RN ボンバーからの依頼
「アルバム制作をふりかえると、どんなPerfumeがいたか?を研究せよ!」
かしゆか「『 LEVEL3 』収録曲の『 ふりかえるといるよ 』から、こういう研究依頼になったのかな?」
のっち「おお〜、面白いね〜!」
かしゆか「確かに今回、アルバム制作は長かった。制作とか言うほどしとらんけどね、私たち(笑)」
あ〜ちゃん「居るだけ。」
のっち「居って、わーっ! て歌うだけ(笑)」
あ〜ちゃん「中田ヤスタカさん様様ですからね。お花もらったけど、こっちから贈らにゃいけんわ(笑)」
のっち「確かに。労おう、いつか。」
あ〜ちゃん「じゃあ、何かある、のっち?」
のっち「わたす?」
かしゆか「わたす?どうした?(笑)」
のっち「わたすはね、アルバム制作をふりかえると、食欲と戦う私がいた!」
2人「(笑)」
のっち「レコーディングスタジオ入るじゃんか。で、レコーディングの順番が大体、あ〜ちゃん→かしゆか→のっちの順番なんよ。1人大体40分くらいかかるじゃんか。そうすると、その間にちょっとずつお腹が空いてくるわけよ。」
かしゆか「そうだね。2人合わせたら80分だもんね。」
のっち「だけど食べたらさ、声出んかったり、なんか詰まったり…」
かしゆか「あります、あります!」
のっち「かと言って、空腹のまま入ると、お腹の音がマイクに入ってしまう。」
かしゆか「のっち、よくお腹鳴るんだよね。」
のっち「だから、お腹が鳴らない程度に胃を満たす。でも、もうちょっと食べたいじゃん。でも、もうちょっと食べると苦しくなるっていう、そこが難しかった。」
あ〜ちゃん「欲とプロ意識のバランスが難しかったと。そんな事があったとは、こちらは知りませんでした。それは私がね、歌を聞いてずっと歌っちゃうと好きになっちゃうんです。で、すごい歌い込んじゃって、練習しちゃうんですよ。そうすると、テクノに合わない歌い方になってしまうっていうのが、元々ありまして。なので、私は一番わけが分からない状態で歌いましょうと。で、一番に歌うんですよね。それでやらせてもらってるので、のっちさんは音覚えるのが一番早いのに、待ってくれてね。」
かしゆか「そんな、のって……」
あ〜ちゃん「のって?(笑)"待って"と"のっち"が混ざってるじゃん!(笑)」
かしゆか「(笑)そんな待ってるのっちのふりかえるお話があるんですけど、待ちすぎてスタジオで寝ちゃうのっちがいた。」
2人「(笑)」
かしゆか「寝たら声出んとか言うじゃん。眠たくても起きてなきゃいけんしと思って私はずっと起きてるんだけど、なんか横の人静かだなと、視界に入る人動かんくなったと思って、パッと見てみたら、スッと寝とるんよ。あ〜ちゃん歌っとる最中に(笑)」
のっち「だから、その食欲との格闘中に、睡眠欲も出て来ると(笑)」
かしゆか「もう欲に支配されとるじゃん(笑)」
あ〜ちゃん「もう歌も覚え終わっとるし、やる事ないんじゃな。」
のっち「そう。もう1回忘れてもいいぐらい時間あるからね。軽くね。」
あ〜ちゃん「それと、レコーディング中、たこ焼き買って来てくれる外国人がいた。(おどろおどろしい声で)ふりかえるとい〜る〜よ〜……」
のっち「(笑)レコード会社の制作の人ね。CD作る時にいろいろ相談したり。」
あ〜ちゃん「中田さんにオーダーとかしてくれて。彼のおかげで、今回のアルバムはここまで振り切った音になったし、ウチらのこの2年間の活動自体も振り切る所まで行けたのは多分彼のおかげもあって。海外の風というか吹かせてくれて、だから今の形になったと言っても過言ではない。スティーブという、見た目は超日本人なんだけど。」
のっち「マインドが完全に外国人(笑)」
あ〜ちゃん「『 Yeah!Yeah! 』みたいな方なんですけど(笑)彼がたこ焼きやら惣菜とか買ってきてくれて、それが印象深いな〜。」
のっち「楽しかった、毎回。」
あ〜ちゃん「今回、母国に帰るという事で、残念ですけど。『 あっちでの仕事はボクに任せてくださ〜い! 』って言ってくれてましたんでね、アメリカの方にも道が開けるんじゃないかなと、楽しみにしてます。」
かしゆか「スティーブの話…(笑)」
のっち「そうだよ! ふりかえるとスティーブだよ!」
あ〜ちゃん「そうなの。彼がいっぱい交渉してくれたじゃん。『 Spending all my time 』出て来た時、ビックリしたもんね。『 あ〜、スティーブ、やっちまったな。オーダー間違ったな。 』って、みんなが思ったよね。だけど、彼の先を見てくれてた考えがあったから、ワールドツアー成功したよね。あの曲が一番盛り上がったもん。やっぱ、言葉って大事なんじゃわって思ったよね。」
のっち「そんな彼がいました、ふりかえると。あと何かある、他に?」
かしゆか「私ね、人じゃないんだけど、ふりかえるとインクの調子が悪いコピー機がいた(笑)」
のっち「ずっといるわ〜!」
