* 放 送 後 記 *

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たくさんの生徒からの依頼
「2017年11月8日21時に起こったことを研究せよ!」

かしゆか「ただいま!」

のっち「ただいま!」

あ〜ちゃん「おかえり〜!」

3人「いぇ〜い!(拍手)」

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あ〜ちゃん「あれから今、初めて会ったね。本当のおかえりが、ここだったね。すごいね。生徒のみんなも、ご覧頂けたでしょうか。11月8日、先週の水曜日21時から行なったdocomoさんのプロジェクト『FUTURE-EXPERIMENT VOL.1』、こちらとコラボレーションさせてもらって、パフォーマンスしたんですけど。」

のっち「配信しました。生配信。」

かしゆか「(流れてきた『FUSION』を聞いて)もう、この音。ドキドキする。思い出しちゃう(笑)

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あ〜ちゃん「頭の耳の上のとこ、サワサワってし始める(笑)。docomoさん、本気よ。本気見たね。中身は、のっちがニューヨーク、かしゆかがロンドン、私あ〜ちゃんが東京。で、この東京からニューヨーク、ロンドンは、1万キロ以上離れてるんですよ。なんだけど、同時にパフォーマンスして、3都市を通信で繋いで、タイムラグなく同期させて、全世界に生中継したと。」

のっち「これ、本当にすごいことで、電話とかで話してても遅延あるじゃん。それが、同時になるわけないのに。」

あ〜ちゃん「みんな、そこは承知の上で、中継繋いでたじゃん。」

かしゆか「ニュースとかも、『ニューヨークの○○さん!』とか言っても、その分、待ちますみたいな気持ちで話してるもんね。」

あ〜ちゃん「『○○さん!』……『はい、こちらです〜!』あるな〜って(笑)」

かしゆか「それをなくして、全く同じタイミングで、同じものをパフォーマンスするっていう挑戦をね。すごいよね。」

あ〜ちゃん「見てもらった人は分かると思うんだけど、画面上の中で、東京の部分と、ロンドンでカッティングされてる部分と、ニューヨークでカットされてる部分があったりして、それが音と合わさって、三角形に切られてたりとか、いろいろ画面が変わっていくんだけど、あそこで踊ってる私たちと後ろの背景は、ライブの今やってるものが中継されてたと。」

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のっち「ああいうCG使ってとかの映像作品作る時って、必ず4Dで事前に収録したりするじゃん。」

あ〜ちゃん「緑色のスタジオで、すごい数のカメラの中で踊ったりとかポーズしたりして、4Dのデータを撮るのね。」

のっち「そのデータを使って、本番もパフォーマンスするんだけど、今回、何にも撮らずに、本当に生の私たちだけで作った

かしゆか「全部リアルタイムでね。なんか、この説明がなかったら、『事前に収録されたものなんだよね?』って思っちゃうくらい、1万キロ超えてる距離を感じさせないパフォーマンスのピッタリさ。自分たちでも見てビックリしたよね。」

あ〜ちゃん「ほんまにドン引きよ(笑)。練習めっちゃしたよ。」

のっち「死ぬほどした。」

あ〜ちゃん「ほんまに今までの中では、1、2を争う練習量だったと思うけど。」

かしゆか「今までにないシビアさだったよね。」

のっち「時間もなかったしね。」

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あ〜ちゃん「遅延があるわけで、リハーサルもその場に入ってカメラワークとかが全部決まってるわけじゃん。カメラの位置も全部決まってるし。けど、何回やっても、1センチとかほんのちょっとのズレで、全然合わなくなってしまったじゃん。じゃけえ、当日もずっと練習しとったし、あんなに合わせるってこんなに大変なんじゃって思ったのは初めてだったかも。」

のっち「その場で同じ映像を見て共有してるわけじゃないから、画面越しに、『もう少し重心真ん中だね。』とか。」

かしゆか「中継繋ぎながら、お互いをテレビに映して、お互いに手元に映像も見ながら、『ここの今のそこの角度!』って言って、『どこどこ?』って(笑)」

あ〜ちゃん「そこを繋いでる時は、docomoさんの技術使ってないから、めちゃくちゃ遅延あるのよ。だから、『それそれ!』って言ってる時には、体の角度変わっちゃってるんで、『え?これ?その1個前の!どれ?』みたいな(笑)。本当に合わせるの超大変で。距離も離れてるんだなって。実際、私は東京でしたけど、ロンドンとニューヨークどうだった?」

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かしゆか「ロンドンは、独特な雰囲気。なぜか本番になって、本番前に、『急にNTT docomoの副社長さん来ますので。』って。『やめて!』って(笑)」

