あ〜ちゃん「私たちは今、Perfume WORLD TOUR 4th「FUTURE POP」の真っ最中でして。日本を離れて、アメリカのシアトルにいます。」
のっち「シアトルだよ〜!!!」
あ〜ちゃん「今の現地時間は4月10日14時22分。」
かしゆか「お昼ですね。」
のっち「LIVE前。」
あ〜ちゃん「そうです。これから会場の方に行って、またリハーサルと。」
かしゆか「準備して…」
あ〜ちゃん「…本番を迎えるという感じなんですけど。昨日シアトルに入ってね。」
2人「うん。」
あ〜ちゃん「それで、いろんな事故というか、サプライズというか(笑)」
かしゆか「なんだろうね。海外のトラブルね、よくある。」
あ〜ちゃん「本当順調にいろいろありまして(笑)」
かしゆか「ひと通り経験しまして(笑)」
あ〜ちゃん「その中でニューヨーク、トロント、シカゴ、ダラス。この4つのステージが終わりました。」
のっち「はい。」
かしゆか「初めての場所も結構あるから今回、どんな反応なんだろう?とか、どういうお客さんの…ノリなのかな?とか、受け入れてもらえるかなみたいな不安があったけど、すごいエネルギーで返ってきて。」
あ〜ちゃん「そうだね。」
かしゆか「びっくりした。すごい嬉しかった。自信になった。」
のっち「そうね。今までのワールドツアーよりも、ちゃんとアルバム『FUTURE POP』を聴いてくれてるな〜っていう実感がすごくあったし。あとはさ、日本ではフューチャーベースって、サビに歌詞がない曲ってあんまり受け入れられ…づらいっていうか、まだ…」
あ〜ちゃん「まだね、メジャーじゃないからね。」
のっち「そう。浸透してない感じあるけど、こっちでは本当にメジャーなんだなっていう。」
2人「うん!」
のっち「みんな乗り方が上手で。」
かしゆか「それそれ!っていうやつね(笑)」
のっち「そうそうそうそう!」
あ〜ちゃん「「無限未来」が完全、(リズムを)倍で取ってるよね。」
のっち「乗り方がみんな上手いんだよね。発見だったなぁ。」
あ〜ちゃん「そうだね。中田(ヤスタカ)さんのやりたかったことが、こうやって海を越えてアメリカの地で一番浸透してるっていうのが、ちゃんとやっぱり世界で勝負できる音楽なんだなっていうところに、また勇気とパワーをもらってステージに立っています。」
のっち「はい。」
あ〜ちゃん「ほんでね、まあ、あのー、一生懸命英語とかも。」
のっち「やってるね〜!」
3人「(笑)」
かしゆか「ちょっと頑張ってます!」
のっち「やってるよね!今回頑張ろう!って気持ちでいるもんね。」
あ〜ちゃん「やっぱり何か言葉がほんのちょっとでもね、何か伝わったりすると本当に嬉っしい気持ちになるよね。」
のっち「タクシーの運転手さんとかもさ、毎回すごい仲良くなれてるね。発音とか単語の並びがどうとかじゃなくて、気持ちで仲良くなるんだなって思ってる、最近。」
あ〜ちゃん「そうだね。仲良くなりたいと思う気持ちで、このカタコトな英語を(笑)一生懸命汲み取ってくれてね。一応なんかコミュニケーションは取れてるのかなというね。あと2週間ありますので、その点についてはもうちょっとね、自分たちも身を寄せてコミュニケーションとっていけたらなぁと思いますけど。」
あ〜ちゃん「あとあれじゃね、フリーの時間で結構3人でいろんなとこ行きよるね。」
2人「行ってるね。」
かしゆか「ニューヨークで自由の女神、行ったね。足元まで!」
2人「(笑)」
「ニューヨーク、自由の女神と同じポーズ」
あ〜ちゃん「いや〜うちらアミューズっていうところに所属しとったんじゃったわって」
のっち「そうそう。今変わっちゃったけど、もうロゴがね、完全に自由の女神なんで。」
あ〜ちゃん「そうそうそう。真下から見たね。」
かしゆか「真下から!初めて行った。」
あ〜ちゃん「ね。なんかあの博物館みたいな所も、自由の女神がなぜできたのかっていうことと、どういう風にできたのかっていう歴史をね、学びに行って。いやもう、寒うて寒うて!」
かしゆか「寒かったね〜!!!」