かしゆか「中田さんの回りの機材ってすごい最新なのにさ、プリンターだけずっとアナログなんだわ。」
のっち「ウィーン、ガチャガチャガチャガチャガチャ……」
かしゆか「なんか黒が上手く出ないんだよね〜って、青だったり黄色だったりね。読めんわ言うて(笑)。最後の方に、やっと本調子出て来たよね。」
あ〜ちゃん「あ! プリンタープレゼントする?」
2人「いいじゃん!! すごいいい!」
あ〜ちゃん「でもね、ひとつ問題なのは、中田さん、あのプリンターを何であんなに大切に使ってるかって言うと、見た目なんよ。あのスタイリッシュさで選んだらしいよ。」
かしゆか「同じ型で新品あげるのは?」
あ〜ちゃん「それ、いいね。」
のっち「探そう。」
かしゆか「実はね、私たちが歌ってる歌詞カードはいろんな色で、文字がガタガタってなってるやつとか、そういうので歌ってたっていうね。」
あ〜ちゃん「そうだね。ふりかえると、彼はいつもそこにいた。」
かしゆか「湿気と戦いながら(笑)」
あ〜ちゃん「湿気どうにかならんのってくらい、紙シワッシワよね(笑)」
かしゆか「でも頑張ってたわ。」
あ〜ちゃん「愛着わきますね。そんな感じかな。いっぱいいたね。」
RN もっさりもっさりからの依頼
「ふりかえるとシツモンあるよドロップを研究せよ!」
あ〜ちゃん「また、ふりかえるの?」
かしゆか「ウルトラサーバー、『 ふりかえるといるよ 』気に入っちゃった系?」
のっち「今日、『 ふりかえると 』の日か。」
あ〜ちゃん「これ、多分だけど、普通のシツモンドロップだよね?(笑)」
のっち「『 ふりかえるとシツモンあるよ 』って事は、一回ふりかえらないと質問が無いよって事でしょ?」
あ〜ちゃん「めんどくさ!どういう事?後ろ向けばいいって事?その事を振り返るって事?」
のっち「いってみようか。ふりかえると……」
3人「シツモンドロップ〜!!」
今日は、いつものBGMの『 ビタミンドロップ 』ではなく『 ふりかえるといるよ 』が流れます! そして、ふりかえると3人の後ろに質問が……
あ〜ちゃん「ふりかえったらあった!パンパンパンって答えるんだっけ?ゆっくりになっちゃう。」
かしゆか「この曲のテンポにやられるね。」
RN フスの言葉からのシツモン
「Perfumeを研究してから一番大きかった壁は何ですか?そして、それに対してどんな心持ちで向かったのですか?」
のっち「え〜!? もうシツモンドロップの域じゃないね。」
かしゆか「こんな重い話する所だったっけか?(笑)」
あ〜ちゃん「それ、ちょっと『 ROCKIN'ON JAPAN 』読んでもらおう。」
のっち「そうしよう!ぜひ!絶賛発売中! Perfumeが表紙です。2万字インタビューやりました。よろしくお願いします。」
あ〜ちゃん「『 私は産まれた時からあ〜ちゃんでした。 』っていう見出しがあるんですよ。あれ、すごい恥ずかしいね(笑)」
RN さらうどん〜からのシツモン
「単刀直入に聞きます。皆さん、エビフライの尻尾食べる派ですか?」
のっち「……食べない派。」
かしゆか「……食べない。」
あ〜ちゃん「……私、食べない。」
RN tomo100%からのシツモン
「最近、部屋の掃除をしたのはいつですか?」
あ〜ちゃん「さっき……。」
のっち「私、昨日かな……。」
かしゆか「私も昨日……。」
3人「(3人揃わず)ふ、ふりかえると……シツモンドロップ〜……」
かしゆか「グダグダや(笑)」
のっち「曲に左右されるんですね。」
あ〜ちゃん「やっぱ、『 ビタミンドロップ 』の音だと、カンカラカンカラいけるんだわ。」
というわけで、BGMを『 ビタミンドロップ 』にチェンジ!
3人「これこれ〜!」
あ〜ちゃん「(いきなりハキハキと)さあ!『 単刀直入に聞きます! 皆さん、エビフライの尻尾食べる派ですか? 』」
のっち「のっち、食べない!」
かしゆか「かしゆか、食べない!」
あ〜ちゃん「私、食べない!」
3人「シツモンドロップ〜!!!」
かしゆか「すごい! めっちゃリズム感いい!」
あ〜ちゃん「『 ふりかえると 』って言うとゆったり……」
BGMが『 ふりかえるといるよ 』に戻ります。
あ〜ちゃん「(ゆっくりと)『 Perfumeを研究してから一番大きかった壁は何ですか? 』」
のっち「……う〜ん、そうだな……やっぱりインディーズ時代……長くなるなぁ〜……」
あ〜ちゃん「その……ハローキティのランドでやってた時……。テンポ悪いな〜……。」
かしゆか「こういう事になっちゃうってことよね。」
あ〜ちゃん「やっぱ、ふりかえらない方がいいかも。この場合は、普通の『 ビタミンドロップ 』がいいわ。」
かしゆか「そうしましょう! まだまだ私たちへの質問・メッセージ待ってます!」
Perfume研究員への質問は[ シツモンドロップ ]に送ってね!今度は、ふりかえらずに3人がテンポよくドンドン答えてくれる…はず! 質問待ってるよ!