あ〜ちゃん「拠点は東京だったから、基本的に偉い人とか関係者の方々は、みんな東京に来てたんで。」

かしゆか「担当してくれてる人だけがいると思ったら、急に本番になって8人くらいゾロゾロゾロって。本番、妙な緊張があって(笑)。あとは、外国人のスタッフの方もたくさんいたし、ライブ会場でやってたの、私。そのライブ会場にステージには立たずに、客席の床に三角を置いてやってたんだけど、スタッフさんがステージにいて、自分が下にいて、それもすごい不思議な感覚で。で、やっぱり2人がいないってのが違和感あって。何度もこの形で一人で練習してるのに、本番になった時の、『なんだ、この体のぎこちなさ!?』みたいになって、すごい緊張した。でも、あの三角に入ると、3人の世界な感じがあって。三角の中では、3人でひとつだから無敵みたいな気持ちになれて、そこの中だけ安心できた。」

あ〜ちゃん「そうじゃね。そこの中は、スタッフさん入ることなかったし、先生もむしろ入ってなかったから、確かにウチらの聖域みたいなとこあったかもね。ニューヨークは?」

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のっち「ニューヨークも、人数は少なかったんだけど、パフォーマンスしてない時はニューヨークのスタッフさん達と仲よく、朝早かったから、『おはよう。よく眠れた?』みたいな話しながらやってたんだけど、マイクとイヤモニ付けると、ニューヨークにいるって感覚はそんなになくて。ライブの時も、ちょっと遠く離れた所で、マイク使ってお話したりするじゃん。出る所違ったりして。その感覚。」

あ〜ちゃん「ロンドンもそうだった?」

かしゆか「確かに、マイクで話して2人の声を聞いてると、3人でいる感じがすごいして、あまり周りは気にならなくなってくるっていうのはあった。」

あ〜ちゃん「確かに。それは私も、リハーサルの時からそうだった。東京もそうだった。ただ、時間が、東京は朝の9時入りで夜の9時からだったんですよ。朝からやってって。ロンドンは何時だったんだっけ?」

かしゆか「ロンドンは、夜12時入りの昼12時スタート(笑)

あ〜ちゃん「すごいよ。夜中中ずっとやってたってことだよね。ニューヨークは?」

のっち「ニューヨークが、夜7時入りの朝7時本番。」

あ〜ちゃん「それもヤバイね!(笑)間ちょっと時間あったじゃん。2時間か3時間くらい。本番前。あれはどうしとったん?」

かしゆか「あそこは、もう寝たら危ないと思って、一旦ホテル戻って、スタッフさん達と朝食食べました(笑)」

あ〜ちゃん「ロンドンの朝食!(笑)ロンドンは、チームがめちゃくちゃ元気だったっていうウワサ聞いてて。中堅どころの女子たちが騒ぎまくってって。」

かしゆか「もうパワフルでパワフルで。本番終わっても、寝ないで遊びに行くっていう(笑)」

あ〜ちゃん「すごいよね〜!(笑)」

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のっち「ニューヨーク、めちゃくちゃ労ってくれるから、『ちょっとでも寝といた方がいいよ。』って(笑)。労ってもらって、30分とか1時間だけちょっと寝たりとか。『あ!顔元気になった!』みたいな。やさしさ(笑)」

あ〜ちゃん「基本、顔色悪いから、のっちは(笑)。それを仕切ってるのが、もっさん(マネージャーの山本さん)だから、もっさんも顔色がすごい悪いから。みんな心配(笑)。やっぱ空気感違うね。東京は、スタッフさんの数も多いし、知ってる顔も山ほどいるわけよ。その中で、一人だってこと自覚はしてるよ。けど、一人だってのを自覚し過ぎると、立てなくなるなって分かってたから、その企画を最初に聞いた時から、そこをあんまり考えないようにしてた。練習してる時とかも、急にお尻の所とかがサワサワって、『ヤバイ、一人じゃん!』って。なんか柔らかい所が鳥肌立ってくるんだよね、そういうのを自覚し始めると。っていうのが、スタッフさんに会えば会うほど言われるから、毎回、柔らかい所が鳥肌立って、『そっちに引っ張られるな!』っていうので、結構必死だったの。
でも、リハを朝やったじゃん。 その時に、docomoさんとかの偉い方達が、スーツ着てバシバシで来たわけよ。あちら側も、急にパフォーマンス始まるから緊張しとる。バッキバキなわけ。客席バッキバキ(笑)。スタッフも、『うまくいくだろうか。リハーサルはちゃんとやりたいな。』みたいなバッキバキ。で、こっちも、一人だって気持ちに引っ張られちゃダメだっていう精神でバッキバキ。リハーサルから、もうメラメラな状態で、目飛び出ながらやったわけよ(笑)。終わった時に、体がフニャフニャになっちゃって、本番どうなっちゃうんだろうって、実は思ってたけど、どうなっちゃうんだろうとか言うと、全部が下に、目も下に下がって、口も下に下がって、涙が出てきそうだったから、自覚しないようにしてたわけ。その時3人で、ずっとイヤモニで話してたじゃん。あれは、本当に支えられた。あれで、落ち着けたっていうか、一緒だからって思った。絶対気持ちは一緒だしって思ってだし。だから本番終わった後で、マジでブワーッてなったよね。」

