと伝えられず悩んでます。
せな
京都府 17 歳 女性
京都府 17 歳 女性
石原「なるほど、では早速お話していきましょう!もしもし!」
せな「もしもし、ラジオネームせなです!」
石原「こんばんは!」
せな「こんばんは!」
石原「進路を決めるっていうのは、進学先?それとも就職先?」
せな「附属の大学に進学したいと思っていて。」
石原付属の大学、良いね。ちなみに気になってることっていうのは、もう聞いちゃっても良いのかな?」
せな「舞台デザイン系の学科に行きたくて。」
石原「なるほど。舞台をやってみたいんだ。」
せな「舞台系の仕事に就きたくて、そう思ったのは、ライブとか行ってるうちに、照明とか音響の大切さが分かったので、私もライブを支えるような仕事に就きたいって思ったのと、あとサウシーのライブとかに毎回行くたびに「行ってて良かった」とか何よりも幸せで、そんな人を幸せにできる舞台づくりに関わりたいなって思って!」
石原「なるほどな。それを周りに伝えられてないっていうのは、親とか?」
せな「親には倍率の低い他のコースを勧められていて。」
石原「あ、一応言ってはみたのかな?」
せな「まだしっかりは言えてなくて、ちゃんと伝えられていないです。」
石原「芸大とか?」
せな「そうです。!
石原「そうか!言えてないのは、なんで?」
せな「反対されるのが怖くて、両親は大学への進学を勧めてて、そこがダメだったら、専門とかに行こうと思ってるんですけど。
舞台の学科がちょっと倍率が高くて、だったら初めから低いところに行っといたら?みたいなのを言われて。」
石原「それは、付属の大学がそういうコースがあるってこと?」
せな「そうです!」
石原「すげえな!審査基準っていうか、どんな感じなの?」
せな「募集人数で決まるんですけど、その募集人数が舞台系は多いらしくて。日本画とかのコースだと低めなので、「そっちだったら絶対に行けるからそっちにしたら?」って言われてて。」
石原「まぁでも、親の人生じゃないしな、将来やりたいことだしな。ちなみに日本画には興味あるの?」
せな「やってみたら楽しめると思うんですけど、絵とかが苦手なので、ちょっと不安はあって。」
石原「やりたいことやった方が絶対その方が続くし、楽しいと思うけど。そうね、親に伝えるところから始めたいよね。応援してくれた方が何かとね。俺は親にものすごいお世話になったし、反対されてたんだけど、俺も。最初は母親とか特に反対っていうか、入学してからは「いつ帰ってくんの?」ぐらいの。「音楽って趣味じゃん」みたいな。「帰ってこっちの仕事手伝いなさいよ」みたいなこと言われてたぐらいなんだけど。でも、やっぱり力になってくれるのは肉親だからね、そういう時に。だから結構ね、親には応援してもらえなくとも、ちゃんとやりたいっていうのを伝えた方が良いかもね。」

せな「友達とかにも、自分の意見をうまく伝えるのが苦手なんですけど、石原先生は自分の意見を伝えるのとかで、気にかけてることとかってありますか?」
石原「自分の意見を伝えることで?それは、自分の意見を通したいって思ってることかな?」
せな「自分の想いを、相手に上手く伝える。」
石原「伝えるだけであったら、なんて言うんだろう…、「自分はこういう風に思っていて、こういう風に」って結構先まで想像して伝えちゃうかもな。自分もこうなるためにこうしてみたいな未来を、ビジョンはさ、自分にしか見えないからさ、その人にも一緒のものを見てもらえるように。そうなった時の光景とかも含めて、相手に伝えているかも。そうしたら向こうもさ、ちょっと理解しやすくなるっていうか、共感しやすくなるっていうか、俺はね。」
石原「でも自分の意見を通すための「伝える」は…、意見を通すためでも同じかな。どこにもソースなくても、どこにも全然確信とかなくても、「いや、こうなるから絶対に!」みたいな。「そんなに自信あるなら」って思わせる、絶対良くない方法なんだけどね。でも、そんぐらい強い 気持ちを持てるんだったら、伝える必要性は絶対あって。声に出していくことで、どんどん周りも応援してくれるようになるし「じゃ、俺音楽やりたいから」とか言って。」
石原「例えば、卒業式までに「俺がバンドをやりたい」って1個も言ってなかったら、その後、俺が何してるかみんな知らないわけじゃん。応援も何もないと思うんだけど。卒業式までのところで俺が「バンドマンやるから、ミュージシャンになるから」って言いまくってたら。卒業アルバムに「ミュージシャンなれよ」みたいなことを書かれるわけじゃん。応援してくれる人を増やすっていうか、周りから固めるみたいなのは結構知ってたかも、昔から。」
石原「応援してもらったら自分もまた自信つくじゃん?ポジティブなループを作っていくかな。ご両親も多分心配で「低めの倍率のとこ受けといたら?」って言ってると思うんだけど、せなちゃんの人生だからね。これも1個の将来の選択肢の1つっていうか、分かれ目、分岐点っていうか。これで日本画の方進んで、そのあとに「やっぱり違ったわ」って、舞台の方に進んでも良いと思うし。途中でコースとか変えられたりすんのかな?」
せな「多分、変えられます。」
石原「俺ギターコースで入ったんだけどさ、ギター下手すぎて、弾けなすぎてボーカルコース行ったのね、途中で。判断は早い方が良いかも。大事な娘さんのことだから、多分心配で言ってるから、でも応援してもくれると思うから、絶対に。」
せな「ありがとうございます!」
<M: 現在を生きるのだ。 / Saucy Dog>
石原「良い子だったね、なんか応援したくなっちゃった。多分ね、せなちゃんの雰囲気からすると、ご両親もすごい良い人なんだろうね。よく「親の顔が見てみたい」とか言うじゃない、マイナスの時にね。良い意味で思った、すごい良い人なんだろうなって、ご両親も。だから多分応援してくれると思うし。みんなもせなちゃん応援しよう!」
石原「さて、そろそろ今夜の授業も終了の時間になってしまいましたね。ほんとにみんなも『普通にしんどい話』とかね、『普通にof 普通』もそうだけど、『普通に聞きたい』とかね。いろんな授業あるんで、まじ、めっちゃめっちゃメッセージちょうだい!」
石原「ということで、僕とはまた来週お会いしましょう。普通の講師、SaucyDogボーカルギターの石原慎也でした!」

聴取期限 2025年4月15日(火)PM 11:00まで