あ〜ちゃん「もうあの船、驚いた〜!」
のっち「ねぇー。」
あ〜ちゃん「船乗ったんよね。」
かしゆか「リバティ島まで行くのにね。なんかフェリーみたいな感じので行くんだけど、外から見ようよって言って、屋上行ったら一瞬で寒くてね(笑)」
あ〜ちゃん「まじ寒い。」
かしゆか「うん、中入ろう!ってね(笑)」
のっち「(笑)」
あ〜ちゃん「ほんまそれ。もう宮島さんとかに行く時に乗るようなフェリーの感じとは全く違うけん。」
かしゆか「うーん!」
あ〜ちゃん「風すごくて、寒うて寒うて。やっぱりね、そういう歴史あるいいもの見に行くのには、こういう風にちょっと大変なことあるんじゃなぁって言ったりして。あと食事も楽しんでるね。」
2人「うん。」
あ〜ちゃん「やっぱアメリカといったらピザと。」
かしゆか「あとベーグルと。」
あ〜ちゃん「ポテトと。」
2人「ポテトと(笑)」
あ〜ちゃん「もうどこ行っても……うーん、 “Where can I find french fries?” って(笑)」
3人「(笑)」
かしゆか「欲しい欲しい、もうポテトが欲しい(笑)」
あ〜ちゃん「”Can I have french fries?”」
2人「“(店員さんが)Two?””Two please.”(笑)」
かしゆか「これで頼んだあとサイズのデカさにびっくりするよね(笑)」
のっち「デカ〜い!!!Too muchだったね〜!っつって(笑)」
あ〜ちゃん「Too saltyね〜!っつって(笑)」
3人「(笑)」
あ〜ちゃん「でもね、美味しいよね。」
のっち「美味しい。」
あ〜ちゃん「なんかやっぱ元気もらえるよね。」
2人「うん。」
あ〜ちゃん「寒いところ行ったり、暖かいところに行ったり、いろいろなんで、寒暖差にはね、ちょっとやられてますけど、気持ちで乗り切ってますね。」
のっち「そうね。」
かしゆか「大体ね。」
あ〜ちゃん「全然、なんか元気にいけてるよね。」
のっち「分かる、うん。体はどうか知らんけど、気持ちは元気!みたいな感じ。」
あ〜ちゃん「そうじゃね。だってさ、じゃあ外出たら寒いけん、ホテルにおろ〜言うて部屋に帰って。よし、じゃあ集まってゲームやろうって言って。……『オーバークック』(笑)」
かしゆか「こっちに来ても(笑)」
あ〜ちゃん「HDMI持ってきたけん、テレビ繋いじゃるわっていうね(笑)張り切ってテレビに繋いで。HDMI3っていうやつ。」
のっち「毎回「3」(笑)」
あ〜ちゃん「「3」ってとこ繋いで。」
のっち「ね、コントローラ持ち寄って。LIVEだけじゃなくて、オーバークックでも、キッチンでも向上心?」
かしゆか「高め合って(笑)」
のっち「(笑)高め合ってますわ。」
かしゆか「1回やっては反省して(笑)」
3人「(爆笑)」
かしゆか「どうする役割?」
のっち「あと日本にいる友達とオンラインで繋げたりとかね。」
あ〜ちゃん「うんうんうんうん。」
のっち「時差あるのに。」
あ〜ちゃん「時差あるよ、あっちは朝!」
かしゆか「朝だったね。」
のっち「早朝にね。付き合ってくれたりして。」
あ〜ちゃん「でね、やったりしてね。あれ、おもしろいよね。」
のっち「楽しい。」
かしゆか「おもしろい。」
あ〜ちゃん「のっちはご飯を炊いてトルティーヤに巻く。」
のっち「うん。とにかく量産する人。」
あ〜ちゃん「で、ゆかちゃんはチョッパーね。」
かしゆか「チョッパーです。食材を出して、切って、焼いての人です。」
あ〜ちゃん「私はモンスターにご機嫌取りながら、提出する人。」
かしゆか「オーダー出して、皿洗って。」
あ〜ちゃん「うん。なんとなく役割決まってきたよね。」
のっち「上手くなってきた気がする。」
2人「ね。」
あ〜ちゃん「1000点超えたりするもんね。」
のっち「ね!気持ちいい!」
かしゆか「あれは嬉しい。」
あ〜ちゃん「あれ、三ツ星だけじゃ、また満足できなくなってきて。」
のっち「わかる。」
あ〜ちゃん「五ツ星ぐらいまで作って欲しい(笑)」
のっち「(笑)ちょっとね、アップデートしてほしいよね。」
あ〜ちゃん「ね〜。」