かしゆか「なった!」

あ〜ちゃん「『言わんようにしとったじゃん!』みたいな。でも、『良かったね。終わったね。出来たんだね。』っていう。終わった後すぐ、LINEの顔見れる電話繋げたんよね。先生とPerfume3人で。親も見に来てくれとったけん、ゆかちゃんのママものっちのママも東京に来とって、娘が生で見たいじゃろうに、人の娘見て。中継の三角形に映ってる娘を見て(笑)。でも終わった後、泣いとったよ。『すごいの乗り越えとるね〜。』って。『すごいことを、あんたらやったんよ。』って。」

のっち「乗り越えた感あったよね。」

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あ〜ちゃん「あったね。嬉しかったよ、本当に。こういう技術は素晴らしいし、こんな風に同じ時を過ごせるんだっていう進化に対する感動はあるけど、それによって、やっぱり本人に会いたいなとか、やっぱ本人と一緒にパフォーマンスしたいなとか、そういうアナログな部分にまた惹かれる部分もあって。だから、普段の生活もまた特別に感じるし、当たり前ってないなって思いました。じゃあ、生徒のみんなの書き込みも紹介する?」



世界生配信凄かった!
時差、1万kmの距離を感じさせないぐらいの3人のシンクロ感が凄くてまさに距離を無くせてました!
新曲FUSIONは3人のダンスにリズムに鳥肌が立ちました!
挨拶も2回目で合わせてくるのが3人の一体感を感じました
ぱふゅモン15号
男性/18/宮城県




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かしゆか「パフォーマンス後にトークしたんだよね。技術を使わずに、普通にトークをするのは、もうひどかったね(笑)」

あ〜ちゃん「1回目は、事務所の意向で無理やり組まされた駆け出しのアイドルみたいな挨拶でしたけど(笑)。2回目は、 docomoさんの技術をなしで、遅延を操るという(笑)

かしゆか「自分たちで、お互いの距離なんとなく読み取って(笑)」

あ〜ちゃん「『1回目で何となくこうだったよね?』みたいなのを読み取ってやるっていう。」

のっち「あれ、すごかったよね!東京合わせだから、ニューヨークとロンドンは分かんないんだよ。」

あ〜ちゃん「だから、完成形が分かってなかったってことだよね。」

のっち「すっごい、食って入ってたから。」

あ〜ちゃん「どれくらいの感じだったの?」

かしゆか「あ〜ちゃんが音頭取りますって、『せ〜の!』って言ってくれたら、『せ』くらいで、『かしゆかです!』って。」

あ〜ちゃん「そうなんだ!」

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かしゆか「あ〜ちゃん、今言ってみて。」

あ〜ちゃん「音頭取ります。自己紹介します!せ…」

かしゆか「かしゆかです!みたいな。」

あ〜ちゃん「私はそこで、『かしゆかです!』ってのが来てから、『あ〜ちゃんです!』って言ってる。のっちは?」

のっち「やってみて。『せ〜の!』から。」

あ〜ちゃん「せ(〜の)…」

かしゆか「かしゆかです!」

あ〜ちゃん「あ(〜ちゃんです)…」

のっち「のっちです!3人合わせ…」

3人「Perfumeです!」

あ〜ちゃん「え〜!?やっば〜い!」

のっち「今の、完璧な再現。」

あ〜ちゃん「すごくない!?マジで!?(笑)」

かしゆか「この食い気味(笑)」

のっち「仲悪いよね(笑)」

あ〜ちゃん「合わせるつもりないよね。自分が自分がだもんね(笑)」

かしゆか「1万キロ離れたらピッタリ合うっていう。」

あ〜ちゃん「そうだったんだ。こっちでは、キレイに出来てたよ。」

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のっちまだ、VOL.1だったから、今回。

あ〜ちゃん続きがあるのかな?では、皆さん、感想の書き込みをありがとうございました!この日のパフォーマンスの映像は、現在、docomoのYouTube公式チャンネルで公開されてますので、皆さんぜひ見てみてください!





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PerfumeとNTTドコモのコラボプロジェクト『FUTURE-EXPERIMENT VOL.1 距離をなくせ。』生配信を見てくれた生徒のみんな、たくさんの感想書き込みありがとう!みんなの感動と興奮が伝わりました!今日は、そのパフォーマンスの裏側が見える貴重な授業だったんじゃないかな?
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まで!待ってます♪

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