のっち「どうしてもクリアできんステージが1個あって。」
かしゆか「そうなのよね。」
のっち「それも日本からずっと課題なんだけど。」
あ〜ちゃん「あれ、4-6ね。」
2人「4−6!」
あ〜ちゃん「あれ、ほんまむずい。」
かしゆか「どう頑張ったって。上手くいっとんのに。」
あ〜ちゃん「二ツ星まではいっとんのに、三ツ星行けれんね。」
のっち「そうなんだよ。」
かしゆか「無駄ないはずなのにね。」
2人「うん。」
のっち「なかなかそれができないからって、ちょっと簡単な面に行って、1000点超えして、ハァ〜!気持ち良い!これよこれ!」
3人「(笑)」
かしゆか「は〜!嬉しい!」
あ〜ちゃん「勇気もらってる(笑)」
のっち「未だ行けず。」
あ〜ちゃん「4−6撃沈。」
3人「(笑)」
あ〜ちゃん「おもしろいね(笑)ゲームもね、やってますよ。」
のっち「変わらずだね。そこはね。」
あ〜ちゃん「まあでも、やっぱり音楽がちゃんといい風に伝わってるんだなっていう喜びと、歌ってくれたりもしとるけんね…伝わっとるなっていう実感もあるんだけど。なんかね、LIVE中ね……自分に負けそうになる……気持ちっていうか。あ〜いけんわ、これ伝わったとらんわ……みたいな風に思っちゃう瞬間ていうか、それが日本だったら間違えちゃったりとか言い間違えちゃったりしても、自分の責任だし自分で取り返せばいいって思う、自分たちでどうにかしたらいいっていうの思えるのに……なんででしょうね?やっぱりそれを補足する言葉や補える言葉を知らないからかなぁ……もう、この世の終わりみたいに(笑)」
3人「(笑)」
あ〜ちゃん「やらかしてしまった!みたいな、こう……落ち込む気持ちみたいなのと闘う……自分と闘うあの時間が、どうにもこうにも必ずライブ中にあって。うーん、あれは何かやっぱり…今、一生懸命闘ってますけどね。どんなに練習しても本番になったら真っ白になるのはなんでなんだろう。」
かしゆか「なんだろうね、あれ。不思議。」
あ〜ちゃん「不思議でしょうがない。」
かしゆか「たくさん練習してね、自信付けたはずなのに、いざ本番でね、お客さん目の前にすると急に自信無くなって。」
あ〜ちゃん「ありゃ、不思議だなぁ。それって自分たちもいろんな場面で経験してきたじゃないですか。ステージに立って武道館や東京ドーム、はたまた学園祭とか、ライブハウスもそうだし。大学の時の自分の発表する場、いろんなポインタ使ってさ。やったりしたじゃん。」
のっち「うん。」
あ〜ちゃん「ああいう時にもたくさん経験してるはずなのに、どうして慣れないんだろうね。不思議と……なんか真っ白になっちゃって、無くなっちゃうんだよね。」
のっち「うん。」
あ〜ちゃん「でもなんかそのポーンって無くなっちゃった時に、自分を試されてるような気がして。なんかそういう時、出るよね、自分の魂が。もう魂の叫びが。」
2人「(笑)」
あ〜ちゃん「いけん!そんなんじゃいけん!って。打ち勝ちたいですけどね。今日はシアトル。そしてCoachellaもね、時間が発表になりました。」
のっち「なったね。」
あ〜ちゃん「見方がちょっと難しいんだけども。」
かしゆか「びっくりしました。朝8時半?!って思って。あれあれ?って思って。」
あ〜ちゃん「日本と逆にね、書かれてるから。」
かしゆか「下の方から読んでいくんだよね。びっくりした。でも嬉しかったね。ああやって名前が載るって。」
あ〜ちゃん「嬉しいね〜。Gobiステージで。アリアナさんとは被ってなかったんで。」
のっち「聴きたいっす!」
かしゆか「観れますかねぇ?」
あ〜ちゃん「観れるかな〜!」
のっち「観に行きたいっす!」
あ〜ちゃん「まずは自分たちのステージにベストを尽くしてね、臨みたいと思います。これからもまだまだいろんなことあると思いますが、こっちは元気にやってますので、……とにかくエールを送ってもらえたら、力になるんでよろしくお願いします。」
あ〜ちゃん「じゃあ、この後もしばらく海外から研究お届けしま〜す。ということで以上……」
3人「Perfumeでした!」